YAMAHA AG03を使って、自分のプレゼン音声をモニターする

今までは自分のZOOMプレゼンの音は、通常は聞こえないので、モニターしないでやってきた。そんなに長いプレゼンはやってなかったので、それで乗り切って来た。先日のBMDのセミナーはちょっと長め(それでも25分)ということで、別アカウントで入り、要所要所で音声をモニターした。その時に、ヘッドフォンを付け替えたりするのがスマートじゃないなと思っていた。

特に動画流したりすると、動画の音は鬼門なので、モニターは必須といえる。動画の音が確実に視聴者に流れていることは、通常の方法では確認不可能。なので別アカウントでZOOMに入ってモニターする必要があるのだ。

とりあえず最初のシステムができたので紹介する。

この構成のポイントは以下。

●自分の声、動画音声は遅延なしの音をモニターでき、かつ配信音声をモニター可能にする。(Ver1では、動画音声の配信前音声はモニターできていない)
●日常のPC使用時とZOOMプレゼン時に配線を変更しない様にする。
●ヘッドフォンは、プレゼン中に付けっぱなしにする。オーディオ切替機で音声を切り替えて確認する。

[各機器の役割]
AG03:マイク音声の入力とモニター
     ZOOM参加者音声の返しとモニター
     iMacには音声はループバックしない。参加者音声を受け取るだけ。
オーディオ切替機:以下の切替
     AG03のミックス音声(自分と参加者の声)のモニター
     iPhoneXの配信後音声のモニター
    (普段は、iMacとスピーカーを繋いで通常のオーディオを再生)

スクリーンショット 2020-10-22 20.11.00

▼切替機:B Baosity

画像2


[今後の予定]
動画音声を配信前にモニター出来るようにする。今のところ、ATEMminiのHDMI OUTからの音声をAG03のLINE 入力する方法を検討している。

[備忘録]
●AG03からの音声をLINE OUTしてDC-G99に入れて音声をHDMIエンベッドした方が映像遅延の問題がない様なのだが、フジパーツの 抵抗入オーディオケーブルFVC-334Rを使ったところ、ハムノイズ満載で使い物にならなかった。FVC-334Rを使ってATEMminiのMICに入れてテストしてみたが、多少ましになった程度。FVC-334Rはイマイチ使えていない。
●とりあえずATEMminiの映像遅延はフレーム4と7のディレイを比較して、ディレイ7を採用。ATEM Software Controlのオーディオタブから設定可能。
●オーディオ切替機は、下記を購入。中国から送られて来るので2週間ほどかかります。https://www.amazon.co.jp/gp/product/B081VR9LRW/
オーディオ専用機を買うほどではない、ZOOMのモニター用なので、この程度で問題なし。切替機由来の雑音は気にすることなないと思っています。
●細かな話ですが、入力切替を1にAG03、2にiPhone、3にiMac音声をセットしてあるのは、ZOOM時は一番下の1と2だけを使い、切替ミスを防ぐためです。意外に今どこに切り替えているのか直感的に分からないダイアルデザインになっています。

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