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のど飴ってゆっくり舐めるから意味があると思ってた

11月20日(月)

お客様感謝デーなのでイオンに行った。
週末食べ過ぎたから今日はお惣菜は買わないぞ、買わないぞと口の中で唱えていたのに、気が付けば海苔弁を買っていた。ブラックフライデー用の「黒すぎる海苔弁当」という商品で、包みも中身も黒かった。海苔弁と見たら買わずにはいられないのでつい…。
週末お酒飲み過ぎたから今日はお酒は買わないぞ、買わないぞと口の中で唱えていたのに、気が付けば「本搾り(グレープフルーツ)」を買っていた。週末にグレープフルーツ味の缶チューハイを飲み比べしていて、そのとき本搾りは試してなかったのでつい…。
家に帰り、「そうは言っても全部食べなきゃいいだけのハ・ナ・シ」と思っていたのに、気が付けばすべて食べ尽くしていた。お腹が空いていたのでつい…。

食べ過ぎてはいけない、お酒を飲んではいけない、中国語の勉強をしなくてはいけない、今日こそジムに行かなくてはいけない、とこの半年毎日思っているのに、どれひとつとしてできていない。
僕はずっと自分のことをストイックだと認識していたのに、全然そんなことなかった。

フジパンの「生かぬれ」がおいしかった。(321kcal)

11月21日(火)

通勤電車のお供にしていた荻原浩『オロロ畑でつかまえて』(集英社文庫)を読み終えた。
変な順番で読んでるけど、これこそが荻原浩のデビュー作。面白かった〜。映画を見てるみたいだった。

「ツムラ」「和漢」「高麗人参」…と言われたらなんか効きそう…と思って買ったのに、パッケージの裏面にもどこにも「自然と健康を科学する 株式会社ツムラ」の記載がなく、商品名の「ツムラ」は意味のない飾り?と不安になったけど、ちゃんとツムラの公式サイトにも載ってる商品だった。さらにちゃんと見たら、封を開けるときに切り離して捨てた部分にツムラのロゴが載ってた。ツムラは自分の存在をひた隠しにしたいのか?

のど飴が欲しくてスーパーマーケットに行ったら、上の画像の商品があり、なぜか「かめる(噛める)のど飴」だと思って喜び勇んで買い、いざ1粒口に入れて勢いよく噛み砕こうとしてガリっと歯を痛めた瞬間に自分の読み間違いに気付いた。
レジに並んでる間、のど飴ってゆっくり舐めるから意味があると思ってたけど、僕みたいに飴をすぐ噛みたい人向けの商品も出たんだ〜とのんきに考えてたのが馬鹿すぎる。
味はおいしかった。

めんつゆ:酢:油=1:1:1で混ぜて作るめんつゆドレッシングを水菜にかけて食べた。
ちりめんじゃこを混ぜたかったけど、そんな贅沢はできないので、カニカマで我慢した。

11月22日(水)

漫画「きらりんレボリューション」をアニメ化した際に、主人公のアイドル・月島きらりの声優をモーニング娘。の久住小春が担当した(2006〜2009年)。
アニメの声優だけではなく、劇中歌も歌い、久住本人が月島きらりとしてテレビに出て歌ったり踊ったりしていた。(当初、きらりんレボリューションも久住小春も知らなかったけど、井出卓也がライバルのアイドル役をしていることからこのアニメの存在を知った。井出卓也は元てれび戦士のあのイデタク。僕のてれび戦士への執着はまた別の機会にお話しさせてください)。

上の「チャンス!」を聞いてもらうと分かるけど、月島きらり starring 久住小春は「アニメ声」というのか「アニメ塗り」というのか、全てが原色ベタ塗りの歌い方で、本当にアニメの中のアイドルみたいですごい。
なのに全然わざとらしくなくて更にすごい。「わざとらしくない」は「自然体」の意味ではもちろんない。あんなぴょんぴょん跳ね上がる歌声は一見わざとらしい。
でも、その「わざとらしさ」への申し訳なさ・気恥ずかしさ・ためらいを一切見せず、人間・久住小春を完全に圧し殺してアイドル・月島きらりになりきっていて、かつ視聴者に「なりきっている」と全く感じさせていない、から全然わざとらしくない。
加工品(アニメ)×加工品(アイドル)の答えとして最適すぎる加工品(歌声)。
特に1分52秒あたりの「ここ掘れワンワン、ゴールドラッシュ!?」のところはすごすぎる。「ゴールドラッシュ!?」の部分だけでも聞いてほしい。

歌詞もいいよね。
「チャチャチャンスどれだけ変わっても、チャチャチャンス変わらず見ていてねキラキラのこの先の道を歩くわ、あなたとね」とか「今日までの毎日にさよならを告げるわ」とか、解釈はいろいろできようけど、「アイドルデビューすることになった女の子が、同級生の平凡な男の子(彼氏)に向かって、あなたと別れはしないけど私は芸能界に染まりますと宣言する歌」と僕は解釈して聞いている(多分そのあと2人は別れる)。
逆木綿のハンカチーフみたいな、逆TVの国からキラキラみたいな、とにかく「住む世界の違う2人」モノ、「片方が置いてかれる」系に弱いんです、僕。

最後にもう一曲お聞きください。
Milky Way(月島きらり含めた3人のアイドルユニット)で「アナタボシ」。
これこそが、月島きらり starring 久住小春の「アニメ塗り」の歌声が存分に楽しめる曲だと思っている。
特に50秒あたりからの部分、
のえる「〽︎1人だけじゃ切ない気持ちも」
きらり「〽︎ふたりぃ、でぬゎらぁん、分け合えるぅん」
こべに「〽︎3人なら背中を押されて」
と、きらりちゃんの圧倒的なアニメ×アイドルっぷり。1人だけフォントが違う。ともすれば普通のアニメが急に変な3Dアニメに変わったようなちぐはぐ感。実写ドラマに急にアニメキャラクターが登場したみたいなコラージュ感。逆「あたしンチ」のメンチカツ状態。
でも、月島きらりはこうでなくっちゃ。
やっぱり最後にもう一曲。

冒頭30秒がすごすぎる。真似して歌おうとしてもこんな風にキュートにならず、エンタ芸人みたいになってしまう。

大学4年生のとき、卒論からの現実逃避で「アナタボシ」の振り付けをひとりで踊っていたら同級生に「ねえ大丈夫?」と本気で心配された。そんな思い出もある一曲。

11月23日(木)

サントリー「シップスミス」というロンドンドライジンを少し前に買って、ちょっとずつ大事に飲んでいた。
キャップ部分が蝋(多分)で固められていて、それがとても臭かった。「酢酸カーミン」という単語がパッと頭に浮かんでシュッと消える刺激臭だった。理科室の水道の勢いが強くてそこら中に跳ね飛ぶ嫌さも思い出した。そのせいか、「ボタニカルの風味」が「薬品臭さ」に頭で変換されてしまい、手放しでおいしいとは思えなくなってしまった。
関係ないけど、中学3年の理科の時間に、理科室で顕微鏡を覗いていたら、後ろから近付いてきた大賀くんに背中をつつ…と撫でられ、「あン…」と声を出してしまったことがある。これが生まれて初めて「感じる」を味わった瞬間だった。それ以降、クラスの男子は僕の背中を狙い、僕を感じさせるのがちょっとしたブームになった。

このシップスミスの前に買った宮ヶ浜蒸溜所の「指宿ドライジン Unbirthday」は手放しでおいしかった。全然どんな味だったか覚えてないけど、おいしかったのは強く心に残っている。
それはおいといて、シップスミスまだあるな〜と思って今日のお昼に飲もうとした、その時――!

まだあると思っていたのは、液体ではなく、厚い厚い厚いビン底だったのだ!
運搬や品質管理や保存のために必要な厚さなんだと信じたいけど、すごく騙された気分になった。大しておいしくもないのに上げ底って。
あなにくし、サントリー…。

そうそうそう、倒してもこぼれないから安心ね、ってコラ!

11月24日(金)

よく分からないけど、今年から愛知県民の日が作られ、愛知県民の日は今日ではないのに今日が学校が休みになった。その関係で職場に人が少なく、昼休みに外に出ると子連れが多かった。暖かそうな格好をしている子供はかわいいなあ。

来年度からの社員証のための写真を撮る日だと思って、髭を逆剃りにしてまできれいにしてきたのに、今日じゃなかったらしくて残念だった。

夕方になってめちゃくちゃ気持ち悪くなった。頭も痛い。セブンイレブンで買った杏仁豆腐味のチョコレートがたった1粒でコーヒー2杯飲めるくらいに甘くておいしくて、調子に乗ってコーヒーをジャブジャブ飲んだせいかもしれない。
「愛知県、石川県、三重県、福井県、岐阜県、福井県」という並びがぐちゃぐちゃの文字列を見ただけで本当に吐きそうになるくらい気分が悪くなった。


今週の日記おわり。
来週はどんな1週間になるかしら!

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