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【もう一つのtier 1】紫単カイドウ 【フラグシップ優勝構築】


0.はじめに

こんにちはD使い(D使い/加我家(@yariza1010)さん / Twitter)です。

今回は緑単に続き環境で多い『紫単カイドウ』の解説となります。
一緒に構築を考え8月11日に行われたフラグシップバトルにてルフィを獲得できたりくと(@Riet_emo)さん / Twitterとの共同執筆となります。

既存の構築とはかなり違う構築で他に同じようなレシピで勝ってるのを見たことがないので、もしかしたら周りが思ってる以上に紫単はやれるんじゃないかということで記事を書いていろんな人に知ってもらおうと思いました。

紫デッキの解説、各カード解説は無料で読んで頂けるものとなっています。
有料部分ではマリガンの基準、ワンピースカードにおけるプレイング、各色の対面における意識、最新の構築について解説します。

また、購入して頂いた方限定でデッキやプレイについての質問をTwitterのDMにて受けつけています。よければご利用ください。その際ですが購入したことがわかる画像などを添付ください。

1.『紫単カイドウ』とは

まずリーダーカードはこちらを使用します。

画像1


ドンを減らすことによりライフを墓地へ送ることができる強力な効果で、代償は大きいですがその分大きなリターンを得ることができます。

このゲームの基礎知識の一つとして、

ドンを減らす効果は、レスト(コストとして使用済み)しているものやキャラについているものも対象にできる。

というものがあります。レストしているのは知っている人が多いですがキャラについているのを使えるのは知らない人が周りでもいたので補足しておきました。勿論アクティブのドンも対象にすることはできます。

リーダーの効果の話に戻りますが、上記のようなドンの使い方ができるので、

例 10ドン状態
1.7ドンをリーダーもしくはキャラにつけて攻撃
2.リーダーの効果によってライフを1減らす
3.残った3ドンをつけてキャラで攻撃

と言った流れで終盤になると一気に3ダメージを与えることができます。相手のライフが2であればゲームに勝利することができます。この動きを目指して戦うのがこのデッキのメインプランとなります。

先ほどの説明で当たり前のように攻撃が2回通っていましたが、7ドンつけれる1回目の攻撃はリーダーにつけても12000になるためブロッカーがなければ概ね通ります。しかし3ドンしかつけれない2回目の攻撃は5000のキャラにつけても8000にしかならず正直ほぼ通るとは言えません。そこで必要になるのが素のパワーが高いキャラです。

紫という色の特徴として

「高コストでパワーの高いキャラが多い」

というものがあり、高パワーのキャラはよりどりみどりです。

もう一つの特徴として、

「ドンを減らすことにより強力な効果を使えるカード及びドンを増やすことができるカード、が豊富」

です。
当然高コストだったり手札コストを要求したりと癖があるカードは多いですがカードパワー自体は高い色ということを何となく覚えて貰えばオッケーです。

まとめるとこのデッキは

「高いカードパワーで制圧しつつ、相手のライフが2になったらワンショットキルを狙うデッキ」

というコンセプトのデッキとなります。

紫の色としての評価

なぜこのデッキを持ち込むに至ったかの理由を説明するためには紫の強みについて触れ現環境ではどのような評価なのかを解説する必要があります。

【強み】

1.カードパワーが非常に高い(効果面・ステータス共に)
2.リーダー効果によってライフを削れる
3.上振れた際に相性の概念を破壊出来る

1について
効果面は他のデッキに比べてKOの除去が多いです。
これによりアクティブ状態のキャラに触れやすく盤面の取り合いを優位に進めることが出来ます。
ステータス面は素のステータスが6000を越えるキャラが多く、9000、10000といった他の色ではかなり限られているようなパワーラインも複数存在します。これにより単純にキャラが攻撃によって処理されることが少なく1度場に出したキャラが3回以上攻撃するようなこともかなりあります。

2について
リーダー効果はゲーム中1度は使うためどの対面でも初期ライフを-1で考えることが出来ます。
これはルールそのものに干渉しているようなもので、他のリーダーにはない唯一無二の効果になります。
さらにこのデッキでは2回効果を使うことも可能なため他のデッキにないようなゲーム展開を作れます。

3について
これは皆さんご存じの先行における最速『鬼ヶ島』からの圧倒的パワーの押しつける動きのことです。
これは対面の相性という概念を破壊出来るほどのパワーがあり不利対面とよばれる対面でも関係なく勝つことが出来ます。

以上が紫の強みになります。

環境における評価

まず環境における紫の評価というのは緑に強く赤に弱いということでtier1デッキに強いtier1.5デッキという評価です。

パワーが高いカードが多いため8コストキッドで詰む試合が少ないこと、『フーズフー』『キング』といった小粒除去のおかげで緑の圧倒的なパワーカードである『お菊』に仕事させないゲーム展開に持ち込めること、などが有利とされている要因です。

赤に弱いとされているのは従来の赤単ゾロに対してで、低コストのキャラを横に並べられて永遠に5000で殴り続けられるとカウンターが少ないこのデッキはひとたまりもありません。『フーズフー』がトリガーするなど運の要素が必要とされます。

しかし苦手としている赤が緑の爆発的増加により減少傾向にあったり、そもそも赤側が緑に勝てるようにデッキコンセプトから変更してきたり、と環境の周り方的には紫には追い風です。そのため環境における評価はかなり高めでした。

そして実際に持ち込むにあたって特に着目したのが強みの1で、カードパワーの高さは自分がカードゲームにおいて最も重要視している要素だからです。

さらに上ぶれた際の相性差を覆しうるほどのムーヴが魅力的で直前まで緑と紫で迷っていましたがいい構築ができたので紫でいこうという話になりました。

持ち込むレベルまでこのデッキを引き上げたのはこのカードたちで、これを投入することでデッキとしての完成度が一気にあがり、環境的に注目されていないこともありこれは勝てると思い持ち込み実際に優勝できました。


2.デッキ紹介

こちらが実際に友人が使用したデッキです。

世間的に不利とされている赤単ゾロにも見事2連勝しての優勝です。前日にがっつり赤と調整したのが活きたのだと思います。

それでは各カード解説に移ります。

『カイドウ』

画像2

スタートデッキに入っている9コストカイドウです。

ゲームに複数回絡める必要はそこまでなく、ゲームの要所で使うだけなので採用枚数は2枚としています。

このカードを使うとドンが急激に減ってしまうため前述のプランに行くまでに大きなタイムラグが生まれてしまいます。カードパワーは高いもののそういった意味で噛み合いがあまり良くないため今回は2枚の採用としています。

使い方としては、相手の中型アタッカーを処理しつつ10000という高いパワーでライフを詰める、というカードテキストに書いてあることをするだけで強い部類のカードです。

10000という数値はブロッカーがいない際はほぼ確実に攻撃を通せます。

このカードが絡んだゲームではパワーの高さを活かしてキャラによるビートダウンでリーダーの効果を一度しか使わずにライフを取り切ることも視野に入れていきます。

主に処理したいのは

・赤の5コストルフィ
・緑の5コストホーキンス
・紫の5コストクイーン、5コストテゾーロ、6コストキング

などです。

『フーズフー』『キング』

で処理できないラインで処理したいキャラが環境に多数存在するためこのカードを採用しました。

カード自体のパワーは高いためしばらくは採用することになるとは思います。


『カイドウ』

画像3

今回の構築の肝となるカードです。

最初は4枚採用していましたが、9コストカイドウを入れるにあたって流石に4枚は重いため3枚に減らしました。後述のあるカードによって3枚でもほぼ問題なくゲームに絡むためいれても3枚でいいと思いました。

ターン終了時になりますがドンを”アクティブ”で追加することができます。このカードが出てる時点で8ドンあるため何もしなくても次のターンは10ドンになりこの効果はあまり意味がないように見えるかもしれません。しかしこの効果は二つの強力なポイントがあります。

それは

・ドンがアクティブで増える点
・カイドウがいる限り毎ターン効果が適用される点

です。

前者は簡単な理由で、1ドンあれば紫の特権である『熱息』が使えるようになります。

これが自然に生まれるか意図的に残すかの差は歴然で、1ドン残っている限り相手は『熱息』を考慮して攻撃する必要がありますがカイドウがいれば毎ターンケアすることを強いることができます。
意図的にドンを余すことはこちらにとって何もプラスにならないブラフ的な行動でしかないためあまりとりたいプレイではありません。

注意するポイントとして既に10ドンある場合はドンが追加されません
しかしリーダーがドンを減らす効果を持っているためこのカードがドンを追加できないという事象になったことがないのでそこまで心配はしなくていいでしょう。

自然にボロブレスのケアを相手に強いることができることのが強みの一つ目です。

二つ目はこのカードのパワーにも関係してくる話です。リーダーの部分でこのデッキのコンセプトとパワー12000の強さについて語りました。その話につながる話です。

まずこのカードはパワーが9000と非常に高い数値です。
3ドンつけて12000にすればほぼブロッカー以外ではガードできない数値となります。ドンをつけなくともキャラを最低3枚切らなければ止められないラインです。
となるとこのカードは出た次のターンほぼ確実に1ダメージ与えることができると言えます。ここまでは他の大型キャラにも言えることですがこのカードは一味違います。
他の大型キャラはドンを減らして効果を使うのに対してこのカードはドンを増やします。それにより8ドンある状況でリーダーの効果を使ったとしても、8−7+1+2=4で次のターンには4に、その次のターンには7になります。これにドンを追加するカードが絡むとあっという間に8、9ドンまで回復します。

つまりこのカードは、パワーの高いキャラを場に出しつつリーダーの効果を2回使うことができるということです。

リーダーが2回使えると、リーダー効果2回、このカードの攻撃2回、リーダーを12000にして1回、で合計5ダメージ入る計算となるためどこかで1ダメージ与えるだけで勝利出来ます。このルートが相手にも伝わっている場合9000の攻撃をブロックしてくることになりますが、当然こちらもブロッカーを処理してから攻撃するためカウンターで攻撃をしのぐことになります。
そうなると相手の手札は大幅に減りリソースががっつり削れるので、こちらはわざわざ攻撃によってリソースを与えずにリーダー効果でじわじわ削っていくという展開にいくことも出来ます。

言ってしまえばドンを増やすだけの効果ですがリーダーの効果を2回使えるというのはとても強力な効果と言えます。

さらにこのカードはみなさんご存知『鬼ヶ島』との相性も抜群で、鬼ヶ島が絡むと1→5→9ととんでもないスピードでドンが伸びていきます。

まとめるとリーダー効果を2回使いつつパワーの高いキャラを場に置けることが強みです。

今まではその効果について触れてきましたが勿論それ以外も優秀です。

まずはコスト、8という数字は4ターン目にプレイできるコスト帯であり先行なら1ブースト、後攻なら0ブーストでプレイできます。後攻だとブーストがいらないのが非常に優秀でこれにより後攻でも安定した勝率を出すことができます。

次にパワー、9000という数値は同コストの『ユースタスキッド』を1000上回る数値でありドンをつけずとも2000カウンターを要求できます。

7枚以上ドンをつければイベント2枚でもカウンター値が足りなくブロッカーがいなければかなりの高確率でキッドを処理できます。さらにこのカードにつけたドンを取り除きリーダーを使うことで無駄なくドンを消費できるため緑相手はこの動きは非常に強力です。

効果が地味なためほぼ採用されていないこのカードですがこうしてみるとかなり優秀な点も多く、デッキの軸になり得るカードだと自分たちは考えています。

『キング』

中盤を安定させる役割ですがこのカードが強い対面は限られてくるので2枚の採用です。
比較対象である7コストの『キング』は環境によって評価が変わります。

こちらを採用したのは環境序盤で様々なデッキ・カードが見られると思い、より効果範囲の広いこちらを選択しました。

今の環境(2022/08/24)だと、緑と赤が多く低コストのキャラが多い環境なため7コストの方が強いと思います。

パワー7000という数値がとても強く、リーダーに対して攻撃した際にキャラでのカウンターを2枚以上要求出来ます。これによりこのカードによる1ダメージは比較的簡単にとおるダメージであり、1ダメージ通すことで前述の8コストカイドウを絡めたキルパターンに持って行けます。

『X・ドレーク』

主に2000カウンターの役割がほとんどのカードです。
2000カウンターは入れられるだけ入れたいので4枚採用です。

2000カウンターの中では比較的使う方のカードで、効果により相手の手札(リソース)に直接干渉出来るため手札が少ない場面(3枚以下)では積極的にプレイしていきます。

パワーが5000あるためリーダーを攻撃することができ、このカードが出る状況=相手の手札のカウンター値が低い状況、であるため必然的にこのカードによる攻撃が通りやすい状況になります。

カウンター以外にもしっかりと用途があるカードなので常にプレイする択を意識しましょう。

『クイーン』

紫という色を使う理由になるレベルのパワーカードなので当然4枚採用です。

このゲームではかなり乏しいドローソースである上にパワー6000のブロッカー、カウンター持ち、と文句なしの性能です。スタートデッキのカードですがかなり長期間使われることが容易に想像できる優秀なカードです。

紫はカードプール的にカウンター値を持たないキャラが多く、性能は高く引きたいが被るとつらいというカードが多々あります。
そんなカードたちをこのカードの効果により場面に合わせたカードを手札に残しつつ2ドローに変換することが出来ます。

2ドローしたあとに1枚捨てるため多くの手札の中から捨てるカードを選ぶことが出来る点も優秀です。被ってて出番がなさそうなカウンター値がないカードを積極的に捨てていきましょう。

6000のブロッカーというのはリーダーよりも1000高い数値であるため、このカードでブロックしつつ手札からカウンターを使うことでカウンターの要求値を1000下げることが出来ます。さらに横にブロッカーがそろえば6000というパワーを活かして攻撃に参加することも可能です。
リーダーしか攻撃できない状況でやることがないから5000でとりあえず攻撃するというプレイは比較的目にするプレイですが、そういったプレイに対してこのカードは何も失わずにブロックすることができるのもかなり強力です。

場に出るだけで一気にこちらの選択肢が広がるカードなので積極的にプレイしていきましょう。

『ギルド・テゾーロ』

このデッキ最強のパワーカードです。5枚以上入れれるなら入れさせて欲しいぐらいです。なんならこのゲームで最強といっても過言でないほどに強いです。

既存の紫のウィークポイントを見事なまでに補っています。
効果はシンプルで攻撃時に2ドロー
攻撃時に2ドロー、です。
手札が増えるのは唯一無二の効果であり、非常に強力な効果といえます。コストとしてドンが2減りますがこのゲームではターン開始時にドンが2増えます。つまり10ドンある状態のこのカードはノーコストで効果を使うことが出来ます。ノーコストで2ドロー、○戯王の某壺もびっくりのアドバンテージ獲得能力です。

あまり採用を見ないカードなおかげか相手によっては全く処理して来ないシーンなども多く4~8枚ドローできる場面も結構ありました。
効果の都合上攻撃する前に2コスト使っておくのがいいのですがそこで相性がいいのが、『カリーナ』『黒炭ひぐらし』の2枚です。

前者は減らしたドンを引いた手札を使うことで回復でき、後者はブロッカーによりこのカードを守ることで更なるドローを狙えます。

《FILM》であるため『ブエナフェスタ』でサーチすることが出来ます。

このカードの弱点として出したターンは何も出来ないことであり、3ターン目のプレイを狙いたいため、フェスタを積極的にプレイしてサーチしにいったり、そもそもマリガンで探したりします。


『ウタ』

FILMスタートデッキの顔でありSRであるため相応のカードパワーを持っています。カードプールが増えたらどうなるかわかりませんが現状は4枚でいいと思います。

ブロック時の効果により相手のキャラをレストすることが出来るため相手はキャラから攻撃することを強要されます。※下図参照

そうなるとどっちにしろ場にいるキャラはレストすることとなるため結果は変わりません。キャラをレストにしないようにするとリーダーすら攻撃出来なくなってしまうためゲームスピード自体が落ちてしまいます。
それはこっちの思うつぼです。

難点は4コストで重い上、パワーが5000ちょうどなため防御面では貧弱です。
というのも5000でのブロックというのは数値面で見たときにリーダーで受けているのと変わらず、基本的にブロックしたら破壊されてしまいます。となると雑にブロックにきれないため、攻撃もブロックもせずに何もせずに場に残り続けてしまうという現象が結構おきてしまいます。
もちろんこのカードがブロックできる状態であるためキャラから攻撃して効果をうまく活かせないという状況が生まれているため、潜在的な効果は生まれているのだとは思います。しかし実際は攻撃に参加させた方がいい場合もあるので毎ターンよく考える必要があります。

思考の負担を減らすこのカードの使い方として、相手の場にキャラが2体以上並んだのを見てからプレイするというものがあります。あえて場のキャラを処理せずにこのカードを出すことで相手のケアを不可能に出来ます。


『ササキ』

2000カウンター枠です。
ドレークと同じ理由で4枚採用です。

ドレークと違ってこのカードはプレイしません。

ドンを増やす効果をもっているのでプレイしそうになりますがやめましょう。アタックすることでボードアドバンテージも失い、その上手札を捨て、さらに2000カウンターも失っているため失う物が多すぎます。

このカードをプレイしてまけたらジンベエ親分に怒られてしまいます。
あまりにも出さないため『黒炭オロチ』に変えようか悩んでます。


『フーズフー』

地味に見えますがこのカードゲーム中でも屈指のパワーを持つカードなため4枚確定です。

3コスト以下という対象は一見狭いように見えますがこのゲームでは3コスト以下が入っていないデッキなんて存在しないレベルで場に出てきます。

赤単ゾロ緑単キッドはデッキの大半が対象に、他のデッキでもコストの小さいブロッカーはほぼ採用されているためこのカードが一回も使えないということはありません。

使用用途としては序盤のキーカードとなる1コストサーチャーや、強すぎるアタッカーの『お菊』などを破壊することに加え、後半では3コストで一方的に低コストブロッカーを処理してリーダーの攻撃を通す役割もあります。

このカードの優秀な点はスタンド状態のキャラに干渉できることであり、レスト→攻撃と違ってカウンターであらがうことが出来ないため確実に仕事をしてくれます。

さらにはトリガーがついているため受け札としても優秀です。
このカードのせいで打点が減ってしまい本来終わるはずのゲームを終わらせられないなんてこともしばしばあります。

しかしその強力すぎる効果故にカウンターがついていません。なので中盤においても効果が使えるタイミングで積極的にプレイしていかないと手札でだぶついて後半の荷物になることも多いです。

後半に1枚は引いておきたいカードですが2枚目を引いたら即座にプレイすることを心がけましょう。


『コリーさん』

髪型がブロッコリーみたいなので親しみを込めてコリーさんと呼んでいます。

《FILM》のかさ増し兼2コストブロッカーで1枚のみ採用しました。
正直ここの枠は変更する枠になります。

『カリーナ』

カウンター持ちで効果のコストは同名カードでもいいため腐りにくく、中盤でプレイすることで終盤の展開が一気に楽になるため4枚の採用です。

肝心の効果ですが普通にプレイしている限りは絶対に効果を使えません。ドンを2減らすことでやっと使えます。そして効果によって増えるドンは2なので、”減らしたドンをなかったことにする効果”という解釈でいいと思います。これによってドンを通常よりも増やせるということは決してありませんので注意しましょう。

それでもこのデッキにおいては強力な効果でテゾーロの効果を使った時点で条件を達成出来ます。ドロー効果にコストを確保できる点なども相性がよく明らかにデザイナーズコンボです。《FILM》なので一応フェスタの効果でサーチ出来るのも優秀です。

あまり序盤に出し過ぎると適当な除去に巻き込まれたり、手札で暇をしている『ネコマムシ』に仕事を与えてしまったりするので序盤は手札に抱えておきましょう。

『黒炭ひぐらし』

2コストブロッカー枠でむしろまだ増やしたいぐらいなので当然4枚です。

特別な思い入れがない限りは『ブラックマリア』よりはこちらを優先しましょう。

具体的な裏目でいうと『シャンクス』の存在があります。
現状紫は特徴サポートが皆無であり『ブラックマリア』が《百獣海賊団》である恩恵は何もありません。

パワーが1000違うのはこのゲームではかなり大きいためこのカードを採用しましょう。

『ブエナ・フェスタ』

2000カウンター枠です。こいつはまあまあ出します。

1ターン目と終盤にプレイするのが主な使い方でそれ以外はカウンターとして消えていきます。

中盤に出さないのはなぜかというと場のキャラを守るために使う方が役に立つからです。1度場に出たこのカードには何の役割もなくこちらのキャラが5体になったら真っ先に踏みつぶされます。

サーチ効果は確実ではないので暇だったら出すぐらいの感覚で覚えておきましょう。

『熱息』

このゲーム最強格のイベントです。
コストを払っているような効果ですがそのコストはないに等しいです。

引けば引くほどうれしいので文句なしの4枚です。

コスパの高いカウンターとして使いライフを守りましょう。

『鬼ヶ島』

つよわいカードであるため2枚にしていました。

どういうことかというと、このデッキではフィニッシャーを8コストのカイドウにしているため、あまりこのカードでドンを伸ばす必要はありません。
その上手札で被った際に2枚目以降はほぼ役割がないに等しいのでゲーム中どこかでひいたらいいな位の感覚で2枚だけ入れていました。

実際はかなりミラーが多くさすがにミラーでは必要になるため枚数を増やそうと思います。


デッキ解説は以上です。

ここまで読んで頂いた方々ありがとうございました。
採用理由やデッキコンセプトなどはここまででわかっていただけたらありがたいです。
ここから先は有料部分になります。

実際にデッキを使うときに考えていることなどを具体的に解説しているので記事を読めばデッキに対する理解度はかなり上がると思います。

プレイ面に関してはこのデッキに限らずこのカード自体のプレイングもありますので紫を使わない人にも有用な内容となると思います。
他デッキでの対紫でこちらがわがキツいプレイなどについても解説していますのでぜひ紫を使わない方もご覧ください。

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