NCS使用電脳 解説

~「強欲で貪欲な壺」 不採用 電脳堺~

画像6

1 今回の構築


今回使用した構築はこちらです。

個人

画像2

チーム戦

画像3

戦績は

個人戦

ミラー 先行 ⭕️⭕️
未界域 後攻 ⭕️⭕️
オルター 先行 ⭕️⭕️
転生 先行 ❌⭕️⭕️
分け
トナメ
ミラー 先行 ❌⭕️⭕️
ミラー 後攻 ❌⭕️⭕️
スパイラル 後攻 ⭕️⭕️
ミラー 後攻 ⭕️⭕️

8ー0で優勝

チーム戦

未開域 先行 ⭕️⭕️
ミラー 先行 ⭕️⭕️
エンディミオン 先行 ⭕️❌⭕️
十二 先行 ⭕️❌❌
ドラグマ 先行 ⭕️⭕️
トナメ
ドライトロン 後攻 ⭕️⭕️
十二 後攻 ❌⭕️❌
シャドール 後攻 ❌⭕️❌

5ー3 で優勝

でした。

2 構築解説

メインデッキ

初めに今回の構築の指標となったのはガンマを3枚採用するというところからです。これを中心として構築が変化して今の形に至ります。

ガンマを採用することを指標とした理由としては、展開系デッキの台頭・増加により既存の構築だと後手の際の勝率がほぼ0に近くじゃんけんでマッチの勝敗がほとんど決定してしまうことを嫌ったからです。

既存の構築と違う点をピックアップして解説していきます。


強欲で貪欲な壺 不採用

画像7

恐らくここがいままでにはなかった構築だと思われるので気になる方も多いと思います。

まず自分自身強貪は強いカードだと思っていて、今回不採用なのは弱いからという理由ではありません。

不採用にした理由は大きくわけて2つあって

・2ドローは出来るが確実に動きに繋がる札を引き込める訳では無い
・除外の制約により構築を強貪に寄せる必要があるorうった際のリスクを割り切った構築にする必要がある。※構築の自由度が落ちる

特に2番目の構築の自由度が落ちるという点が個人的にかなり引っかかりました。

具体的には強貪の為に娘々の2枚目を入れる、Gの2枚目を入れる、青龍の3枚目を入れる。
サイチェン後の先行で抹殺用の誘発を入れない、入れても飛ぶことを許容して強貪をうち結果飛ぶことで弾けない事象が起こる。

などです。動きに絡まないor絡みにくいけど飛ぶリスクがあるといって枚数を増やすとそれによる事故率は上がってしまいます。

なのでまずは強貪を抜き、それに付随して入っていたカードを抜くことでデッキを薄くかつガンマを3枚入れられる構築にしました。

現在の環境(展開系がトップシェア)においては不採用としただけなので環境が変われば再び採用することはあります。

金満で謙虚な壺 3枚採用

画像8

多くても2枚の採用までしか見かけないこのカードですが、今回の構築においては強貪との被りや先で引いてくるといった事象が発生しないこと、安定感という面では強貪より勝る場面が多いことから3枚の採用としました。

このカードを使うにあたって目立つデメリットとしてドロー出来ないという物がありますが、電脳においてこのデメリットはあまり大きくないと考えています。

電脳は展開の途中でさまざまなリソースを抱えることができ、次ターンのドローフェイズのドローがあれば充分な展開がほとんどです。


ドローできない最大のデメリットとしては電脳を一種類増やすことによる誘発貫通ですが、言ってしまえばワンドローによる運だけで、低い確率ではないですがそれよりは事故率を下げることを目的にしたほうが賢明だと考えました。

しかし十二獣、ドラゴンメイド、などの誘発ましましデッキが環境に増えてくればガンマを不採用にして強欲で貪欲な壺を採用することはあると思います。

チーム戦の際にはメインγの流行、十二の増加などの環境の変化があると考えたため3枚目を三戦にしています。

娘々1枚のみ採用

画像9

ここは正直2枚が固定枠だと思っていましたが強欲で貪欲で飛ぶことがないので絶対にゲームに絡めることができ、娘々を使う展開=モンスターを落とすことができる展開=朱雀が絡んでいる展開(青龍展開の例外はあり)となるので朱雀により娘々を戻すことで次ターンに娘々が使えないということもほぼありません。

稀に緊急テレポート2枚を引いていて非チューナー2体を供給したいという場面があると聞きましたが先行はまずそんなことはなく、後手はエクシーズからアーゼウスを狙えるのでかなり稀な例なのかなと考えています。実際CSの15本のマッチを通して1度も2枚目が欲しい場面はありませんでした。

兎々採用

画像10

様々な役割はありますが、Gのドローを減らしてVFDを成立させられる点、ミラー後手において地属性のみでVFDの成立を狙える点の2点を大きく評価しての採用となります。

展開に絡んだ際にトレミスを使用するパターンがかなり増え採用していることで選択肢を増やすことができます。

一度入れて回すとこの枠は必須と感じてしまうほどこのカードがデッキに入っている意味は大きいです。

最近増えてきた十二に対しても強いのも評価高いです。

γ3枚採用

画像11

今期最強の誘発です。

先行で打つことはまずありません。打てたらラッキーぐらいの感覚でいましょう。

展開系相手にじゃんけん負けてもこれを引いていたおかげで勝った試合が何試合もあったので間違いなくMVPです。

兎々のコストになるので腐ってても一応展開伸びたりします。

三戦の才 採用

画像12

個人戦の際は金満で謙虚な壺の3枚目の枠です。十二やミラーの増加に伴い誘発の量、質共に上がると判断し貫通の札として採用しました。後手で打てる対面が少なく感じたので1枚のみの採用としています。

エクストラデッキ

画像4

14枠の固定枠は省略します。

1枠の自由枠は甲々を採用しています。

画像13

ここの枠はトリシューラプラズニルビヨンドらへんが対抗の枠になると思います。

甲々を選んだ理由としては展開ができないor弱いときに強いカードだからです。

上であげた3種はある程度展開が通ってる上で余裕があって出すカードだと思っていて、そこまで展開が通ってるならVFD朱雀で蓋をしてしまえばいいのでわざわざ出すシーンもあまりないのかなと考えました。

このカード特有の強みとしては朱雀でランクを上げガイアドラグーンを乗せることで3✖️2体で4素材アーゼウスを出すことができます。

この動きをする過程で甲々、朱雀、ガイドラと3回テキスト確認されます笑

画像14

甲々を主に使用する対面はサンダー、コードトーカー、十二です。

サイドデッキ

画像5

サイドにおいて意識したのはミラードライトロン十二シャドールメイドです。この辺を見てサイドを組めばある程度他のデッキに対しても結構な枚数チェンジできるサイドになると思います。

では一つずつ解説していきます。

屋敷わらし

ミラードライトロンシャドールに主に入れます。

ラオラオやドライトロン全般、ルークを止めれるのが非常に優秀でとりあえず引いていれば腐ることはない誘発かと思います。ロンギやニビル ほどのパワーはありませんが確実に仕事をしてくれる誘発なので採用しました。ここは15枚目の枠なので環境や好みによってすぐ変わると思います。

実際にチーム戦の際はミラーが増えることを想定してニビルに変更しました。

ダイナレスラーパンクラトプス

画像15

シャドール十二コードトーカーに入れます。

ゆるい召喚条件からこのスペックのモンスターが出てくるのはいつ見てもおかしいと思います。

シャドール十二が重いため採用となりました。

原子生命体ニビル  

画像16

ミラードライトロンサンダーに入れます。

誘発としての評価はあまり信用していなく個人戦の際は一枚採用としていましたが、ミラー戦に於いて誘発一枚をギミックで貫通した上でこのカードまでケアすることは難しく重ね引きして強い誘発と判断しチーム戦では枚数を増やしました。

増殖するG 

画像17

展開系に入れます。

通った際のリターンは最大の誘発で、相手視点でも弾くのがマストな誘発です。重ね引きする誘発の中でスペックが最も高いのでサイド後はフル突入していきます。実際にミラーの後手は他の誘発とGを引いてGをとおす場面が多かったです。

アーティファクトロンギヌス

画像18

ミラードライトロン幻影に主に入れます。

今期最強の誘発その2

相手の展開を妨害するのはもちろん指名者を許さないので指名者を持っていた場合はほぼ貰うことができます。

ミラーにおいてうららやGと合わせて持っている場合は壺ケアでスタンバイに投げます。(γをもらってもリターンが大きいため

画像2

ハーピィの羽根箒

ライトニングストーム

画像20

画像19

ここの2つはほぼ役割が一緒なのでまとめて。

十二コードトーカーメイドシャドールエルドリッチ幻影に入れます。

罠を主体とする十二やコードトーカーのようなデッキ相手に決まった時のリターンが大きくサイドの必須枠だと考えます。

ツインツイスター

十二コードトーカーメイドシャドールエルドリッチ幻影に入れます。

ライトニングストーム2枚目と悩んだ結果こちらになりました。

ルーク魔封じにチェーンできるという点で勝ってるのでこちらを採用しました。

コンフリクトを撃たれた際のことも一応考えています。

チーム戦の際は上記のデッキよりミラーを意識するべきと判断したのでニビルに代わりました。

三戦の才

画像21

どの対面も先行はいれます。

基本は先行サイチェン用カードです。採用の経緯はサイチェンの項で説明します。

後手はサンダードラゴンメイド十二ドライトロンに対していれます。ドライトロン相手に入れるのはロンギなどの誘発で相手の天使が少ない際にこのカードで貫通できる可能性があるからです。

レッドリブート

画像22

十二コードトーカーに入れます。

シャドールには他に入れる札が多く機能するかどうかにムラがあるこのカードは不要と感じています。

エルドリッチ対面でうつと盤面をアーゼウスで剥がすだけだとリソース豊富な状態でターンを返すことになってしまいます。

エルドリッチ対面はワンキルをする必要はないので仙々プラスシンクロで一枚ずつ除外すれば勝てることが多く、不安要素よりは採用のリターンが大きいと考え採用しました。

対ドラゴンメイド にも入れる予定でしたが最近の型は誘発が多いのでメイン戦で相当罠に寄ってると判断できない限りは入れません。

魔封じや勅命、神系統のカウンターに強いのが評価ポイントです。

無限泡影

画像23

ドライトロン十二シャドールコードトーカーメイドサンダーに入れます。

正直パワーは高いカードではないです。

しかし確実に相手の前の妨害と1:1交換をしてくれるカードで6枚目で引いても仕事をこなせるのが評価が高く採用しました。

ミラーはニビルケアの展開であたることはまずないので入れません。相手がニビルケアしてこなかったら刺さります。


構築の解説は以上です。

3サイドチェンジ

ここからは後日書きます。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?