【遊戯王】はじめてのでんのうかい ━プラチナ1帯20連勝━ 【マスターデュエル】

どうも D使い です。

この記事はルーシーさん主催のイベント「遊戯王紅白ブログ合戦2022」への寄稿です。

詳細はコチラ 記事紹介ツイートに付いた「いいね」の数で勝敗を競います。

イベントのルールは上記リンクを参照ください。

それでは記事のほうに参ります。

マスターデュエルにて再び脚光を浴びることとなった【電脳堺】ですが、
「名前がややこしくてよくわからん」「テキストが長すぎて難しい」
といった旨のツイートをよく見かけデッキパワーの割に使用者が比較的少ない印象にあります。

以前も電脳堺の記事は書きましたが、既存のプレイヤー向け且つ発売当時の古い情報であるため、今回はマスターデュエルにおける電脳についての記事で、初心者や復帰した方に向けたものとなります。

初心者向けということでデタラメに情報量は増やさず必要な情報をしぼってお伝えします!



1.【電脳堺】の特徴

現在【電脳堺】はメインモンスター6種、エクストラモンスター5種、魔法2種、罠2種、の合計15種類のカードが存在します。

エクストラのモンスターが2種類欠けていますが使う機会が少ないカードなため情報量削減のため今回は省きます。

この項では共通効果についてのみ触れ、各カードの解説は構築紹介の際にします。

共通効果
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる
「電脳堺」カード1枚デッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
その後、(固有効果)できる。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。

デッキからテーマカードを墓地へ送りつつ自身を手札から特殊召喚する共通効果です。その後の制約によりレベル・ランクを持たないリンク召喚は出来なくなります。

最初に墓地に落とすカードを《電脳堺門ー青龍》にすることで墓地効果を使い更なる電脳堺モンスターをサーチ出来ます。

突然ですが青龍の効果でサーチする優先度はどの順番でしょうか...?






正解はこの図のとおりです!

ラオラオは蘇生効果でモンスター2体分になるのに優先度が低いのはなぜ?と思ったそこのあなた、この優先度が低いというのはあくまでもサーチする優先度であり、展開でラオラオを使わないということではありません

この記事を読み終わる頃にはラオラオをサーチしない理由がわかるので是非最後まで読んでいってください!

属するモンスターは、レベルまたはランクが3の倍数で、風属性サイキック族地属性幻竜族で構成されているため、それらのモンスターを用いて、9シンクロ・9エクシーズを展開していきます。

そんな展開の最終的な着地点はマスターデュエルから始めた皆さんでもご存じ《真竜皇V.F.D.》です。

効果発動および攻撃宣言が不可能となるため、発動=ゲームセットになることがほとんどです。


電脳堺最大の特徴

このテーマにおける最大の特徴、それは

くっつきの良さ

です。

電脳堺は効果の性質上、必ず展開にはカードが2枚必要になります。
2枚展開デッキにおける初動のイメージとしてはPPAPが近いです。

単体ではただの”アップル”ですが、”ペン”と合わさることで”アッポーペン”となります。
つまり2枚初動のデッキでは”あっぽー”なるカードと”ぺん”となるカードが必要となります。

まずほかの2枚初動のデッキの例として【ドライトロン】を見てみましょう。

巫女(アッポー)+アルζ(ペン)では最強展開となりますが、
巫女(アッポー)+バンα(ペン)では展開できません。

つまり”アッポー”は”アッポー”でも”ペン”とくっつかない”アッポー”もあるということです。

しかしながら電脳堺はそのくっつきの良さから、4種類のモンスター全てがアッポーにもペンにもなり得ます。

さらに電脳堺は効果を一回発動さえできれば展開のフィニッシュ(VFDの成立)までいけるため、2枚展開デッキの中でも屈指の組み合わせの多さ(くっつきの良さ)を誇ります。


電脳堺の強み・弱み

強み

・制圧力
VFDの圧倒的な制圧力に加え、手札誘発に対する耐性も高く回れば100%VFDまで行くことができます。
それに朱雀のフリーチェーン破壊が加わることでより強固な布陣となり、展開成功=勝ちとなります。
マスターデュエルのシングル戦(1本先取)という性質上、広い対面に有効なカードの採用が主流で、そういったカードが展開に対して無力なこともこのデッキを強くしている要因です。
VFDに対して無効系のカードを使われた場合でも朱雀の効果で破壊することで効果を適用させることが可能なため。
例:《無限泡影》《ライトニング・ストーム》《禁じられた一滴》など


・豊富な手数
電脳ネームの数=手数であり、引けば引くほど強いです。
共通効果持ち4種+《電脳堺門ー青龍》もその効果でモンスターの妨害効果を使わせることができます。
場に対象とする【電脳堺】カードが必要となりますが、魔法罠でもいいため場に用意することは容易です。
そうして豊富な手数でモンスターを並べエクストラのモンスターを使い相手の妨害を乗り越え、逆に妨害を立てることで勝利します。

・メタ耐性
《電脳堺門ー朱雀》の存在と、共通効果が手札発動ということから展開系デッキの中でも屈指の”メタ”耐性を誇ります。
”メタ”という言葉が聞きなれない人もいるので説明しておきます。

「高次の~、超越した~」といった意味を持つ接頭語の「メタ(meta-)」に由来するTCG用語。
 特定のカード、あるいはデッキを対策すべき仮想敵とし、有利にデュエルを行えるようにカード選択、デッキ構築をすること。
 転じて「流行している主流デッキを対策する」「環境にデッキを適応させる」等という意味で使われる。

といった意味で、簡単にいうと”対策カード”です。
たとえばモンスター効果をメタりたい場合は《無限泡影》、墓地効果をメタりたい場合は《DDクロウ》、といったカードを投入することになります。
しかし昨今の遊戯王はカードパワーのインフレが進み、1:1交換をするだけではメタが追い付かないことも多く永続罠のように1枚で複数のカードに対して効力を発揮するカードをメタとして投入することが多いです。
その最たる例として挙げられるのが【エルドリッチ】デッキに採用されている《スキルドレイン》《御前試合》といったようなカードです。
これらはモンスターに対するメタであり現環境でもよく見かけます。

1枚で詰みかねないデッキも多くモンスターの展開が大きく阻害されてしまうことから魔法罠での解答を求められることも多いですが、これらのカードの発動下だとそもそも解答となる魔法罠を引くことを待つことしかないデッキも多いです。
しかし【電脳堺】では《電脳堺門ー朱雀》及びそれにアクセスするためのカードが多く採用されており、簡単に上記のメタカードを破壊することができます。
効果の発動条件も非常に緩く、永続罠であることから複数回起動することもめずらしくないため上記のようなメタカードのせいで詰むといった試合はほかのデッキと比較した場合限りなく低いです。

こういった強みからシングル戦で様々なデッキが群雄割拠する現環境において、【電脳堺】というデッキは安定した勝率を出すため効率のいいデッキといえます。


しかしながら当然弱みも存在します。

弱み

・事故率
2枚展開のため1枚初動があるデッキと比べると事故率が上がりがちです。
それをカバーするために関連パーツを最大値に高い枚数まで積むことになるため、デッキのスロットを確保しづらいというのも弱みといえば弱みかもしれません。

事故率を下げることを優先している理由は、他の展開デッキにない特徴として【電脳堺】は展開の最大値と最小値の差がかなり小さいから、です。

というのも展開の最小値が「VFD単騎」最大値はそれに「シェンシェントレミス朱雀」が加わりますが妨害として増えたのは朱雀だけです。
なので最大値の妨害自体は展開の中央値であるVFD朱雀と変わらないため、ほぼどの展開をしても妨害数は最大展開と変わらないことになります。

こういった背景から事故率を極限まで下げることがこのデッキにおける課題となります。

2.構築

こちらがプラチナ1帯で20連勝した際の構築です。

構築のコンセプトは、

先行時の事故率の低下・後攻時の勝率を安定化

の2点です。

先行の安定は現在の主流である《強欲で貪欲な壺》を不採用とし、代わりに《金満で謙虚な壺》を採用していること、
後攻の安定は誘発の枚数を増やしつつ、手数への繋ぎ・妨害を踏む要因である《電脳堺門ー青龍》を3枚採用すること、で意識しています。

それでは各カード解説に移ります。

メインデッキ

モンスターカード

サーチ効果を持っているため電脳堺で唯一単体でカードアドバンテージを稼げます。

主な役割は2つで、モンスターを対象罠を落として《電脳堺都ー九竜》をサーチ魔法・罠を対象としモンスターをサーチ、です。

青龍の効果で優先的にサーチする1枚です。

カードを2枚落とせるため墓地アドバンテージを稼ぐことが出来る優秀なカードです。ルウルウの次にくっつきのパターンが多いカードでもあります。


リソースの要となるモンスターです。
積極的に展開に絡めていきたいカードですが、発動時にアドバンテージを獲得できるわけでもなく無理に絡めたせいで展開が途中で止まってしまうのは本末転倒なので使いどころが難しいカードでもあります。

電脳堺初心者を脱せるかどうかはこのカードを使いこなせるかどうかにかかっています。


モンスターを蘇生できるため一気に盤面を展開できるモンスターです。
テクニックとしてこのカードの効果でニャンニャンを落としレベル3電脳堺を蘇生した場合、即座にニャンニャンの効果を使うことができます。
基本的に展開の最後のほうに効果を使うためサーチの優先度としては低いです。

強欲で貪欲な壺によるランダム除外がないので1枚のみの採用です。
②の効果は裏側のカードを戻せることは覚えておきましょう。
緊急テレポートで出すことはほとんどなく、電脳堺の効果でデッキから落とします。

レベル6で通常召喚できるため、ツィオルキンの早出し.Gを打たれた際のドロー削減、に役立ちます。
蘇生効果は大抵の場合玄武で事足りる場合が多いですが最大展開の際はこちらの効果も使うことがあります。その際は手札コストが3枚必要となるため注意してください。

誘発です。γとドライバーはトウトウのコストになることは覚えておきましょう。


魔法・罠カード

先行でも後攻でも最強カードです。
先行では朱雀を貼ることで全ての電脳堺がおろかな埋葬内蔵のモンスターとなり、後攻では青龍を貼ることでモンスター効果を一回止めつつ電脳堺モンスターのパワーを引き上げられます。
発動無効にされた場合は2枚目を持っていれば使えます。
謎のデッキからカードを落とす効果によりうららを撃たれてしまうのが唯一の欠点です。
打点アップの効果によりシェンシェンが3000になりエルドリッチを倒せるようになるので対エルドリッチ戦では積極的に狙っていきます。


電脳ネームの魔法なので初動になります。
墓地の電脳ネームを除外することができるため朱雀の弾を用意することができます。
自ターンに場に貼った場合でも忘れずに効果を使いましょう。適当な時に電脳堺モンスターを対象に発動するのがベターです。


一般的な構築では採用されていないカードです。
先行では”スタチャコーラルアーケティスブレソファンファンガイドラ”の6枚を除外します。
ハンドがかなり渋くどーやってもクリスタルの展開に行けなさそうな時はスタチャとブレソを残して代わりにツィオルキンクリスタルを飛ばします。

6枚の中からハンドに最も欲しいものを持ってくるだけなので特に難しい使い方はありませんが、展開が可能でGが弾けない手札の場合は墓穴の指名者を積極的に拾いにいきましょう
電脳堺は手札効果を2種類使えるのと1種類しか使えないのでは差が大きいため、2枚目の電脳カードを拾いがちですが欲をグッと堪えて墓穴を拾いましょう。誘発がなく腐った場合は捨てればいいだけの話です。


ニャンニャンかルウルウの2択を選択して場に出せるので実質電脳カードです。
出すのは大抵ルウルウです。
解説は後述のコラムにて行います。

誘発を弾くカードです。
先行で余ったor事故った場合でも相手の妨害になる可能性が高いため抹殺の指名者よりこちらを優先しています。
抹殺の指名者は一応4枚絡みの展開の際に使えないこともないですが、かなり細い線です。そのためにそちらを優先するより、リターンの取れる可能性の高いこちらを優先して採用しています。
γが環境的にあまり飛んでこないというのも大きいです。


先行でも使えますが採用の意図としては後攻用のカードです。
先行で使う場合はハンデス、後攻で使う場合はコントロール奪取、の効果を選択することが多くドロー効果はよっぽど勝ち筋がないとかでないと使いません。


自由度の塊のカードなので
自分のモンスターを破壊して効果無効をかわすもよし、
相手の永続を破壊してロックを突破するもよし、
相手の初動を破壊して確実にターンを取るもよし、
で単純な効果ですが宇宙が詰まっています。
墓地効果はシェンシェン浮鵺城のパターン以外ではレベルを下げる効果は選択しません。それ以外で選択してるということは必ずルートが間違っているので考えてみましょう。
というのはあくまでも相手に何も妨害を貰わなかった際の先行展開のみの話ですので、妨害をもらった後や後攻時は下げる効果は結構使います。


場にはほぼ貼りません。うっかり貼らないよう気をつけましょう。
蘇生効果は、蘇生→手札捨てる、の流れなので処理時に手札がなくても問題なく蘇生効果は処理されます。具体的な話をすると、手札が緊急テレポート1枚の時に玄武の効果にチェーンして緊急テレポートを発動すると緊急テレポートから処理した後にモンスターの蘇生のみが行われます。
後攻だと結構使うテクニックなので覚えておきましょう。


エクストラモンスターカード


ドローで展開は伸びる可能性がありますが、このカードを出したことで展開が弱くなるパターンがほとんどなので金謙の誓約がなくてもほぼ出しません。

先行時はツィオルキンを出す際に使用しますが普通の展開ではまず使いません
後攻時は破壊効果とドロー効果が非常に優秀なため積極的に使っていきます。
エクシーズ素材にするとドロー効果は使えないので注意。


先行では電脳を落としつつ電脳を場に継続させたい時に出します。ラオラオの蘇生対象がいない場合に使うというイメージがわかりやすいです。
電脳ネームで強力な除去効果を持っているので後攻でも優秀な繋ぎのシンクロになります。非チューナーが欲しいかどうかでコーラルドラゴンと使い分けします。
あちらと違いコストを墓地から捻り出すためドロー効果はありませんがトータルのハンド枚数は変わりません。


ここまで読んだ方は察しがついたかもしれませんが

このデッキは先行で6シンクロを出すことがほぼありません

スタチャのドローに甘えても勝てる場面は多いですがしっかりと正しいルートを覚えましょう。

ここからは9シンクロの紹介になりますが6シンクロを使わない分こちらがかなり出番が多いです。


ルウルウ及びラオラオのサルベージが可能なため1番使用頻度が高いです。
サーチとはどういうこと?と思った方も多いと思うので軽く説明します。

1.①の効果で墓地のルウルウorラオラオ除外
2.破壊対象を自身に
3.②の効果で除外したカードを回収

こういった流れで墓地のチューナーを回収することができるため、実質こいつの効果は、
自壊することで墓地のチューナーを回収する効果
と言えます。

重要なことなので2度言います。
エクストラのモンスターの中で1番使うモンスターです。


灼銀を釣ってVFDを出します。
なので灼銀が出たらこいつも出ます。


打点、レベル、全ての効果が強いです。
朱雀と合わせて電脳堺の柔軟性を爆上げしている要因です。
①の効果は、VFDの通りが悪いデッキに対して抜群に効きます。例を挙げると【エルドリッチ】【閃刀姫】【真竜】などです。
③の効果は蘇生後も墓地へ行くため無限のリソースとして機能します。


スタチャと同じくほぼ使いません。
手札が強すぎる暇な時に使います。妨害効果もありますが手札消費的に厳しいため最終盤面に残ることはありません。


ニビルケアで使いますが、回し始めだと応用の展開は難しいと思うので後述の展開ルートだけ覚えておくだけでも十分だと思います。

マスターデュエル特有のスコアという要素がありますが、このカードはその際に大活躍します。
というのも電脳堺は普通にプレイしていたら4000を越えることがありません。しかしクリスタルでシェンシェンを破壊することで5000ダメージの項目が達成できるため狙えるときは狙っていきます。


後手用です。
効果を使った後にアーゼウスを乗せてもアーゼウスの効果が使えるので、このカードと合わせて相手の場を一掃した後に、メイン2に九竜や玄武を使って場に電脳を再展開という流れは比較的多いです。


何でも拾える灼銀です。代わりにレベル6モンスターを2体要求される&浮鵺城に繋がらないので一概にどちらが上という優劣はつけられません。
灼銀とちがって効果を使っても場に残るため継続的なリソースとして使えます。
従来のこのカードと大きく違う点は横にVFDがいるということです。
効果耐性がないこのカードですがVFDの加護があればほぼ確実に生き残ることができ、2回目の効果を発動出来ます。
なので先行ではこのカードをいかに構えられるかが鍵となります。

後攻用です。
種類問わず表のカードを除外できるので非常に柔軟性の高い1枚です。
ガイドラを乗せることでアーゼウスの効果も発動出来ます。


アーゼウス用の下敷きです。
ランク6は後攻では積極的にプレイするのでこのカード出す機会も多いです。貫通効果込みでライフを取り切れるパターンも多いので忘れないようにしましょう。


先行の神。
後攻も神。
凄まじい効果に加え凄まじい打点を誇るため効果によって得た追加ターンで確実に相手を仕留めきります。


後攻の神。
先行も後攻も神がいるのが電脳堺の強みです。


3.コラム

電脳堺を回すにあたっての要点となるテクニックを先日のツイートを基に紹介していきます。

https://twitter.com/yariza1010/status/1486582967585878019?s=20&t=AZO2SNgOkZWfm5MskEKCdA

1.電脳の効果を使えば必ずVFDが出るので、他に考えることはいかにリソースを残すか、である。

2枚展開は25パターンありますがそのどれもがVFDまでたどり着くことが出来ます。
このデッキにおけるリソースとは、ジイジイシェンシェントレミスが挙げられます。展開のなかでいかに上記のカードを絡められるかが安定した勝利に繋がります。
逆にこれさえ出来れば相手の動きがどんなに強くても負けることがなくなります。たとえば《サンダーボルト》と《ハーピィの羽根箒》を撃たれて盤面が更地になってもリソースさえ残しておけば、2体目立てることさえ可能です。


※2体目のVFDの出し方

墓地のVFDをシェンシェンで除外→ニャンニャンの②の効果でVFDをエクストラに戻す→シェンシェンと9シンクロor6電脳+朱雀でVFDをエクシーズ


2.魔法罠を対象としモンスターを落とすことで擬似的なサーチになる。

展開中に九竜をルウルウでサーチし朱雀を場に貼ることで、展開に絡められる電脳モンスターの種類が増えるため、ジイジイを自然に絡めることに繋がります。
また緊テレのリクルートをルウルウにすることでわざわざサーチ・デッキから落とす必要がなくなり、簡単に回収することができます。
墓地からの回収は灼銀orトレミスで行うこととなりますが、その違いはこちらのブログを参考にするといいと思います。

電脳堺における”灼銀の機竜”の役割・採用について ─トレミスと灼銀に違いはあるのか─|Dーchannel|note

3枚展開(対象となるカード+電脳2種)の手札では必ず4種全ての効果を使う展開になるため、展開が終わったにも関わらず使っていない電脳がいた場合は展開途中でミスがないか確認してみましょう。

3.ドローに頼るのは甘えである。

カード解説でも述べましたが正解のルートではドロー効果を持つモンスターを使うことはあまりありません。
初心者にありがちなパターンとして、
とりあえずスタチャで引いてみる→電脳堺モンスター引けたから展開伸びたラッキー
というものがありますがそれは成功体験を実力と勘違いしてしまっているものであり決していい物ではありません。
展開に絡むカードが引けずにVFDがでなかったからといって、そこ「「運が悪かった」とかたづけるのではなく、展開に変えられる部分がなかったか考えましょう。

電脳堺の展開の際の計算方法、題して「電脳算」に関するブログも以前投稿しているのでそちらも合わせて読んでもらえると、展開に関する理解が深まると思います。

電脳算のすゝめ|Dーchannel|note

長くなり過ぎると本当に重要な情報がどれか、という判断が難しくなると思うのでここら辺で今回は筆をおこうと思います。なんとか1万字以内に納めることには成功しました。

3月のランク戦において制限が変わらなかった場合自身の持っている電脳の知識を網羅した記事を書こうと思うのでまた読んでくださるとありがたいです。

では。

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