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ダグズ・バーガーレッド構想、はじまる。

ここは熊本県南阿蘇村です。その名の通り、阿蘇の南側です。

阿蘇は、5つの山とそれを囲むように輪の用に連なる外輪山から形成されています。マンガ好きのひとは、「進撃の巨人」を思い浮かべてください。壁に覆われた都市。あの形状がまさに阿蘇なんです。

外輪山という壁に囲まれた大地。その真中に5つの山があるんです。

その5つの山の中央に、今もなお活発に噴煙を上げる「中岳」があります。その活火山を中心として、東西18キロ・南北25キロという広大なカルデラ、それが阿蘇の正体です。そのカルデラの中に、里があり、集落が有り、田畑がある。さらには鉄道も走っている。これは世界的にとてもめずらしいことだそうです。

20140516阿蘇山広域

阿蘇のカルデラの南側となる「南阿蘇」は、比較的「新しい地域」であると言えます。

もともと阿蘇は、大分までをつなぐ国道57号線が通る北側がメインで、長い歴史を持つ阿蘇神社もそちら側です。阿蘇全体を望む「大観峰」や、多くのホテルも北側にあります。

一方、南阿蘇村は、外輪山を越えてカルデラに入らなければいけませんでした。その外輪山を突き抜ける「俵山トンネル」が開通したのは2003年。そのルートができたことで30分ほど短縮となり、南阿蘇村が行きやすい場所になりました。そこから移住者も増え、観光客も増えてきました。

勝手なイメージですが、歴史ある北側の阿蘇に比べると古い建造物も少なく、また食堂なども少ないです。その代わり阿蘇らしい自然景観が残っていて、昭和の観光地 というイメージはなく、避暑地、リゾート地という言葉が似合う場所だと僕は感じています。

僕が阿蘇に魅せられる理由が、景観の素晴らしさともうひとつ。その場所自体のエネルギーです。阿蘇は遠い大昔、9万年前に大噴火を起こしています。その噴火から長い年月をかけて今のカルデラ大地ができたと言われていますが、その噴火。洒落にならない規模なんです。

火砕流は九州北部に流れ、山口県との境にある関門海峡まで達したと言われています。また、大空に舞い上がった噴煙は北海道にまで達したと。。実際に阿蘇の火山灰成分が北海道の地層で発見されているそうです。

阿蘇のA(あ)は始まりを意味し、蘇(ソ)は再生を意味するという説を聞いたことがあります。一旦、全部を焼き尽くしてそこから新しい姿が芽生える、みたいな。なんというか、恐怖すら感じる自然の雄大な力を感じます。

そんな南阿蘇村で、ダグズ・バーガーレッドプロジェクトが始動します。あか牛を使ったダグズ・バーガー新メニュー。だからレッド。

あか牛、うまいんです。そして、かわいい。おでこがちょっとカーリーで、つぶらな瞳。

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さあ、これまでの常識をぶっ壊して、新しい魅力的な拠点を創っていきます。これぞ、まさに、壊して創る「阿蘇モデル」!

南阿蘇村に移住した人間が、宮古島のダグズ・バーガーに出会ったことから始まった妄想が現実になろうとしています。え?そもそもなんでそこがつながるの? そのあたりも今後書いていこうと思っています。

※先日開催した、ダグズ・バーガーレッド始動プレイベントの模様です。

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