見出し画像

会計 リスクシナリオ分析

今回はリスクシナリオに基づいたリスク分析について、深堀したいと思います。
経理部門は伝票データを持っています。これってお宝なんですが、みなさま利用していますか?
伝票データは何のために入れているか?BS,PL作って短信や有報を作るだけではもったいないです。
入れたデータは徹底的に使い倒して、味がしなくなったスルメのように利用しなくちゃもったいないです。
ちなみに、北海道は小樽に、もったいない博物館なる場所があります、小樽に行かれたら是非お立ち寄りくださいwww
http://kamuimintara.net/detail.php?rskey=78199701t01
 
第1回で リスクシナリオの例をちらっとお見せしましたが

自社の例で、リスクシナリオを考えて、伝票TBLから抽出して、中身を確認して牽制活動をして
不正を機会を減らしつつ、誤謬(意図しない間違い)も徹底的に防ぐ活動って大事です。
 
■リスクシナリオ
みなさんの会社の経理や購買の方々は、何時までお仕事していますか?
時代が時代で昭和ではないですから 19時にはみなさん帰宅済みですよね?
22時以降とか、休日とかに伝票入れていると思います?いないでしょう?職場は真っ暗なハズです。
悪いことをしようとしたら、周りに人がいない時にするものです・・・犯罪心理的にも。
なので、会社にもよるでしょうけど、22時以降に入れられた伝票や、休日に入れられた伝票が
1枚だけあったら?その状況を想像すると、周りに人がいない中で、こっそり伝票を入れている状況が想像できますよね?
過去月度に間違っちゃった伝票に気づいて、バレないように修正したり・・・しているかもしれません。
僕だったら、誰がどんな伝票を入れたのか気になって仕方ありませんwww
弊社では、会計伝票のデータは毎日朝9時にDr.Sumに取り込んでいますが、こういう確認しなければ
ならない伝票も毎日Dr.Sumで自動でチェックしています。
抽出からリストアップは自動です <=ココ大事!! 
 
■リスクシナリオに基づく分析ツールとしての Dr.Sumコネクト!
伝票データって会社の規模にもよりますが、月に1万件だったり、10万件だったり、海のように途方もなく
大きいと思いますが、その中から不正の可能性のある伝票をどうやって探します?
1件1件眺めていては、それだけで確認要員が専属で必要になりますよね?
先ず、確認したいリスクシナリオを考えて、伝票TBLや経費精算システムのDB=海 から対象のデータ
を抽出する訳ですが、ココで Dr.Sumコネクトが活躍します!
会計伝票のデータは会計システムから、毎朝Dr.Sumに取り込んでいますが、同時にリスクシナリオに基づいた
データも分類して取り込んでいます!Dr.Sumコネクト様様です!!
不正データは、ノーガードで2年も3年もほっておくと、膨大な金額になってしまって大惨事になってしまう可能性があります。
既に退職した社員の口座を復活させて再利用して、出金しているデータがあったら、翌日検知します。
初期対応が大事です! みなさんの会社はノーガード戦法ですか???
 
以下は当社で開発した、まだ特許は申請はしていないリスクシナリオに基づいた管理ボードのイメージです。(デモ版)
1.各拠点の俯瞰的に見る危険度を表したボードです。
赤はリスク高・黄色は確認した方がいいよ?・青は大丈夫そうです・・・と見ます。

 


 
2.リスクのあるデータを拠点毎に集約したボード
全体像を把握 デモ版なのでリスクシナリオは①②とかですが、イメージこの数字の部分が
   休日深夜の伝票みないたなシルクシナリオが入ります。
   右にそのデータを入れた人の名前(仮名)が表示されて、ドリルスルーでそのデータを見れるように
   しています。データの摘要を見て、確認の必要があれば、審議・電話する?メールする?とかですね。


確認すべきデータを確認する牽制活動が、監視カメラのような役割を果たし、不正の機会を減らし
安全な企業活動の一助となります。
リスクシナリオとDr.Sumコネクトの抽出条件の設定のノウハウがあります!!(自信あり!)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?