文章に惹かれるとは、どこに引っかかっているんだろう。

小さい頃、そんなに絵本を読んでもらった記憶がない。いつからか寝るときには「みんなのうた」のカセットを聴きながら寝るようになった。そんな私だがマンガが好きで、最寄りの図書館にはたくさんのマンガ雑誌があった為によく通っており、運命の出逢いをする。ハリーポッターシリーズである。

夢中で一気に駆け抜けるように読んだ。

そこから私の本の旅が始まり、ピーク時は高校の図書館で借りて毎日一冊以上読んだ。司書さんとは仲良くなり、司書室にカップを置いて勝手にお茶を入れ居座るようになり、私は司書の資格が取れる大学へ行った。

大学時代は貧乏で思ったより本が読めず、資格は取ったが就職には繋がらなかった。でも時々、素晴らしい本との出逢いがあって今もそれは続いている。

noteでは気軽にたくさんの作品が読めて、書くことが出来る。一時期書くこともしていたが、久しぶりなのでしっくりこずにチンタラ書いている。その中で自分の納得いくものが書けることもあるし、他者の文章にガーンと頭を殴られる思いのこともある。何がどこに引っかかって惹かれているのかはまったくわからないが、強く引き寄せられるとやっぱり読むっていいなと思う。そう思って貰えるようなものはなかなか書けそうにないが、自分の表現のひとつとしてゆっくりだが文章を書いて行きたいと思った。

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