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女性SSW

最近はあらゆるDAW環境が整い誰でも自宅のベッドルームで音楽を作る事が可能になってきたおかげで色んなところからボコボコと才能の萌芽が発見される時代になってきたと思う。

これは喜ばしい事で沢山の機材を必要としなくなった恩恵で誰でも手軽に音楽を作れる。

そんな時代背景も手伝ってか女性アーティストの

活躍がめざましいと思うここ数年。
そういえばこの前インタビューさせていただいたleeve roselynのtakumi氏も女性SSWを結構好きで聴いてると話していたなぁ、などとぼんやり考えつつ。

最近買ったCDで一番好きだったのがコレ。

bags / clairo
彼女の奏でるメロディーが全部素晴らしい。

アルバムは捨て曲なしの大名盤。

女性SSWで真っ先に頭に浮かぶのはこの人。

この曲が好きだなあ。

歌姫idha

あまり知られてないが英国のバンドrideのandy bellの奥さんだった人。

当時の来日公演の際も一緒に来日していて実は筆者はお会いした事がある。

rideのライブに行こうとライブ前にアメ村をうろついてたらandyとidhaがウインドウショッピングしているところにバッタリ!

当時やっていた自分のbandのフライヤーを渡したら”oh! beautiful!"と

二人とも凄く喜んでくれていたなぁ。

話を戻して

このアルバムは隠れた名盤。

rideがだんだんアメリカのルーツミュージックに傾倒していた時期に

andy bellが全面バックアップして作られたアルバムなのでandyの趣味全開。

とてもレイドバックした良いアルバムです。

続いてはグランジ姉御 PJ Harvey

この姿でギターかき鳴らす姿は時代を超えて見るものにインパクトを与えますね。

alicia keys結構好きなんですよ。

as i amというアルバムは本当によく聴いた。

ある程度R&BやHIP HOPの要素も入れてるんだけど

軸が結構オーガニックな人だと思うんです。

オーストラリアのmodularレーベルから現れたエレクトロ世代のjoan jet

ladyhawkeアルバム素晴らしかったです。

特筆すべきは彼女の作る音楽が時を超えて何故か?80年代な所。

ladyhawkeいう名前も多分80年代の映画から取られているんだけど

どの曲もまるでMTVで流れてた様なメロディーだったりするのが好きです。

言わずと知れた現代最高峰の女性アーティスト。

ギターの腕も相当な物ですがかなり実験的でアヴァンギャルドな演奏しますよね。

そういうのをPOP MUSICに自然に落とし込んでる所本当に凄いです。

何かの番組で色んな単語に対していきなりギターを弾かされるのがあるんだけどこれ面白いです。
全然弾けてない笑
本当はかなり上手いのに。
しかも袖でbeckが見てるっていう。

あのスタイルと落ち着いた喋り方も素敵です。

みんな大好きCourtney barnett

kurt vileとduoでアルバム出した時には

現代のkurt & courtneyとか冗談まじりで言われてました。

とにかく曲がいいです。どこかのほほんとした印象を受ける楽曲。

キュートな人柄が滲み出ています。

heart shaped face / angel Olsen

この曲を聴いた時、mazzy starを思い出した。

chillりたい時に良いです。

私の記憶が正しければ何か映画に出ていた様な?

sonic youthのギタリストlee ranaldoのソロアルバムにも

客演しています。

melina duerteのよるプロジェクトJay som

ドリーミーでどこか箱庭的な楽曲が魅力です。

wolf Aliceやthe1975とも交流のあるamber Mary bainによるプロジェクト

Japanese house

基本electronicな感触ですが凛としたメロディーが素晴らしい曲がずらり。背筋が伸びます。

同じくjapanese繋がりで

Japanese breakfastは

little big leagueとMichelle zaunerによるプロジェクト。

エキセントリックでかなりPOPです。

mitski

ミツキ ミヤワキさんは日本とアメリカのハーフ。

お母さんの影響で中島みゆきや松任谷由美などが好きだそうです。

NYで活動するsoccer mommy

本当に曲が良い!

最初聴いた時ビックリした。

Chali xcx はもう結構長い事活動してるんだけど

この曲の実験的なノイズを聴いてくれい!

こんな暴力的なノイズをチャートに叩き込む楽曲に忍ばせる才能を

他に知らない。しかもこのMVは自宅で完結させたらしい。

彼女は早耳でかなり昔の楽曲でも全く無名の

トラックメイカー、しかもかなり実験的な

gold pandaのyouというトラックに乗せて歌っていたこともある。

歌がなくても十分良いトラック。

そんな事を考えていたら

この実験的なトラックメイカーと女性VOの蜜月って

あ!そうかFKA twigs以降だもんな〜という事で最後は

彼女の変態ぶりはトラックメイカーのarcaによって増幅されているけど

それにしてもこの世界観は他にない。
凄い!の一言。
だんだんSSWという括りからは逸脱して来た気がするので

今回はこの辺で!

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