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森友問題の公文書改竄で自死した夫に向き合う赤木雅子さんをモデルにした漫画の新連載が開始

宮崎克原作、魚戸おさむ作画による新連載「がんばりょんかぁ、マサコちゃん」が、1月24日発売の週刊ビッグコミックスピリッツ8号(小学館)でスタートした。 
主人公の橘マサコは、生真面目で実直な公務員・赤木トシオと結婚した。
ところが結婚生活22年目のある日、トシオは自宅で自ら命を絶っており……。
国有地が不当な価格で売却された事件の渦中で、関係者の名を隠蔽するために公文書の改ざんを命じられていたトシオ。
夫の死の真実を知ろうと国に立ち向かうマサコの姿が描かれる。
取材協力として「私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?」が発売中の赤木雅子と相澤冬樹がクレジットされた。
小学館のマンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」で、1月24日発売号から「がんばりょんかぁ、マサコちゃん」という連載が始まりました。
マサコちゃんは、赤木雅子さん。財務省改ざん事件で命を絶った夫、俊夫さんの真実を求め裁判を起こしています。
「がんばりょんかぁ」は「がんばってるかい」の岡山弁。NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でおなじみですね。
赤木雅子さんと俊夫さんは二人とも岡山出身で、夫婦の日常会話は岡山弁だったのです(関西弁も混じりますが)。
赤木雅子さんがマンガに望んだことは「夫、俊夫さんの真実を描くこと」。
正直な人が不正に反対し組織に切り捨てられました。有名な森友学園への国有地巨額値引きに始まった財務省の公文書改ざん事件です。
でも、その内容は意外と知られていません。
組織で誰にでも起きうることだから、みんなに知ってほしい。
マンガ制作チームは雅子さんの自宅を訪れ、夫、俊夫さんが亡くなった居間でお話を聴き、ゆかりの地を訪ねました。
この作品はフィクションですが、肝心のところは事実に沿っています。
赤木雅子さんと相澤冬樹は、「笑えるマンガにしてください」と伝えしました。
深刻さの中に笑いと涙あり。読者に楽しんでもらいながら、何かしら心に刺さるものがあれば…と願っています。 
赤木雅子さんと相澤冬樹の共著「私は真実が知りたい」(文藝春秋刊)もマンガの参考にされています。
夫婦の幸せが一転した苦悩、真相解明へと立ち上がる姿を描いたドキュメンタリー。
真相に迫るのはこれから。
マンガは、「私は真実が知りたい」という雅子さんの現実の闘いと並走して、連載が進みます。
「ビッグコミックスピリッツ」は、マンガ通で知られるあの麻生太郎さん(前財務大臣)も「毎週読んでいる」とインタビューで語ったマンガ誌ですので、きっと読んでくれると思います(笑)。「ビッグコミックスピリッツ」は毎週月曜発売。第3回までは毎週掲載予定です。
書店で、駅で、コンビニで、ぜひ手に取ってください。そして、笑って、泣いて、怒ってください!
第1話では、赤木雅子さんと俊夫さんがどう出会い結婚したか、俊夫さんが自宅の居間で自死しているところを見つけた雅子さんが「夫に何があったのか知りたい」と決意したところまで描かれている。
「国民が雇用主だから国民のために尽くしたい」という信念で財務局員に務めていた赤木俊夫さんと雅子さんの幸せな結婚生活と近畿財務局の上司からの指示で森友問題の公文書改竄に手を染めうつ病を発症し自死するまでの赤木俊夫さんの苦悩、夫の自死に向き合い真相解明に立ち上がる赤木雅子さんの決意が、これから描かれていきますが、ビッグコミックスピリッツ編集部にはぜひ自民党ネットサポーターやネトウヨの圧力に負けず連載を無事に完結させるよう、またこの漫画を通して森友問題の公文書改竄を知った人は赤木雅子さんを応援して欲しい。
私も欠かさず連載を追い、単行本を買います。

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