CDT

CDT(サイクリックデジタル伝送:cyclic digitaldata transmission equipment)方式は、遠隔制御装置(テレコン)等に使用されている方式で、40ビット・ 44ビット・64ビット方式があります
本装置は、既存設備のCDT方式とIP伝送に対応しており、IP化移行時にも使用可能です。
また、IP伝送においてはネットワークコントローラ(NIC)を2式装備しており、IP網の2重化にも対応可能です

(1) CDT/IP伝送装置
CDT回線のみならず、IP回線伝送も可能です。
送信専用、受信専用、送受信など、用途に応じて必要最小限のシステムの構築が可能となります。
IP伝送においてはネットワークコントローラ(NIC)を2式装備しており、IP網の2重化にも対応可能です。
当初CDT伝送装置として用い、IPネットワークが整備された後、改造(ソフトウェア変更)によりIP伝送装置として用いる事が可能です

連続的に変化する複数の情報を高信頼度・高効率伝送するため、データを周期的にサンプリングしたうえ符号化(コード変換)してデジタル伝送する装置である。コンピュータとの結合やデジタル表示が容易であること、遮断器等のOn-Off情報や電圧等の数値情報の伝送も可能であること、数ワードを使って任意情報を伝送するメッセージ伝送も可能であること等から、従来のアナログテレメータやスーパービジョンに代わって広範囲に採用されるようになった。1969年に電気学会通信専門委員会でCDT装置の仕様基準をとりまとめ、方式の統一化が進められ、遠隔監視制御装置もCDT方式のものが主流を占めていた。現在はCDT方式と効率的かつ柔軟性の高いパケット方式を採用したHDLC形遠隔監視制御装置が混在して使用されている。
(http://www.power-academy.jp/learn/glossary/id/41より)

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