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2023.8.26-27 day.2 大天荘〜燕山荘〜中房温泉

大天荘 8:05
分岐 8:20
大下りのかしら 9:30
燕山荘 10:40 10:57発
第二ベンチ 12:40
中房温泉 13:25

夜中に何度か目が覚めたが、何度も寝返して、5時前に起床。

出発の刻は始まっている

この時間、すでに出発する人たちと景色との写真を撮ることがあるんだけれど、ドラマティックな写真になるとこが多くて、好きな瞬間だ。上の写真も然り。

起きた時から、どんどん朝が始まってくる感じ、この感じが好きだ。

太陽はこっちから
東大天井岳方面

奥さんもAちゃんも起きてきて、朝日を待つ。

今回の一番お気に入りショット
モヤがいい雰囲気
出発の人は続く

絵に描いたような朝日は望めないが、これはこれでいい雰囲気。

みんな今か今かと待ちわびる。
そして太陽が昇ってきた。

半日ぶりの太陽が昇ってきた
この瞬間がいつもドラマティックだ
待ちわびた太陽
ここからガスが出始めた

この日の朝日は、下層と中層の雲の間から登ってきた。これは山の上にいないと見れない景色。特に2500〜3000mあたりいないと見れない。
この大天井岳という場所は標高高く、中層の以上の雲がなければ、雲の上にあるため、いろんな景色が見れる場所。槍穂高も見れるし、自分が好きなのも納得、と自分で改めて感じた。
とにかく大天井岳は好きだ。

撮影中を撮られていた

いい時間だった。

ここから朝食をとり、大天井岳山頂を目指すことに。大天荘から大天井岳山頂までは10分ほどの近い場所。
朝からのガスがここでもぬけず、眺望は無いが、ピークハント。ピークハントにそこまで拘ってるわけじゃ無いが、それでもいい気持ちだ。

テントに戻り片付けて出発の準備を進める。この時間はいつも寂しく感じる。

いつも通り、出発の頃には周りにほとんど誰もいなく、自分たちが最後の出発くらい。

8時頃、出発。

ここからは大天井岳から燕岳への最高稜線へ戻っていく。ただ、この日もガスがかかったまま。

全容は見えないがすごい迫力
最高稜線
大天井岳もガスがかかったまま

昨日とは打って変わって、Aちゃんは元気。奥さんはいつもの感じで、メンバーの体調に注意を払う必要はなさそう。

この日は、山を下りてから何しようか?の話題で持ちきり。豚さん食堂に行くことだけは決まった。

そんなこんなで、燕山荘に到着。
燕岳はガスがかかったまま。とりあえず燕山荘で休憩。
この日はデザートをいただくことにした。

モンブランもロールケーキも秀逸

山の上でこんな美味しいスィーツが食べれるなんて、最高だ。山小屋は場所によっては本当にサービス業だ。

ひとときの休憩を過ごして外に出るも、やっぱり燕岳はガスの中。2人に相談して、燕岳はスルーすることに。

mountainhardwearのAlpineLight

今回は写真のザックでの山行だった。
このザックはとにかくかっこいい。タイプとしてはアルパインザックなので、中は一気室でズボッとしたものに雨蓋がついている。これがパンパンになるのは雪が積もる山に泊まりで行った時くらい。今回も余裕はあったが、かっこいいザックを背負ってると気分が上がる。このザックはそう思えるザックだ。

そして合戦尾根を下山。

このルートの下山は楽だ。道が整備されているし、広い。下るの高速道路って感じ。

途中、合戦小屋に寄る。
理由は、例の手拭いだ。
もう自分は諦めていたが、奥さんが、あるかもやから見るべき!って背中を押してくれた。
売店が見えるところに入った瞬間、スイカ持った熊と目が合った!なんと売っていたのだ。
聞くと、昨日の夕方のヘリの便で小屋まで上がってきたということ。なんとも高級な手拭い。
1人テンション上がって、なんとも言えない嬉しさだった。なんせ、昨日傷心気味だったくらいやったので。。。

知り合いへのお土産も含め手拭い購入。
そしてまた下山を始めた。

この日は奥さんの下りがめっちゃ早くてびっくりした。いつもは下りが苦手で距離が開くが、この日は爆走モード。Aちゃんの調子がなんか上がりきってないのもあったけど、Aちゃんが遅れていった。

とは言え、みんな元気に下山。
乗合バスは30分後くらいに出発だったので、身支度して、ソフトクリーム食べて、ゆっくり過ごした。

ここのソフトは背が高くて美味しい

そしてバスの時間になり、出発。
ただ、このバスがこれまでにないダメダメ対向車のオンパレードで、まぁ、酷かった。
一台はバスが来て、バックしたら側溝に脱輪。もう一台はバックができない。両方ともお年寄りだった。その度にバスの運転手が降りて、その対応にあたっていた。事故にはならなかったが、それでも思うことはある。
車は便利だし、いろんなところに行ける。一方で、扱いきれないと今回のような周りに迷惑をかけることになるし、事故につながる。特に高齢者の事故数は、高齢者増加に伴って自ずとから増えていく。自分の運転技術が上がっているのか下がっているのかをはかるのは難しいけど、気づかず下がっていたことが原因で事故につながることは避けてほしいし、自分も避けたい。ここには国もお金をかけて、手を入れるべきだと強く考える。

まぁそんなこともあったけど、無事駐車場に到着。ここから風呂に行く。安曇野にあるしゃくなげの湯。風呂に入れるとようやく体がリセットできる。山が終わったことを感じる。

あとは買い物をして、食事をして帰るだけ。
まずは松本駅にある「GAKU」へ。ここはグルメな知り合いの情報で知ったチョコレート屋さん。あとで食べたが、めちゃくちゃ美味しかった。

そして念願の「豚さん食堂」へ。
が、閉まっていた。というか、Xの情報によると休業中とのこと。腹も減っていたし、失意の中、別案を検討。
んで、いつもの「みんなのテンホウ」へ。これが空腹の我らにドンピシャ!やっぱりテンホウ好きやわ。

テンホウの餃子

腹も満たされて、あとは帰るだけ。
運転手が2人いると、移動も楽。ありがたい。

自分ら夫婦と、Aちゃんとの山行はこれからも楽しみだ。あとは天気がいい日に。。。

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