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年齢を重ねること

歳を一つ重ねた。27歳になった。年齢を重ねることで変わることは特にないし、老化を感じる年齢でもない。しかしこの年齢には意味があると思っている。カートコバーンなどの名だたるロックスターが亡くなる年齢が27歳だという。石川啄木は26歳で亡くなった。彼の年齢は超えたということだ。自分はロックスターではないので27歳以降も生きるとは思う。ただ最近自分の人生にとっても危機的な状況があった。いのちに関わるかもしれない大事件だった。地球という規模で見たらありふれた日常茶飯事かもしれないが小さな自分にとっては大きな出来事だった。その結果あと何年かゆっくりと過ごさなければならなくなった。2年ぐらい修行期間だと思って生きていくことが肝要だと自分の中では納得している。ただ自分の性格や体力的にそれができるのかどうか不安だ。どこかで無茶してしまうかもしれないし、また危機に陥ってしまうかもしれない。自分のしなやかさを信じるしかないけれど、自分一人で戦っているような心細い気持ちになる。仲間は今一人もいない。これから見つかるという保証もない。人間はずっとひとりぼっちだというがこんなに孤独になったことはない。自分のことは自分が一番わかっているのにそれをわかってはもらえない辛さ。そのような寂寥が漠として押し寄せてくる。自分は芥川賞を取ることが目標だ。何年かかるのかも、とれるのかもわからない。このまま30、40と戯言を言っているだけで終わるかもしれない。格好つけても仕方ない。無様さを醜態を見せつけるしかない。せめて生き様だけはどこかに残しておきたい。大器晩成なのだと信じるしかない。だからこの世界への叛逆として文学を基礎から学んで箸にも棒にもかからなかったとしても一作何かをやった証としての文学を創造するつもりだ。タイトルは叛逆と決めている。一度書き始めた原稿があるがそれはなしにしてもう一度構想やプロットを練り直してゼロから作り上げるつもりだ。僕には文学しかないし、ファッションも好きだけれど、文学でしか抵抗できないと思っている。僕は同じ年齢の人間ではジャスティンビーバーを最も尊敬している。彼はBabyが出た時妹がファンでハマっていたのでその頃から全曲聴いている。さまざまな評価を下す人がいるが彼の音楽は本物だ。次世代のマイケルジャクソンだと思っている。時代は完全に変わっているのに気がついていない人が大半だ。僕はもう子供ではない。自分のことだけを考えて生きていくし、他人を助けることもできる。自立して生きるために後何年かかっても東京で一人で暮らすまで頑張る。文学で身を立てるのだ。ジャスティンビーバーのJusticeというニューアルバムは僕のアンセムだ。絶対に負けないという強い気持ちが滲み出ている。どれだけ拘束されても腕を奪われても僕は文学を書き続ける。絶対に死ぬことはない。ジャスティンビーバーと僕は雲泥の差だけど、うさぎと亀では亀が勝つように僕も彼に追いつきたい。しっかり睡眠してしっかり食べて絶対に危機に陥らないようにしたい。過去ではなく僕は未来を見続ける。もう誰にも迷惑をかけない。みんなを守るために僕は戦う。この美しき修行が成就しますように。


木下雄飛 2021.11.25

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