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バンタン、本当にありがとう。 ファンになって1ヶ月。

 今日で、BTS(バンタン)のファンになって1ヶ月経ちました。昨日はオンラインコンサート『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE』があって初めてライブに参加しました。

 私は一言であらわせば「国連Permission新規」です。本当に日が浅くて、こんなでもう初ライブなんてどうなんだろう?と思っていましたが、大丈夫でした。「あぁ私は本当にバンタンを好きになったんだ」という思いがあふれてきて泣けました。私の中にまだ好きとか心地よいとか楽しいとか、そういう感情がまだちゃんとここにあった、という嬉しさでいっぱいになりました。(私の)体の方も大丈夫で、息をのんでいたのか?なぜかソファに体育座りで飲み物も飲まずに観ていました。後半になってやっと歌ったり体を動かす余裕が出てきて楽しめました。そして今朝起きたら肩と足が軽く筋肉痛。嫌なことを考えず、ただただかっこいいな!すごいな!楽しいな!っていう時間を過ごしたのは本当に久しぶりで、考えてみたら娘を産んでから初めてだったかもしれない、というくらい。その娘と一緒にライブを観ることができたことも嬉しかったです。明るい気持ちを共有できるってこんなに嬉しいことなんだ、今この時間に世界中のARMYさんたちも同じ気持ちを味わっているんだ、と思ったら一人じゃない気がして、いろんなことを一人でがんばろうともがいてきたことがバカらしく思えてきました

 この1年間は失くすものばっかりで本当に怖くて、私にはいったい何が残るんだろう?とまで思っていたけれど、そこまで空っぽになったらこんないいことが待っていました。私の中にわずかに残っていた、砂粒くらいの小さな希望に、バンタンがまぶしいくらいの光をともしてくれたんだと思います。かっこいいラップで、心が洗われるようなバラードで、キレキレのダンスで、ビジュアルや声の美しさで、走れバンタンで芸人さん顔負けの笑いを、インザスープやボンボヤージュでお互いへのいたわりと思いやりを。私にとっていいものばっかりをこれでもか!ってくらいにバンバン渡してくれました。抜けている穴がない。これはちょっと...って思う箇所がない。努力に努力を重ねているはずなのに「これだけ頑張ってるんです」っていう押し付けがまったくない。Vライブでもインタビューでも口を開けばARMYへのメッセージ。バンタンのすごさに気づけば気づくほど、自分を振り返っては損得で生きてきたことに嫌気がさし、今からでも変えて行こうと思わせてくれる。こんな人たち、他にいますか?って思います。

 もっといろんな人がバンタンの良さを知ってほしいと思うけれど、こういうのも出会いでタイミングなんですよね。そしてもっと早く出会いたかった、とも思うけれど、あのガラクタでいっぱいだった私の心と体では、バンタンが入り込む余地がまったくなかったのはわかっています。損得ばっかり、一人でがんばろうとガチガチだった私に言いたいのは「早くその荷物を降ろしなさいよ」ってことですかね。 

 まだファンになって1ヶ月。この先1ヶ月でまたどんな風に感じていくんだろう?と思います。生きていることが嫌になっていた今年だったけれど、ちゃんと生きなければ、と思うところまで回復しています。バンタン、本当にありがとう。

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