はじめてのギャラは500円でした （４）

前回は、お金も時間も、強烈になかったことを書きました。
（そりゃ～これだけ払ってたらね。）

そして、

お金が欲しい。
時間が欲しい。

と、これまた強烈に思ったことも、書きました。

そしたら・・・何が起きたか。
が、今日のテーマです。

その日、わたしは生まれて初めて、骨を折りました。

なんで骨折することになったかという詳細は、
呆れるほどバカの上塗りなんで、今回は省きますが、
とにかく、仕事中の出先で、そういう事態に陥りまして。

レントゲンを見たドクターが言うには
ポキッと折れたわけではなく、「欠けた」んだそうです。
剥離骨折って言うんでしょうか。

そして、その、欠けた断片が靭帯に刺さっていて
足首が、もーびっくりするくらい腫れました。
膝の下にスイカ着てるの？ってくらいに。

全治１ヶ月半。

呆然としながら松葉杖を突いて帰ったら、
夫が単身赴任になっていました。

・・・・え？

よくわからない？？

うん、わたしも、今思い出しても、よくわからないです（苦笑）
どうしてわたしが骨折したその日に、夫が単身赴任になるのかとか。
ま、世の中は理不尽に満ちていますわねえ・・・

そいでね。

会社の異動って、どこでもそうだとは思うんですが
決まったら、割と急に移動することになるよね。

うちの夫の会社も当然そうで。

赴任先にアパート探しに行ったり、手持ちの荷物をまとめたり
ドタバタしつつ、１０日も経たないうちに出発していきました。

そして、

松葉杖のわたしと、幼稚園生の息子は、急遽、実家に格納されることに。

実家が近くて良かった・・・
両親には本当に感謝です。

二世帯分の出費と、週末ごとに夫が帰って来るための交通費は、骨折以上に痛かったんですが、（足が折れてお休みしてても、ダンスのお月謝は発生するし）
ともあれ。

そんなわけで。

時間の余裕（松葉杖で家事できないし。←お母さんありがとう）と
わたしのお財布が空っぽでも、食うに困らない状況が、
いきなり手に入ることになりました。

と、あともうひとつ。

わたしの人生を変えたものも。

（続く）