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慶応日吉キャンパスのイチョウを見てきました。

秋も深まり、木々も色づく季節ですね。
という前口上はほどほどにして、イチョウの紅葉を眺めに慶応大学の日吉キャンパスまで訪れました。

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慶応大学の日吉キャンパスは、東急東横線/目黒線の日吉駅の目の前です。
改札を出て東口側に向かうと、道路越しのすぐ目の前に銀杏並木が広がっています。

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銀杏並木で有名な場所は都内近郊でも数多ありますが、国道や都道など道路沿いだと車が気になってしまいます。こういう大学の敷地内の方が、安心してイチョウの鑑賞が行えると思います。
日吉キャンパスのイチョウは、周辺住民には有名ですが世間的にそこまで知名度が高くなく、そこまで人混みがひどもなく、そういう意味で個人的には気に入っています。

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この時期になるとイチョウの色づきの状況が気になり、Twitter などで「慶応 日吉」といったキーワードで検索をよく行います。
イチョウがまだ見頃でない時期では「慶応生がやたらナンパして来る」「飲み会で盛り上がっているのがうざい」「慶応生が謎に学歴マウントしてくる」的な書き込みが支配的な印象なので、時期によりその書かれる内容の差が激しく、見頃を把握する上でわかりやすくて役立ちます。

個人的には矢上キャンパス中心に慶応大学には学会などでよく訪れたことがあります。矢上は理工学部中心ということもあってそんなチャラいとかという印象もなく、優秀な人が多い、という印象だけを持っています。

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日吉周辺に向かうと、東急は地下に潜りますし、新幹線もこの辺りだけトンネルを通過していきます。この辺だけ盛り上がった丘になっています。
こういう地形になっている理由は国土地理院の地形図を見ると一目瞭然で、この辺は近くを矢上川が流れ、大学のキャンパスも矢上川が切り取った崖線の上の台地に建設されているようです。矢上川の更に東側は「暴れ川」で有名な多摩川があらかた削り取った低地になってます。
日吉が、台地の突端で、治水など地理的な観点ではかなり恵まれた土地なのが見て取れます。

日吉の街は東急線が開通し駅が出来た頃から街の開発が進んだようですが、土地的に恵まれている台地の上の一番良いところは、先行者利益なのか、慶応大学が一通り占拠しているのも見て取れます。
せめてイチョウの見頃の時期くらいは、我々みたいな一般市民がフリーライドして景観を満喫しても怒られないでしょう。

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イチョウを見た後は、日吉の隣駅の元住吉駅まで移動し、ブレーメン商店街を散策してみました。とても良い雰囲気のお店が立ち並ぶ商店街です。

ブレーメン商店街で個人的に一押しなのは「イクミママのどうぶつドーナツ」。可愛らしい動物の姿をしたドーナツが売られていて、人気も着々と広まっているように思います。

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昔はただ単純にかわいい、と思っていただけのこの動物ドーナツですが、最近公開されはじめたYouTubeの動画とかを見ると、複雑な工程を延々と無限に繰り返してドーナツを作り出す様は苦行にしか見えず、創造主の並大抵じゃない苦労も垣間見えます。かわいいを作り出すのも一筋縄ではない、どの仕事も裏での努力は計り知れないものだな、と個人的には好感度も高まります。

こんな感じで、ちょっとしたプチ旅行として、イチョウの時期には日吉〜元住吉あたりを散策してみる、というのも楽しいのではないかと思います。

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