見出し画像

意外と抜けてる!?企画書作成 基本のポイント

第2回!編集ライター講座「企画書の作り方」

こんにちは。
本日もじょー(仮)がお届けします。

2月21日、編集ライター講座の第2回目が行われました。
今回のテーマは「企画書の作り方」。

そもそも、なぜ「企画書」が必要なのでしょうか。
編集・ライターといった仕事に限らず、
仕事において何かを始めようとするときは「企画書」が求められることが多いと思います。
これは、自分の頭の中にある実施したい事を「企画書」という形で他者にも見える形にして共有し、協力してもらう必要があるためではないでしょうか。

編集・ライターもチーム戦。
取材先の方々やカメラマンなど多くの方の協力のもとに成り立っています。これらの方々に企画内容を伝え、場合によっては説得するために、「企画書」が必要になってきます。
少し考えてみると気が付きそうですが、意外と忘れてしまいがちな「企画書の意味」。今回の講座はここからスタートしていきました。

上記を踏まえ、企画書を作る上で意識すべき点について、講座内容から一部ご紹介させていただきます。

誰のための企画書か 読ませる相手を意識する

例えば編集部でいうと、企画にGOサインを出すのは編集長ですので
まずは編集長に企画意図を伝え、実施に向けて説得するための内容を盛り込んだ企画書とする必要があります。
ここを通過すると続いては仕事仲間の編集やライターに企画を共有したり、協力をお願いしたい取材先の方々へも企画を提案、と進みます。
……上記がすべて同じ内容の企画書で良いものでしょうか?
少なくとも、編集長に見せる企画書と取材先に見せる企画書では、意識すべきポイントが変わるはずですよね。言葉遣いはもちろんですが、内容についても。例えば、編集長に見せる企画書では「自分たちにどのようなメリットがあるか」という説得材料が必要ですが、取材先に見せる企画書にその内容は必要なく、「あなたにどのようなメリットがあるか」を先方に見せる必要があります。

自分たちへのメリットはあるか

上記の話から続けて、まず意識すべき点は「自分たちへのメリットがあるか」。仕事にする以上、メリットがなければ企画は実施できませんよね。
売上もそうですが、その他にもリレーションの構築やブランド向上、PV数の獲得など様々なメリットが考えられます。

相手へのメリットを提供できているか

私などはつい忘れてしまいがちなのですが、
他者と協業するための原則は「ギブアンドテイク」です。
相手とプロとして付き合っていく意識をもち、こちらの希望と先方が望んでいるであろうことのバランスを取りつつ企画を提案、説得をする必要があります。
また、取材相手へのメリットをしっかり提示でき、協力を取り付けられるということは、
ひいては読者の皆さまにとっても面白い内容になっている可能性が高いはずです。

いかがでしたでしょうか。

今回の講座にあたり、ご参加いただいている皆様から事前に企画書を頂戴しました。お忙しいところ本当にたくさんの企画をお送りいただきまして
誠にありがとうございました。

読み手を意識した構成でどれも大変読みやすく、我が身を省みて今後に活かさねばと逆に勉強させていただきました。
内容も魅力的なものばかりで、
私も皆様に面白いと思ってもらえる企画を考えねばと身が引き締まる思いがいたしました。

次回の講座は「編集会議」について。
またのぞきに来ていただけましたら嬉しいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?