神とは？

神は全知全能偏在であるという定義がある。

全知とは：
すべてを知っているということである。
それは、この世界のすべての出来事、背景、動機、そして、個々の動きをすべて知っており、またあらゆる自然現象、有機物無機物に関わらず、その組成、成分から、最もミクロ、最もマクロの部分まで知っているということである。神の知識が届かないものは何一つ存在しない。この世界は、すべて神の知識の下に存在しているということである。

全能とは：
すべてのことができるということである。
ただし、神はやらないことはある。人を貶めたりすることはないし、神の基準に反することは一切しない。神は愛であるから、すべてのことは神の愛という動機において行われており、悪を憎み、正義を果たす。その基準の中でできないことは何一つなく、人間的に不可能と思われることも神にできないことは一切存在しない。

偏在とは：
神はどこにでもいるということである。
神の存在、臨在がないという空間はどこにも存在しない。ゆえに、神の力の届かぬ場所はひとつとしてない。

◆恐れを超える生き方。
このような定義を知るならば、あなたが神の家族となるならば、どれだけの安心感があるのかが分かるだろう。この世の実力者は、ある範囲内で、限定的に権力を横暴にふるっているだけであり、見た目がどんなに恐ろしい存在も、また、権力に満ちた存在も、神の前には一瞬に滅ぼされる存在である。霊の世界のおけるサタンの行動も、神の御前には全くの無力である。

人生における「恐れ」が生じるのは、全知全能偏在の神の知識の欠如が原因である。このことを知らずして、自分の努力と正義感だけで行動するなら、容易に燃え尽きてしまうのだ。

この天地という世界を創造した神は、唯一の神であり、イエス・キリストとして現わされている。なぜなら、イエスだけが、「生ける、神の御子、キリスト」であるからである。イエスは、十字架で人間の罪を背負って死なれたが、三日目に復活し、弟子たちの前に現れ昇天し、神の右の座におられ、また、定めの時に再び人々の前にあらわされる。（再臨）

今は、聖書の神の言葉を通して、イエス・キリストを信じる信仰を学ぶことができ、イエスを信じるものには、すべからく永遠のいのちがが与えられる。それが以下の聖書箇所である。

神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

ヨハネによる福音書３章１６節、新約聖書

なぜなら、人は心に信じて義とされ、口で告白して救われるからである。 聖書は、「すべて彼を信じる者は、失望に終ることがない」と言っている。 ユダヤ人とギリシヤ人との差別はない。同一の主が万民の主であって、彼を呼び求めるすべての人を豊かに恵んで下さるからである。 なぜなら、「主の御名を呼び求める者は、すべて救われる」とあるからである。

ローマ人への手紙１０章１０節～１３節

神の定義を知るなら、そして、その神に信頼するなら、あなたの人生は全く守られるのである。