近況、言語化②

ハイキューの映画を見た。

思っていたほどだった。

帰りの車の中、

脳内会議の議題は「なぜあんまりだったか」

色々考えられたが、1番は

「一回マンガで見たことあるやつだったから」だ。

大学時代、教育学で

コミュニケーションについての授業があった。

「一方からもう一方へ情報が伝達される際、
その情報が受け手にとって
新しい情報なら、
その時、
真のコミュニケーションがとれたと言える」

文献にはそう書いてあった。

これは個人の見解なのだが、

千鳥のノブのツッコミが評価されるメカニズムに似ている

と思った。

「そんな言い回しするんだ」

「そんな表現使うんだ」

それを人は面白いと思う。

これが真のコミュニケーションのギミックに似ている部分である。

表現作品も然り、

いかに、受け手の新鮮さに

訴えかけるかに、かかっていると考える。

漫画を映画にする。

アニメを嗜む人、原作ファンには

「どんな風になるんだろう」

という期待へのギャップが

真のコミュニケーションを生んでいるのだろう。

しかし、自分はただ映画を見にきた。

その自分と、実際の作品のベクトルのズレが

あったのかもしれない。

あの映画を楽しむには、

ハイキューに対する高い期待感、高揚を

持った状態で映画館に行くべきだった。

スラムダンクの映画の時のように。

という結論に至った、水曜日の夜。


最近、過去回を聞き漁って、
好きと感じたメールを紹介。

浮上負け:祖母から産まれた孫さん
(#132 通常回)

何を隠そう、
自分は祖母孫さんのメールのファンです。
スペースなどではヤイヤイ言ってますが、
根底のバカバカしさが
ロジックと大喜利の後ろ盾によって
「どこを切り取っても面白い」という
メールに昇華できるというのは、
シューターとして最大限の敬意を表します。

このメールも大好きで、
①浮上負けの説明
②実働
③スピードアップ

後半へ盛り上がるシステムもバッチリ。
最高ですね。

むなしい文章:くだらない質問さん
(#128回 ネクストうんこ)

書く前に。
MVP取った回のタイトルが可哀想。笑
自分で言うとこの
「『ちゃんこです』でMVPとりました!」や
「『手作りチョコレート』でMVPです!」なのですが
「『ネクストうんこ』の回でMVPです!」
って言わないといけない
この状況がすでにむなしい。

僕は仕事で、
シチュエーションを
考えることが多いのですが、
この質問さんの
「むなしい文章を言わせるための状況設定」は
ホントにお手本のような。
バナナマンの設楽さんもコントを作る際
「なんで?」を消していく作業が大事と
おっしゃっていたので
このメールはまさに「なんで?」の一切ない
お水のようなふつおたです。(臭みがないって意味の、笑)

あとあるあるが全部刺さってましたね。
カツ丼の気持ち、最高。
打てば全部ゴールに入る。
山王戦の序盤の三井でしたね。

あといくつかあるんですが
パッと思いついたのがこの2つなので、
この辺にしておきます。


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