不安定なままで

寮に移動してどうですか、と言われてすぐに言葉がでてきた。聞き手の方がすごかったのか、目の前に制作したものがあったからか、自分の今にまつわることを言葉で他人に話せたいい機会だった。
素敵だねと言われると嬉しいし(淡々としているねって言われたのは意外だった)経験しているねと言われたら、ここで頑張ろうと思った。今までの寮のブログ読んだら楽しい日々もあったことを振り返る。そうしたら楽しい日々をつくろうと思えたりする。

この前こういう人もいれば、こういう人もいる、と思いすぎると結局自分がいなくなる話しがあった。自分を押し出すことが誰かの迷惑になるかもしれないと思うと怖かったけど、やっぱり自分はどう思うかは大事だ。何色でもなく、どちらを選択することもなく過ごし続けてると、もし寮を出たいという人がいても、何も感じないのだろうな。
支えになるかどうか決めるのは相手で、支えになりたいと思い関わることしかできない、もはや祈りに近い。それでいいような気もする。


話変わって寮生とうまくいっていないと感じる。やっていることとしては、一つ一つのルールを守るように指示してるだけ。だけどなんか棘があるように聞こえるんだろうな。今までと同じことを言ってるだけなのに。別にこんな険悪な雰囲気にしたいわけじゃないのに。多分、これを守らなかったら退寮とか権力を振りかざしてたりして頭使ってなかったからかな。
でもそうやって権力を使わないと、すぐにはルールを守るようにならないんじゃないかと思う自分もいる。そうやって時間を待っているうちに崩壊があるのかもと思ってしまう。厳しく言っているのに逆にきかなくなるのが一番怖いな。こうやって学級崩壊って始まっていくんだろうなとふとよぎる。寮生全員が手のひらを返したらってふと思う。

追記:しかし、彼らはカスタマーではないのでなんでもかんでも目線合わせると勘違いすることもある


学んでほしいことの狙いがあるならなおさら、最上位目標の設定だけは大人がするべきです。 メタ認知を育むためには、まずは自分が「安心できる場」でたくさんの人と出会い協働することが大切 だと思います。それを繰り返すうちに、新しい環境にいっても同じように双方向型で学べるようになるのです。この場が全生徒にとっての「安心できる場」でありたいと考えています。ーーー麹中学校校長


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