保育園中退から一年。

#認可保育園 #大田区#子連れリモートガチ勢

2歳4か月になる娘が、保育園に通わなくなって、そろそろ1年が経とうとしている。

去年の春、コロナが登場して、3ヶ月の登園自粛要請があって、私の会社もいち早くリモートに切り替わっていたし、夫もそもそもフリーだし、ということもあって、その間ずっと登園自粛してた。その頃よく話題になってた子連れリモートの大変さ、みたいなのも確かにあって、ママママ〜ってミーティングに乱入しちゃったり、発言してる後ろで泣いてたり、日中は全然作業が進まなかったりの日々。
会社の人には気まずいし、申し訳ないし、自分のペースで仕事や家事も進められず、溜まった仕事は深夜に片付ける日々で、てんやわんや。
だけど、6月頃に、自粛要請が解除されたあと、もう保育園きていいですよってなった時に、心のどっかに「もう保育園いかなくていいんじゃないかな」って思いはじめてた。
理由は、行かせなくても仕事や生活が成立する(ギリギリ)って思ったのと、単純に娘と一緒にいる時間を失うのがやだなと思ったから。
だけど、厳しい保活の道のり経てやっと得た認可保育園の座を自ら捨てるなんて、とか、辞めたらもう二度と入れないだろうし、今後どうするんだろう、とか、小さいうちから集団生活してるメリットもあるよなぁ、とか、そもそもいつリモートが終わるかも分からないのに仕事と両立できるのか?とか、考え出すと決断できずに、結局そっから数ヶ月お金だけ払って休園状態。

それでもやっぱり行かない期間が長引くほど、子連れリモートライフにも慣れてきて、そして旬と濃密に過ごす日々をより手放したくなくなってしまい、ようやく秋になりかけてた頃、夫ともよく話し合って、今この瞬間親がしたいようにすればいいね、ということで、保育園退園した。
辞めるとき、久しぶりに保育園に行って、担当してくれてた先生たちに会ったら、娘は覚えてるのか不明だったけど、「〇〇ちゃーん、おっきくなったねーーーやめちゃうのーー」ってたくさんハグしてもらったりして、辞めに行ったのに、娘は大喜びで嬉しそうにしてた。笑

そうして保育園に行かない生活が正式に始まったわけだけど、わたしがミーティングがあるときは夫が娘と公園やどっかに出かけてくれて、夫が仕事の時は私が、という感じで交互に遊んでる。企画書作るとかの仕事は深夜か早朝に、土日も手が空いたら仕事、みたいな感じで、謎のリズムができて、会社のチームの方々の理解と、パパとの協力体制のおかげで出来てることだから本当に感謝であります…


旬は、生後7ヶ月くらいから1年間保育園に行ってたわけだけど、その頃の我々はというと、週の半分ずつお迎えを当番制にして、お迎えに行かない日は残業するなり、友達と飲みに行くなり、お互い(かなり)自由にやってた。当時はいっぱいいっぱいだったし、それで良かったんだけど、見れてない娘の成長もあったかもと気づいた。

娘と毎日24時間一緒にいるようになったら、成長の過程を一コマ一コマ見れて、毎日の成長っぷりに驚いたし、コミュニケーションが増えて、旬が発してる小さなサインに気づけるようになったり。一緒にいる時間が長いから、前よりも満たされてる表情をするようになった気がした。(あくまで気がした笑)

あと、子どもは鼻水常に出てるもんだと思ってたけど、保育園に行かなくなったら、出続けてた鼻水は一切出なくなり、ちょくちょくひいてた風邪も一切ひかなくなった。

前も可愛くて可愛くてたまらないと思っていたけど、一緒にいるようになって、もっともっと可愛さが増した。
きっとパパも同じように感じてたと思う。

この一年で自分自身も大きく変わったなと思う。
前は、子育てにだって息抜きは必要!って強く思っていて、自分の時間が欲しい、ママでも遊びたい、息抜きしたい、ってずっと思ってた。
どんなに子供が可愛くても、そう思うことは当然だし、子どもに優しくいられるためにも息抜きは必要なことだと思ってた。
だけど、いまなら果たして本当にそうかな?と思う。
息抜き息抜きって、そんなに子どもといることって苦行なの? 息抜きを求めることで、「子どもといる時間=大変な時間」って自分で決めつけてたんじゃないか。 

もちろん娘が成長して、大変なフェーズが落ち着いたとかってのもあるとは思うけど、いま日々隣で子どもを見ていると、子どもって一日中ママに愛を送ってくれてるんだよね。
「ママがいい〜!」「まま来て〜まま見て〜」だって、わがままと捉えればそうだけど、とんでもなく愛されてるしるし。ずっとママのこと見てたり、ママが痛いって言えば飛んできて「まま、大丈夫?いたくなーい?」って聞いてくれたり。暑苦しいくらいの愛を送りつづけてくれてることに気づいたら、子どもと過ごす日々って子どもからのギフトをもらい続けられる日々だった。

保育園に行く行かないが問題なのではなく、わたしにとっては、保育園に行かずに小さいうちに濃密に一緒に過ごす時間が、お母さんとして成長するために必要だった。娘がちいさいうちに気が付けてよかった。

本格的なイヤイヤ期に突入して、ママもイライラしちゃうこともあるけど(イライラどころでなくぶちギレたことも数知れず)、それは今の私の成長課題だと思うから、ちゃんと向き合って成長するゾ。

本当に生まれてきてくれてありがとう。君がいてくれるだけでママはしあわせ。世界でいちばん大好きだよ!
本人に毎日何度も言ってるけど、ちゃんと伝わってるといいな。言葉だけじゃなくて、表情で、行動で、体のぬくもりで、伝えられたらいいな。生まれて来た日に思ったことだけど、愛されてる実感で、愛された記憶で、いっぱいになって欲しい、ただただそう願うのみなのです。

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