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#番外編 2年前、なぜ勝てなかったのか

お疲れ様です。

本日は、2023/10/17です。
タイトルにある2年前。なにがあったのか。

2年前の今日、2021/10/17は
『ラブライブ!スーパースター!!」アニメ1期第12話、「Song for All」』の放送日でした。

当時の僕はまだラブライブ!を知っておらずリアタイはしていませんでしたが、初めて見た時の衝撃はとてつもなかった記憶があります。

第12話ではLoveLive!東京予選の内容が放送でしたね。
なので第12話=『Starlight Prologue』と認識してる方が多いと思います。
僕もそうです。

Liella!はこの楽曲を歌い、惜しくも2位で優勝を逃し予選敗退してしまいます。

当時の僕はこう思いました。
なぜ『Starlight Prologue』で勝てなかったのか。
なぜ Liella! は負けたのか。

不思議で不思議で仕方ありませんでした。
しかし、アニメ2期第12話が答えを教えてくれました。

今回はその答えを含めて、2年前なぜ勝てなかったのか。
お話していこうかなと思います。


※注意※
これから話す内容は個人的解釈になります。
必ずしも正解ではありません。
浅いファンの一つの意見として聞いていただけると幸いです。


Starlight Prologue


まずはアニメ1期第12話挿入歌、『Starlight Prologue』についてお話していこうかなと思います。

第12話では作詞をしているLiella!のリーダー、澁谷かのんが「なぜ歌で競い合うのか、ただ歌えればいい」とSunny Passionの2人に相談している描写が描かれていましたよね。

LoveLive!で歌えばすぐ気付くはずよ。
なぜみんな勝ちたいか。いや、勝たなきゃって思うのか。

SunnyPassion 柊摩央

サニパ様はかのんちゃんに対してこう答えていました。
こう聞いたかのんちゃんの表情にはまだこの答えが分かっていない。
僕はそう捉えることができました。

ライブ会場を観て、ライブ会場を作ってくれた学校のみんなを観て、歌を歌い終わって、
そこでかのんちゃんはようやく気付くんです。

スクールアイドルが歌う意味を。


かのんちゃんはそのことに気付くのに時間が掛かってしまった。
時間が足りなかった。
それが『Starlight Prologue』を生んでしまった。
というのも『Starlight Prologue』を作詞した時にはまだ「なぜ競い合うのか」分かっていませんでした。

だからかのんちゃんは、Liella!はここから快進撃が始まる。
この東京予選からLiella!の物語が始まる。
ここがLiella!のPrologueだ。

そういった意味を込めて『Starlight Prologue』を作詞したんだと個人的に思っています。

今までのかのんちゃんの可可のすみれのちぃちゃんの恋ちゃんの歩んできた"道"を見るからこそこの楽曲は最強で最高で。
だから涙が出てしまうんですよね。


でもそれが負けた理由なんですよね。


2年前、負けた理由


僕たち視聴者はその"道"を見ていたから感動できるんですよね。
でもLoveLive!を観ている人からしたらその"道"を知らないんですよね。
だからただLiella!のPrologueを観ただけになってしまっているんです。

#3 フォース― でもちょこっとお話させていただいたんですが、
『Starlight Prologue』はLiella!の始まりの楽曲だと思っていまして。
Liella!はここから始まる!という決意表明みたいなものだと思っています。
だからこの楽曲の矢印の方向は Liella!→Liella! になっているんです。
これってLoveLive!でスクールアイドルが歌う理由ではないと思うんです。

僕が思うLoveLive!でスクールアイドルが歌う理由って
僕らに向けてなにかを与えること・伝えることだと思っています。
そのなにかは、勇気だったり希望だったり夢だったり。
それはもう様々だと。
矢印で表すと スクールアイドル→僕ら だと思います。

それを踏まえて『Starlight Prologue』の歌詞を振り返ってみましょう。

始まりは君から でも次は僕から
晴れわたる未来を創るよ どこまでも走る

振り返ればいつも 笑顔の君がいる
この時が続いてゆくように もっと強くなる

君と煌めきを 描くよ ずっと

『Starlight Prologue』作詞:宮嶋淳子 作曲:小幡康裕 より

これは『Starlight Prologue』内に出てきた「君」という歌詞の部分を取り出してみました。
めちゃくちゃ良い歌詞ですよね。

けどこれって最終的に"君"が隣にいる気がしませんか?
「君と」と言っているんですよ。
最初は前に、次は後ろに、最終的には隣にいると思うんです。
これって君と僕でみんなに伝えてる気がしてしまうんです。

それってスクールアイドルが歌う理由かって言われたら、僕は確信を持って「Yes」と答えられない気がするんですよね。

では次にアニメ2期第12話挿入歌、LoveLive!優勝曲『未来の音が聴こえる』を見ていきましょう。

先ほど紹介した #3 フォース― はこちらからご覧ください。
結構長いので暇な方だけ見ることをおすすめします笑


笑顔でいてほしいから


君がくれたメロディ 僕の歌を重ねて歩いていこう

『未来の音が聴こえる』作詞:宮嶋淳子 作曲:小幡康裕 より

これが『未来の音が聴こえる』で唯一書かれている「君」の部分です。
これだけだとまだ判断が難しいのでもう少し歌詞を出したいと思います。

もっとね 笑顔でいてほしいから はるか遠く目指すんだ

ねぇ地平線の向こうには 新しいひかりがきっと 待っているはずさ

『未来の音が聴こえる』作詞:宮嶋淳子 作曲:小幡康裕 より


『Starlight Prologue』も『未来の音が聴こえる』も一部の歌詞しか紹介していませんが、『未来の音が聴こえる』の方が僕らになにかを与えている、伝えている気がするんですよね。
歌詞について浅くしか理解していないので両楽曲共に間違った解釈をしているかもしれないんですけど、僕はそう感じてしまうんですよね。
どちらともとっても良い歌詞で刺さる部分があると思いますが、やはり僕は後者の方が僕らになにかを与える・伝えてるように思ってしまいます。

そこのちょっとした差が勝てなかった理由な気がします。


僕は『未来の音が聴こえる』のとある歌詞に"勇気"をもらいました。
それがこちら

自分のこと 少し信じられた日 風が吹いたんだ

『未来の音が聴こえる』作詞:宮嶋淳子 作曲:小幡康裕 より

僕は性格上、結構ネガティブに考えてしまったり捉えてしまったりしてしまうんですよね。
そういう方少なくはないと思います。
そんな僕でも頑張って頑張って頑張って、考えて動いて。
そうして自分を"少し"信じられた時、風が吹き背中を押してくれる。
この歌詞からそう捉えられました。
ちょうど自分自身、悩んでいた時にこの歌詞を見て勇気づけられました。

素敵なスクールアイドル


まぁ色々言いましたが主観がすっごい入ってると思うんですよね。
『Starlight Prologue』でなにかを与えられた・伝えられた方もたくさんいると思うんです。
でも勝てたLiella!と勝てなかったLiella!。
2つの過去があることには変わりありません。
じゃあそこに何の差があるのか?と考えた時に僕はこう感じたので長々話させていただきました。

しかし2つの過去があるからこそ、素敵なスクールアイドル Liella! が居るんだと思います。
だってこんなにも多くのファンが居て心を奪っているんですもん。
なんて素敵なグループなんでしょうね。 

3年目のLiella!


今後の3期も本当に気になります。
今まで敵だったウィーン、そして夏美の妹の冬毬。
どういった経緯で加入し、どういった心構えで活動していくのか。
どういったものを与えてくれるのか・伝えてくれるのか。
楽しみで仕方ありません。

まるで得体のしれない未来 目が離せないのさ

『UNIVERSE!!』 作詞:宮嶋淳子 作詞編曲:哥丸雄貴

この通り過ぎるんですよね。
目が離せません。

長々失礼しました。
では。

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