#番外編 愚かでなきゃ夢はみれない


お疲れ様です。

ついに Liella!1stユニットシングルが発売されました。
とか言ってるけどだいぶ前になっちゃうんですよね笑

書く時期が遅すぎるのは触れないでください…笑


ということで今回はそんな3枚同時発売をした 1stユニットシングル から 、KALEIDOSCORE『カメリアの囁き』についてお話していきます。

今回もいつもながら個人的考察・解釈が多く含まれます。
ご注意ください。


引っかかる歌詞


僕は普段個人的考察は"ライブでその楽曲の姿"を見てから考えたり感じたりすることが多いんです。

キャストの表現から得ることが多いということです。

この歌詞にはこういう意味が込まれていてこの表現をしたのかな~的な感じです。

だからライブパフォーマンスを見る前はなかなか個人的にしにくいというか。

今回お話する『カメリアの囁き』もこれを書いてる現時点では披露されてないですし、振り付けも分からない状態です。



だからいつも通り感じずらいのかなーって思ってたら、あら不思議。

初めて聴いた時、とある歌詞に引っかかって。

それがタイトルにもある
「愚かでなきゃ夢はみれないわ」
です。


ここウィーン・マルガレーテが歌ってるんですけど、それがまた引っかかりを持たせてくれて。

"歌"って割とポジティブなものが多いじゃないですか???
ましてや"夢"を語る歌詞はどうしてもポジティブな言葉が使われることが多いと思うんです。
それは人間的にそうなってしまうからだと思うんですけど。

今回のこの歌詞も"夢"について語っているのに、そこにくっ付いてる言葉が"愚か"っていうネガティブ?マイナス?な言葉なんですよ。

でも歌詞だけ見たらマイナスな表現なのに、楽曲を聴いたら不思議とマイナス感なくないですか?

もしかしたら僕だけの感覚かもしれないんですが…


これまじで不思議で。

ここで使われている"愚か"という言葉。
普段はマイナスな表現で使われるのに対し、今回ばかりはプラスな表現で使われていると思います。


ではなぜプラスな表現に感じたのか。

それがこの歌詞を歌うのがウィーン・マルガレーテという1人のスクールアイドルだからと思います。



愚かな女性、ウィーン・マルガレーテ


夢をみる者 = 愚かな者
だとここでは歌われています。

ウィーン・マルガレーテの愚かな姿というのはTVアニメ2期にて多く描かれています。

「ラブライブ!で優勝してウィーンに戻る」
といったものです。

彼女はその為だけに歌い続けました。

その姿はあまりにも愚かな姿ですよね。
自分のためだけに歌うなんて。


もちろん自分のために歌うことは全部が全部悪いわけではないと思います。しかし彼女の場合は歌を道具として扱っていたのです。
アイドルとして、というかアーティストとしてそれはとても愚かな姿なのではないかと思います。

2期10話「渋谷に響く音」にてLiella!に本当の歌う理由について知らされ、東京予選にて敗北。

夢がぽっきり折られました。

夢がみれなくなった と解釈しても大丈夫そうですよね。

しかし、考えてみてください。
『カメリアの囁き』では 愚かな者 = 夢をみる者 と歌われています。

じゃあLiella!に負けたマルガレーテは愚かな者ではなくなったのでは???



愚かな者ではなくなった。

この言葉だけ聴くと良い意味、プラスで捉えることが出来ます。

しかし、『カメリアの囁き』の観点から見ると夢を叶えられなかった、夢を見れなくなった者です。

一般的にみたら夢を見れなくなった者の方が愚かだと思いませんか???


今回歌詞に使われた"愚か"という言葉がマイナスに感じなかった、むしろプラスに感じた理由がこれだと思っています。


3期への期待


2期を通じて
ウィーン・マルガレーテの愚かな姿、そして愚かではなくなった姿が描かれました。

ではLiella!に加入した後でもその姿のままなのか。

おそらくそうではないと思います。

だってLiella!のみんなが夢をみており、愚かな姿をしているからです。

そんなみんなといたら彼女はまた愚かな姿になるかと思います。

3期で魅せる11人の愚かでとても美しい姿。

そんな姿を期待したいと思っています。


最後に


今回は4/24に3枚同時発売された、1stユニットシングルからKALEIDOSCOREの『カメリアの囁き』のお話をさせていただきました。 

ファンミもまだまだ始まったばかり。

そしてファンミが終わるとTVアニメ3期がスタート。

これからのLiella!が描く未来から目が離せません!!!

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