Tableau Conference19までのあと半年間やっておいたほうが良いこと
今年のラスべガスでのTableau Conferenceまで半年ですね。もし行く方がいれば最大の効果と価値を持って帰れるようにやっておいたほうが良いことを書きます。
Tableau Conferenceの多くの技術系セッションでは、一見基礎的で「知っている」「わかっている」と思っていることの多面性や深淵さに気づくはずです。「セット」の奥深さ、「クエリパイプライン」の奥深さ、「色」の奥深さ。「知っている」と思っていることなんて、ほとんど「知って」なんていなかったと感じるはずです。奥深く知ってはじめて、その技に深い意図を持って使えるようになっていきます。なので、下記2つを頑張っておくと実り多いものになると思います。
1) 英語を頑張る
デモを見せるハンズオンセッションの場合はなんとなく画面についていけば良いので気にならないかもしれませんが、特に概念的な話のセッションの場合、全く英語ができないと辛くなるはずです。また、上級者になればなるほど重要なのは、実際の創作というよりも海外のトップユーザーらの根底にある思想や考えです。思想や考えは、ちょっとした一言一句や世間話の最中にあらわれますので、できる限り取りこぼしのないようにしたいからです。半年間集中して頑張れば面白さや理解度がだいぶ違うと思います。
2) 技術に磨きをかける
Tableauのツールとしての操作のみならず、関連する全てを含んだ自身の「総合的な技術」のことです。関連する全て、というのは、例えばR,Pythonとの連携もそうですし、Prepの操作、表計算・LODの本質、それらの即応力、テーマに応じたビジュアライゼーション技術、適切な統計計算、など様々です。ご自身でされていることを軸に磨きをかける面積をじわじわと広げていくのが良いでしょう。
磨きをかけるというのは、多く失敗をしたり、自分の頭で考えたりすることです。つまり、具体的な問題に自分自身が具体的に直面しておくということに他なりません。逆にこれをやらないと、自身との経験の対比で考えたり理解したりできないので、生の実感がなく実りが少ないものになってしまいます。
3) 1)と2)の融合:技術を英語で学ぶ
あと半年間は、技術を英語で学ぶことに徹するのがとても効率的です。例え日本語訳が出ているものでも、専門分野の技術(上記に記載したようなことお)は英語で読んだ方がはるかに効果的です。
なぜなら、Tableau界隈、データ界隈、ビジュアライゼーション、アナリティクス界隈に特有の言い回しや頻出単語を覚えておけば英語力が低くても、現地での理解度はかなり変わってくるからです。
セッションが公開されたら、自分の好きなトップスターたちのセッションは即おさえ、彼・彼女らの英語がもしyoutubeで出ているならば、聞いておきましょう。
汎用的な英語力よりも、決まった分野の英語は少し頑張ればすぐに理解度は上がるものです。
私は今年はZEN MASTERエリアでも活動します。いろんな方にラスベガスでお会いできるのを楽しみにしています!