🚗新ユースケース🚗 自動運転車両データの可視化

こんにちは！本noteでは「自動運転車両データの可視化」をご紹介させていただきます。呉市で実施した「次世代モビリティ導入に向けた交通社会実験」で得られた「自動運転車両のデータの可視化」をリリースしました。

実際に走行した自動運転車両

🚗データプラットフォームくれのAPIを活用しました

　本ユースケースでは、「データプラットフォームくれ」のAPIから配布されている「自動運転車・交通社会実験データ」を利用しています。このデータは、令和6年（2024年）1月18日から21日に実施された、次世代モビリティ導入に向けた自動運転による公道走行の社会実験で収集されたものです。
APIからのレスポンスデータには、自動運転車両から得られた以下の情報が含まれています。

• 緯度、経度 

• ドアの状態

• バッテリーレベル

• 速さ

• 自動運転走行モード

• 車両の角度

これらのデータを活用することで、自動運転車両の走行状況を可視化し、運転状況を多角的に分析することが可能になります。

自動運転車両の位置情報をデジタル地図上に表示

本可視化では、自動運転車両から得られた緯度・経度情報を利用して、車両の位置をOpenStreetMap上に表示しています。地図上の車両アイコンをクリックすると、その地点での速度も確認できます。

1. 自動運転車両の位置情報をデジタル地図上に表示
2. 車両の速度とEVバッテリー残容量の表示

ユースケース画面

利用したデータは、「データプラットフォームくれ」にてAPIで配布されている「自動運転車・交通社会実験データ」です。

車両の速度と緯度・経度

車両アイコンをクリックすると、その地点での速度と、EVバッテリーの残容量がパーセンテージで表示されます。安全運転を確保するための重要な指標を可視化しました。 
また、運行ダイヤと乗車人数の表も掲載しています。自動運転車両の運用状況を多角的に把握することができます。

自動運転車両データを活用した分析・アプリ開発のチャンス！

「データプラットフォームくれ」では、「自動運転車・交通社会実験データ」をオープンAPIで公開しています。読者の皆様も、このデータを利用して自由に分析や解析を行ったり、新しいアプリケーションを開発したりすることができます。
例えば、以下のようなことが可能です。

• 自動運転車両の走行ログデータを分析し、安全性や効率性の評価

• 交通量や道路状況との関連性を調べ、最適な運行ルートの提案

• 自動運転車両の運行状況の見える化アプリの開発

自動運転技術の社会実装に向けて、様々なアプローチでデータ活用することで、新たな価値創出や課題解決につながることが期待されます。ぜひ、「データプラットフォームくれ」の「自動運転車・交通社会実験データ」を活用して、自動運転の未来を切り拓くような取り組みにチャレンジしてみてください！
オープンAPIで公開されているデータを活用し、様々な視点からアプローチすることで、自動運転の社会実装が加速することが期待されます。

ユースケースの詳細は以下のURLからぜひご覧ください。

呉市「データプラットフォームくれ」ユースケース
「自動運転車両データの可視化」

自動運転車両データの可視化 | データプラットフォームくれ

呉市「データプラットフォームくれ」 API
「自動運転車・交通社会実験データ」

データプラットフォームくれ APIドキュメント