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番外編:Databricksでの「データベース」と「スキーマ」の意味の違い

「Databricks Certified Data Engineer Associate」試験合格を目指している皆さん、こんにちは!今回はDatabricksでの「データベース」と「スキーマ」の使い分けについて、シズクエリとデタ杉の会話を通して学んでいきましょう。

シズクエリ:
「ねえデタ杉さん、Databricksでデータベースとスキーマってどう違うの?」

デタ杉:
「実はね、Databricksではデータベースとスキーマはほとんど同じ意味で使われているんだ。」

シズクエリ:
「えっ、それってどういうこと?」

デタ杉:
「通常、データベースシステムでは、データベースはデータのコレクションを指し、スキーマはその中のデータの構造や組織を定義するんだ。でも、Databricksでは、この二つはテーブルやビューの集合を指すために交換可能に使われるんだよ。」

シズクエリ:
「じゃあ、Databricksでデータベースと言ってもスキーマと同じことを言ってるってこと?」

デタ杉:
「そういうことだね。DatabricksはApache Sparkベースだから、Spark SQLの文脈でこれらの用語が使われるんだ。」

シズクエリ:
「なるほどね。でも、それってちょっとややこしいかも。」

デタ杉:
「確かにね。でも、Databricksを使っている限りは、これらの用語に混乱することは少ないと思うよ。大事なのは、データのコンテナとしての役割を理解することだね。」

シズクエリ: 「Databricksでのデータベースとスキーマの話はわかったけど、Snowflakeではどうなの?」

デタ杉: 「おっ、いい質問だね。Snowflakeでは、Databricksとは少し異なるんだ。」

シズクエリ: 「へえ、どんな違いがあるの?」

デタ杉: 「Snowflakeでは、『データベース』はデータのコレクション全体を指すんだ。一方で、『スキーマ』はそのデータベース内のテーブルやビューなどを整理するための中間層を指すよ。」

シズクエリ: 「それじゃあ、Snowflakeではデータベースとスキーマは完全に別物なんだね。」

デタ杉: 「その通り。Snowflakeのデータベースはデータの大きなコンテナとして機能し、スキーマはその中のデータを分類するために使われるんだ。」

シズクエリ: 「DatabricksとSnowflakeで用語の使い方が違うなんて、ちょっとややこしいね。」

デタ杉: 「確かにそうだね。でも、各システムの文脈を理解すれば、混乱を避けることができるよ。」

注意書き:
この記事の内容は、Databricksの使用方法をより理解しやすくするためのものです。一部の表現が厳密な技術的定義とは異なる場合がありますが、Databricksでの「データベース」と「スキーマ」の使い分けの理解を助けることを目的としています。試験の準備に役立ててください。

補足:
公式ドキュメントによると、Databricksでは「データベース」と「スキーマ」は同義で使用され、主にテーブル、ビュー、関数などの論理的なグループとして機能します。これはApache SparkとそのSQL言語構造に基づいたもので、他のデータベースシステムでは異なる意味合いを持つ場合があります。

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