パワー関係でみる国際情勢
アメリカが、ロシアのウクライナ侵攻に対して介入しないことを明言。
理由としては、ロシアが常任理事国で拒否権をもっていることと、核兵器を持っていることが考えられる。そうして考えると、核兵器をもつ常任理事国が、常任理事国でないところを攻めた場合に、攻められた当事国がどうにかしないといけない状況が生まれている。
あとは、同盟関係があるかになる。
アメリカとの同盟国は、NATO、日本、韓国、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イスラエル、サウジアラビア、パキスタン、台湾。
NATO非加盟国 ロシア周辺
モルドバ、ジョージア、アゼルバイジャン、アルメニア、フィンランド、スウェーデン。
(ベラルーシ、シリア)はロシア非難決議に反対。
ロシア同盟国
アルメニア ベラルーシ カザフスタン キルギル タジキスタン イラン 中国 ベネズエラ
東アジアは、同盟関係が成立しており力の空白は、曖昧な同盟関係の台湾となる。
こうしてみるとモルドバ、ジョージア、アゼルバイジャン、フィンランド、スウェーデンが危険にさらされている。
その中モルドバ、ジョージアはEU申請を先日おこなった。
アゼルバイジャンは、ロシアとの同盟関係を樹立。
フィンランド、スウェーデンは、ウクライナ支援を実施。
そのため、モルドバ、ジョージアが危険にさらされている状況となる。
ここから先は、ロシアがウクライナを制した場合の最悪シナリオだが
ウクライナ、モルドバ、ジョージアを制圧。
こうなると、ヨーロッパでは、ロシアはフィンランドとNATOに接し、
中東では、イラク、イスラエル、トルコと接する。
東アジアでは、日本、韓国、台湾、フィリピンと中国が接する。
ここまでくると、先ほどの常任理事国の同盟には、対峙しない力学があるとすると緊張状態は限りなく高まるがここで戦争がとまるはずである。
しかし、第二次世界大戦の教訓であれば、さらに拡大する必要がある。
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