忖度なしの伝説の一日(1日目)の感想

というわけで伝説の一日、1日目の土曜日、参回目の公演をなんばグランド花月で見てきた。

ちょっと辛辣になるかもしれないけど、本当に思ったことを書こうと思う。(敬称略)

口上
司会 浅越ゴエ
中川家
西川きよし

他の回で口上でかなり押してしまったようで、中川家がコンパクトに花火の音ネタをやって終わらせたのに対し、西川きよしはネタをやりはじめたのか?と思わせるほど話がどんどん脱線していって他のメンバーから止められるwwwいや、止められないwww

ネタ
インディアンス
きむの昔ヤンキーやらしてもらってます…からのネタ。相変わらずのハイテンション漫才で面白いが、もうかなりの人がきむの過去を知ってるのであればネタを知ってるがなという内容に変えていくべきでは、と思った。

ぼる塾
予定調和みたいなやりとりが苦手。

蛙亭
中野くんの変質者っぽいネタ、使い回しが多いのでちょっと萎えた。

アインシュタイン
NGKの広い舞台をうまく使って笑いをとっていた。ネタ自体は見たことはあったが、改良されていて顔いじりだけでない稲ちゃんワールドをうまく展開できていた。

藤崎マーケット
逆に藤崎はNGKでそのネタやる?という自虐的な展開。
ちょっとこじんまりした感じになってしもてて残念。

もう中学生
NGKでやるネタじゃないなあ〜

ミルクボーイ
ダメだよもう…同じネタの繰り返しにしか見えない
新しいネタをやってほしい。

NON STYLE
うまい。2人ともうまい。
ちゃんと劇場ネタしっかりレベルアップさせて見せようとするそのスタイルカッコいい。これぞNGKの漫才っ。

南海キャンディーズ
懐かしいけどかなり昔にそのスタイルは見たなあ…掴みのとことか…笑いよりも懐かしさで見てしまった。
ザ・プラン9
コントのネタはもちろん面白かったんだけど、こないだ東京で見た月刊コントの縮小版、という感じだったので満足はできず。明らかに時間が足りてない。

平和ラッパ・梅乃ハッパ
ギター、片方の方音小さすぎん?
それやとネタとして成立してない…

陣内智則
エンタの神様やなあ…という感想。映像ネタは同じものだと1度目の驚きを超えることってなくなるから限界がある。

矢野・兵藤
これぞ大阪の漫才、というのを体現してくれた2人。
最初の客いじりから110周年の話題、オチまで2人の世界をしっかり作っていてこの人たちが関西で愛される理由がよくわかった。

笑福亭仁智
まくらだけを繋げてるので面白いがなんとも言えず。いつものNGKでもそんなもんなんで仕方ないといえば…ただ、
せっかくの伝説の一日なんだからハッとする話をしてもらいたかった。

西川きよし
うーん、いつもの西川きよし。話の内容も。
そして「あけましておめでとうございます」いうてはったで。口上と内容かぶってたのもあり。

中川家
時間が少なかったのか、いつものNGKでやってる遊びの部分がなく固さを感じた。ただ、安定して面白い。

笑い飯
笑い飯、童謡のネタも今日のネタも、笑いまでの間が大きすぎて、待っている感覚が長い。
もっと若手の漫才に慣れてしまったからだろうか、遅さを感じる。

もちろんどの組も面白いんだけど、今まで見たイチバンかというとそんなことなくて。
朝の20人くらいしかお客が来てないNGKでも、もっとバチバチな漫才をやってくれる時もあったり。

幕間SP
司会 バッドボーイズ
令和ロマン
天才ピアニスト
ネイビーズアフロ
とにかく明るい安村

1分ネタ…バッドボーイズが司会なのはなんで?
関西人からしたらよくわからん。4組のネタの後もちゃんとコメントして欲しかった。

吉本新喜劇

とにかくゴージャス!
石田x辻本がもっと見たかった!
2人とも懐かしそうにあのくだりをやってたなあ。

現座長とリーダーは震え上がってたかんじ。

池野めだか、声が小さかったのはコロナ療養明けだから?何言ってるか二階まで伝わってこなかった。間寛平とのやりとりもウニャムニャ…という感じで。それとも年齢によるものなのか。

ゴージャスなんだけど、3分割くらいにしてゆっくり見させてほしい…そんな気がした。

全体としてはゴージャス!TVで見たあの芸人さんが目の前に!!という感覚。
劇場ならではの笑いや空気を楽しみたくてワクワクして行った人には少し拍子抜けだったかも…。
そして二階席というのがさらに拍車をかけてテレビで見てるような感覚にさせられたのかもしれないなあ。

いつものNGKを80点とすると伝説の一日は70点くらいに感じました。残念ンー。

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