東京優駿~日本ダービー~自分勝手全頭分析

先週のオークスでは、チェルヴィニアが見事復活勝利。状態が戻ればそのストライドから繰り出される末脚は素晴らしかったですね。
ステレンボッシュも安定感のある素晴らしいレースでした。3着のライトバックは末脚も素晴らしいですが、あの馬の間をひるまず突っ込んでくる辺りを見ると相当強い馬だという事を感じました。このオークス3着馬までは将来的にも楽しみな馬ですね。
さて、今週は同じ東京2400mで行われる日本ダービー。競馬の祭典ですね。
メンバーも素晴らしいメンバーが揃いましたね。
無敗の皐月賞馬ジャスティンミラノの2冠か、ウオッカ以来の牝馬のダービー制覇か、皐月賞敗戦組の巻き返しか、前哨戦組の台頭か。見どころがあるレースになりそうですね。
それでは勝手に自己分析していきましょう。

1枠1番サンライズアース
・ダービーでも好相性の1枠に入りました。皐月賞ではハイペースながらある程度の位置が取れてないと勝負にならないレースでした。ただ、ここまで上りが35秒台しか使えてないので、東京の切れ味勝負は少し厳しい印象です。

1枠2番レガレイラ
・ホープフルステークス勝ち馬。皐月賞では上り最速でつっこんで来ました。今回は騎手もルメール騎手に戻りますし、好枠の1枠ゲット。懸念点があるとすればテンの速さがないだけに後方一気のレースで差し切れるのかどうか。

2枠3番ジューンテイク
・京都新聞杯を勝ち馬。父キズナもこのレースからダービーを制覇しているのでその点では注目が集まる馬。前走では最内をついて上り最速で勝利。スローペースとは言え、内をつける器用さは最大の武器。内枠をゲットしましたし、好枠いかして前走同様のレースが出来ればワンチャン。

2枠4番ビザンチンドリーム
・きさらぎ賞を豪快な末脚で差し切った決め手が印象的な馬。前走の皐月賞ではこれから加速というところで前をカットされたのが痛かった。個人的には瞬時の加速力がないだけに1回カットされて再加速というのはこの馬には致命的でした。今回は東京替わりなのでこの馬には大幅プラスでしょう。
血統が見る限り凄い持続力のある末脚を繰り出す東京タイプだなと思います。
問題はこの馬も位置を取るレースが出来ないタイプだけに最後の直線でどれだけ追い込めるか。

3枠5番ダノンデサイル
・京成杯勝ち馬。皐月賞は無念の除外でしたが、ダービーには無事出れそうです。自在のレースぶりが出来そうで鞍上も不気味なタイプだけに逃げるとかやれば怖い存在。

3枠6番コスモキュランダ
・皐月賞2着馬。弥生賞に続いて連続好走。弥生賞勝利した時のデムーロ騎手に戻るので騎手替わり自体は問題ないと思います。この馬も持続力があるタイプで今回も期待できそうですが、スローで超瞬発力勝負になってしまったら切れ味やトップスピードが少し足りない印象はあります。

4枠7番ミスタージーティー
・若葉ステークスを勝って皐月賞に挑みましたが、あえなく敗戦。現時点ではまだまだ成長待ちなのかな?という印象。
ドゥラメンテとリッスンの子なので超良血馬ではあるのですが、兄弟とか見てても秋以降に期待という印象。

4枠8番アーバンシック
・京成杯2着。前走皐月賞は少し離されましたが4着。個人的には東京に替われば一気に化ける可能性を秘めた1頭だと思います。それほど百合草特別の内容タイムは良かったと思います。
同じ血統構成のレガレイラより前につけられるのでダービーはこちらの方が向いてる気がします。

5枠9番ダノンエアズロック
・トライアルのプリンシパルS勝ち馬。負けたのはディープ記念だけで東京競馬場では3戦3勝。アイビーSではレガレイラを寄せ付けないレースをしました。モレイラ騎手を確保していますし、ここでは一発ある馬。

5枠10番サンライズジパング
・ダートから芝に転向して結果が出た馬。皐月賞が伸びずばてずというイメージ。ん~?雨が降ればかなと。

6枠11番シュガークン
・青葉賞勝ち馬。キタサンブラックの弟という事で注目が集まっています。
青葉賞では好位置から抜け出して勝利。ショウナンラプンタに詰め寄られたもののしっかり勝ち切りました。
同じ距離コースを経験したのは強みで、いざとなれば逃げれる自在性もある馬。これだけ器用に走れるというのは気性面に問題がないことの証明。
ペースが落ち着けば前につけられるタイプだけに青葉賞初のダービー勝ちもあるか。

6枠12番シックスペンス
・スプリングS勝ち馬。スローペースとは言え、前の位置から上り最速で勝っただけに能力は相当のもの。
ただ、ここまで中山だけの経験だけに東京競馬場に替わってどうなるかは未知数。ローテーションはここに絞ってきただけに勝負気配はあります。もう1つ懸念点は、目立った持ち時計がないのが気になる。

7枠13番シンエンペラー
・凱旋門賞馬の全弟という話題の馬。ここまでの成績も安定していて皐月賞も掲示板内は確保。力は本当に持っているし、欧州長期遠征なんて面白いのになーと一般競馬ファンとしては思うのですが、東京競馬場の上りが33秒とかのレースになれば、他に分がある馬がいるだけにここは掲示板までか。

7枠14番ゴンバデカーブース
・長期休養明けから、NHKマイルC4着。最後はいい脚で追い込んできたので、このダービーでどれだけ状態アップしているか。2頭出しは人気の薄い方ということもありますが、堀厩舎はわざわざモレイラをエアズロックにしたというのは素直に取っていいんだろうなと思います。

7枠15番ジャスティンミラノ
・無敗で皐月賞を勝利した馬。ハイペースのレースを好位置からジャンタルマンタルをしっかり捕まえて勝利。NHKマイルCでのジャンタルマンタルの強さを見るとこの馬の強さがさらに際立つと思います。
あとは距離の問題だけですが、気性的な問題はないだけに世代戦はそこまで距離適性を気にしないでもいいかなと。あまり欠点がない印象ですし、1強と言ってもいいかもしれません。

8枠16番メイショウタバル
・展開のカギを握る馬で、単騎逃げでワンチャンと思っていました。正直狙ってた馬の1頭でしたが、出走回避になりました。残念です。

8枠17番ショウナンラプンタ
・青葉賞2着で権利を獲得。2戦連続2400mを使って結果を出しているので条件はベストでしょう。個人的には青葉賞組は2着、3着馬の方が内容は良かったと思います。あとは後方からのレースがどうか。この馬より前にいけて速い脚が使えそうなメンバーがいるだけに、少し厳しいような気がします。

8枠18番エコロヴァルツ
・朝日杯FS2着。皐月賞も上り最速タイ。ダービーは皐月賞上り最速がよく来ている印象ですが、この馬より前で同じ上りが使える馬がいるという事は。という事で。

以上全頭自分勝手分析です。本番が楽しみですね。

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