ヴィクトリアマイル自分勝手前走分析

先週のNHKマイルカップは2強対決でそのまま決着。ジャンタルマンタルは戦前の不安もなんのその。圧勝でしたね。
2着のアスコリピチェーノもあれだけのアクシデントでよく2着に来たなと思います。この2頭は本当に強かったと思います。
馬券的にはジャンタルマンタルを切った時点で終了ですし、ロジリオンも買ってないのでどっちにしてもでした。

気を取り直してヴィクトリアマイル。
メンバー見たら正直、全体的にちょっと小粒感が否めません。
それだけに、今週も2強対決感がすごいです。現時点ではナミュールVSマスクトディーヴァという感じになっていますね。
そんなヴィクトリアマイル穴っぽい馬がいないか。
人気サイドで決まるのか。個人的な自分勝手分析をしていきたいと思います。

・ウンブライル
前走阪神牝馬Sを上り最速で2着。スローペースとは言え、抜群の切れ味を発揮しました。個人的にはヴィクトリアマイルは短距離志向の馬も来ているイメージがありますし、父ロードカナロアの血が生きそうな気がしますね。

・キタウイング
近走は振るわないですが、重賞2勝馬です。個人的には穴を狙って何度も買ってるんですが、難しいですね。このメンバーではこの馬より切れる馬が何頭もいますし、超ハイペースでまぎれるというのもメンバー的に厳しいでしょうから。今回は見送りですかね。

・コンクシェル
中山牝馬Sを逃げ切って権利獲得。中山が先行有利でスローペース。斤量・展開に恵まれた感は否めません。ただ、今回はとにかく先行タイプが少ない。東京マイルは少し距離が短い感はありますが、時計的には7走前の中京1600mを逃げ切った時が1分32秒3で勝っていますし、今回も思い切って逃げれば非常に面白い存在。

・サウンドビバーチェ
昨年の阪神牝馬S勝ち馬で、昨年のヴィクトリアマイル5着馬。昨年のヴィクトリアマイルから休養して2戦していますが、思った結果が出ていません。現状では良馬場の高速決着より、雨でも降って時計が掛かる馬場で再考かな。というイメージです。

・スタニングローズ
秋華賞馬ですが、秋華賞勝利以降は思うように使えないのもあるのか成績は振るいませんね。昨年のヴィクトリアマイルは12着。スタート一息で後ろからになった結果かなと。ただ昨年のメンバーなら前に行けても馬券内はどうか?みたいな状況ですが。
ただ、今年はメンバー的には恵まれてると思いますし、先行勢も少ないです。前づけ出来れば流れ込みも十分可能な馬だと思います。

・テンハッピーローズ
実績が1400mに偏ってるので少し短距離志向なのかもしれません。そういう意味ではヴィクトリアマイルは面白い存在な気がします。ただ、ロベルト系の血をクロスさせているので少し重いイメージで東京マイルではどうかなー?と思っています。
血統構成だけで言えば、函館記念とか出てくれば買うんですがねー(笑)

・ドゥアイズ
阪神JF3着、クイーンC2着などマイルで実績がある馬。本当にマイルはベストだと思います。ルーラーシップ×ディープインパクトという組み合わせはいかにも東京向きだなと思います。ただ、中団より後ろから行くことが多いので、思い切って前に行ければ面白い存在になると思います。
そういう意味では鮫島克駿騎手というのは少し面白いかもしれません。

・ナミュール
昨年のマイルCS勝ち馬。覚醒したかの用に香港マイル3着、ドバイターフ2着。このメンバーでは近走の勢い、実績が抜けています。
ドバイターフもほぼ勝ちに等しいレースだけに本当に今、マイル界でも全体でも日本トップでしょう。
気になる点を言えば、やはり後ろから行くタイプだけに最後の直線の位置取りだけでしょうか。スローで団子、よーいドンで前が壁みたいな事にならなければいいですが。それとできればガシガシ追える騎手の方が合っている気がします。

・ハーパー
昨年のクラシック牝馬路線すべて掲示板。さらにエリザベス女王杯も3着と安定感は抜群です。
その重賞GⅠでも東京のオークスや、クイーンカップの実績があるだけに左回りの方がいいのかもしれません。ハーツクライ産駒ですし、今回は楽に先行3,4番手につけれそうなので人気落ちするなら積極的に買いたい1頭ですね。

・フィアスプライド
ターコイズS勝ち馬。東京コースにも実績あるけど、重賞レベルになると圏外なんですよね。距離はマイルがベストではあると思います。切れ味もあるけど後ろからになると微妙だし、外枠だと前走のように行ってしまう可能性もある。
ディープインパクト産駒だけに前につけてキッチリ内で折り合って上り勝負になればチャンスはあると思います。本当に条件次第。

・フィールシンパシー
近走牝馬限定重賞を3戦して(間に混合のリステッドを挟んで)2着、4着、2着と安定した成績を残しています。
昨年の12月から4戦、今回が5戦目で疲労が非常に心配ではあります。ただ、東京マイルの持ち時計だけならナミュールに次いで2位なんですよね。マイル全体でも2位なので、適性だけは十分。あとは疲労だけ。人気薄ければ十分狙える馬です。

・マスクトディーヴァ
前走阪神牝馬Sを勝利。ローズステークスもレコード勝ちしているだけにスピード能力はGⅠ級。ただ、東京新聞杯でも見せた様にゲートが非常に難しい馬。前走はモレイラ騎手が抜群に出したけど、次もそうとは限らない。
能力は素晴らしいものがあるが、東京新聞杯みたいな大出遅れのリスクも背負っているだけに買うのに非常に悩ましい馬。

・モリアーナ
堅実な末脚で重賞でも上位にやってくる馬。決め手は間違いなくあるんですが、現状では時計のかかる馬場の方が向いてそう。後ろから行くにしても同じように切れるタイプが多いだけに時計が掛かってタフなレースになるという条件がいりそう。

・ライラック
エリザベス女王杯2着の実績がある馬。東京コースも昨年の府中牝馬ステークス3着もありますし、苦手ではないでしょう。マイル重賞勝ち馬にこんな見解をだすのは失礼ですが、マイル向いてない気がします。
というより、いわゆる非根幹距離でこそのタイプ。

・ルージュリナージュ
血統だけ眺めると、スピルバーグ×ルーラーシップ×クロフネと東京でこそでしょう!みたいな馬。実際東京・新潟の直線の長いコース向きですし。
ただ、東京新聞杯であの出遅れかましたマスクトに負けているとなるとちょっと買いづらい。

以上。ヴィクトリアマイル自分勝手自己分析。あくまで勝手な見解なのしりません。あくまで一人の競馬ファンがこんな感じに感じてるんだと思ってもらえれば。

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