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20231023

◆インソールを買った。人生が変わった。

生まれてこの方、清々しいまでの扁平足である。そんな自分は幼少期に母に連れられ足裏専門の整形外科に連れていかれたり、やれ土踏まずを作るには足指でタオルを引く訓練をして筋肉を鍛える必要があるのだとか、やれ専用の中敷きをつくらねばならぬのだといわれて作ってみたものの結局足が大きくなるにつれて意味をなさなくなったりだとかしていた。
扁平足についてご存じない方はWikiでもみていただくとして、何がつらいって真っ直ぐ立てないこと、そして足が疲れやすいことである。そんな折、New Balanceの店舗をふと訪れた際にこんなものを見つけたので試してみたら、パッと視界が明るくなった。

いわゆる分厚い中敷きとは違い、ヒールカップなる樹脂製のプレートがかかとを支えてくれる。最初に店内で試してみたときはもちろん胸が躍ったのだが、さらに効果を実感したのは1日の終わりやリハーサルのあとに少し足が疲れているときに感じる支えてもらえている感覚だった。扁平足が3時間とか4時間立ちっぱなしでベースを弾くと、気も張るし、なにより足が疲れる。でもこの中敷きを入れていると、足を気持ちよく持ち上げてもらえている感覚になるから素晴らしい。もしかしたらこのインソール、自分は棺桶に入れてほしいくらいの人生の伴侶になる可能性がある。

◆YouTuberのジャズフレーズ解説動画を見て、人生が変わった。

最近は時間を見つけてこの人の動画を見ながらベースの練習ではない、ソロっぽいのフレーズみたいなものを弾いている。

自分を含めただいたいのアマチュアベース弾きは、だいたいルートを支えたり4ビートのラインを作ったりしているのが日常なはずだから、CMaj7をみてBから弾きはじめる、とか、F#をカッコよく挟む、みたいなことにものすごく抵抗感があったりするんじゃないかと思う。自分もそんなひとりで、なんちゃってジャズベースみたいなものを弾きながらもソロとなるといつもコードトーンとかペンタ系フレーズでお茶を濁してばかりいた。かといって2-5-1フレーズ集とかをみてみても、結局ト音記号で書いてあって読むのに時間がかかるし、そもそも音感もないのでせっかく苦労して弾けるようになったフレーズのカッコよさがイマイチわからず納得しかねたケースも少なくない。個人的にはものすごく自習に時間をかけないと理解できないタイプなので、手取り足取り解説してくれる人がいないと身につかない自分の面倒な性格も難儀するところであるけど。

ただ、これではまずいのである。サラリーマンベーシストにとってこんなしんどい作業は長続きしないし、どう考えても楽しくない。拒絶反応に蕁麻疹を引き起こしながらこらえるような練習などあってはいけないのだ。

といったところでようやくこの人の動画に出会えて、一気に視界が開けた。

具体的にはこの部分。

このメッセージが本当に響いた

「アドリブをとれるようになりたい」という気持ちは自分にとっては例えば「英語で何億人と話したい」というモチベーションとほぼ同じで、絶対音感がある人や聞いたものをそのまま弾けるような人がうらやましくて仕方なかった。でもこういう解説をしてもらえると、なんだ結局アドリブも作文と同じじゃないかと腑に落ちる。

◆今日思った

◆今日みた/きいた

◆気になっている

こういうYouTuberの人たちをイメージした街歩きツアーって需要はないのだろうか。個人的に立ち上げてみたい事業のひとつだったりする。


◆今日読んだ


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