渋沢栄一の「論語と算盤」読んでみた①

夏季休暇で静岡へ旅行をしており、更新が遅くなりましたが、また改めて書いていきます!

この前ふと「論語ってどんな話なんだろう」と思い古本屋に立ち寄ったところ、渋沢栄一の「論語と算盤」という本に出会いました。

恥ずかしながら歴史の知識が薄く、名前しか知らなかったのですが、この渋沢栄一という方は「日本資本主義の父」とも言われ、様々な企業の設立・経営に携わったようです。

この本で語られることは「道徳・倫理と利益は両立させるべき」ということです。

論語というと紀元前中国の思想家である孔子が書き記し、「仁(人間愛)と礼(規範)に基づく理想社会の実現」を掲げていているものです。

この人としての生き方と経済成長を繋ぎ合わさった状態で落とし込めていて、またその繋がった状態が本来の理想の形だということを示してくれているのがこの著書でした。

実際、著者は「私利を追わず公益を図る」と社会への還元を重視していて、決して実業界では有名な岩崎弥太郎や、三井高福のように財閥を作ることはありませんでした。

特にこの平成を超えた時代には特に利益よりも個人、企業に対する信用が重要なものになってきています。

特に今知っておくべき内容を今後の投稿で講評させていただきます!