思い出の校舎が残したモノ

 夏休みも終わり日常が戻ってきて執筆の気力が落ちていっています。私の家の周りの最大の騒音源は公園ですが教育機関からの騒音もあります。久しぶりにあった友達と遊ぶのが楽しいのでしょうね。放課のたびに強烈な騒音が家の中まで聴こえてきます。
 子どもが遊ぶ声に癒やされると言える人は恵まれた環境だと思います。至近距離で何十人も遊んでいる声は強烈です。うるさいというレベルを通り越します。
 昔から騒音が発生していたわけではなく少子化の影響なのか不要になった校舎が取り壊されそこにコートの枠が造られたのが悲劇の始まりでした。近すぎます、人数多すぎます。限度を超えてます。ドッジボールをする子たちは強烈な奇声を挙げるんです。

 騒音に苦情を出すなんて・・・と世間は騒音被害者に苦言を呈してきます。中には「被害者」という言葉を使うなとまで言う人が居ます。
 多くの騒音被害者たちと情報交換をしてきましたが多くの人にみられるのが「環境の変化」です。もともと閑静な住宅街だったところが破壊される・・・。理不尽に思わない人は居ないと思います。ときにはマイホームを手放して出ていかなくてはいけなくなります。自分には何の責任がない後発的な理由で。

 私も通っていた学校ではありますが思い出のたくさん詰まった校舎が取り壊されて自宅が騒音に晒される。この気持ちは同じ目にあった人にしかわからないと思います。

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