海猿原作者のnoteを読んで

 『セクシー田中』という漫画がドラマ化するにあたってトラブルが起き原作者が自殺するというとても痛ましい事件が起きました。その報を受け過去にテレビ局とトラブルを起こしたことのある作家さんたちが実体験を語り始めています。上記のnoteは『海猿』の原作者さんの記事です。普段舞台の裏側を知る術のない一般人としては衝撃的な事実が多いです。

 私は普段は騒音問題について記事を書いておりますが、このnoteの結びの言葉が騒音問題とも繋がっていると感じとても印象に残りました。

芦原さんについて「繊細な人だったんだろうな」という感想をいくつか見かけました。

多分、普通の人だったんじゃないかと想像します。

普通の人が傷つくように傷つき、悩んだのだと思います。

 騒音被害者は実体験のない無関係な人たちから攻撃されることがとても多いです。インターネット上では顕著で見かけたことのある人も多いのではないでしょうか。

 その中に「お前が神経質すぎるだけ」というのがあります。元々お前は他の人と違うというのです。どういう被害を受けたのかどれだけ辛いことなのか知りもしない人が言ってくるのです。

 セクシー田中の作者さんも同じことを言われて苦悩したことでしょう。これに対して海猿原作者さんは普通の人でも傷つくことなのだと言ってくれています。

 私は騒音問題も同じだと思います。私は元々は音に対して鈍感な方でしたが長時間強烈な騒音被害を受け続けたことで音に対する反応がおかしくなってしまいました。そういう人たちはとても多い・・・というよりも騒音被害者はみんな同じ経験をしていると思います。

 自分が神経質だから悪いんだと自分を責めてしまう騒音被害者の方も見かけます。しかし、どうか自分を責めないで欲しいと思います。普通の人でも神経を破壊されてしまう。それが騒音被害です。

 この事実に気づくまで私はだいぶ掛かりました。騒音被害に遭っている人だけではなく色んな人に知ってもらいたいです。そして騒音被害者に対して優しく接して欲しいです。

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