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京王杯2歳S&ファンタジーS&アルゼンチン共和国杯&みやこS/グラフィカル競馬(末脚指数×ポジション)

今週は4重賞の特盛編でお届けいたします!!

グラフの見方

縦軸が末脚指数
横軸が第1コーナー通過順位
基本的に左下が優秀(ポジションも取れて、上がりも使える馬)
逃げゾーンに何頭もいる場合はハイペース濃厚なので差し有利、逆に逃げゾーンが少なければスローペースの楽逃げになる可能性が高い
※基本的には近走5レースのデータを使用しています
第1コーナー通過順位は出走頭数によってばらつきが出ないように補正した順位の中央値を出しています
末脚指数は、条件別(競馬場、芝、ダート、距離、馬場状態)別の平均タイムとの差分の中央値を計算しています

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11/7(土) 東京11レース 京王杯2歳S 芝1400m

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前走1200m組も多いレースなので、先行馬が多く集まった。グラフを見る限りではそれなりにペースは上がりそうで、直線の長い東京という舞台も相まって逃げ馬には厳しい展開になりそう。
グラフ的な一番手評価はニシノガブリヨリ。新馬戦では好スタートから二番手で折り合って進めて直線で突き放す完勝だった。2着だったロングトレーンはすでに勝ち上がっており、メンバーレベルも低くなかった。勝ちタイムは平凡だが、折り合いがつき距離延長も向きそうな馬なので抑えておくべき一頭だろう。
展開的に推したいのはリフレイム。新潟の新馬戦で大きく外によれながらも勝ち切ったことで話題の馬だが、前走の1勝クラスでは今回と同じ舞台で鮮やかな差しを決めて0.8秒差をつけての快勝だった。

11/7(土) 阪神11レース ファンタジーS 芝1400m

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こちらも前走1200m組が多いレースでスローになることはなさそうなメンバー構成。
注目が集まるのはやはり九州産馬のヨカヨカ。グラフ的な評価は高いが、前走は完全なる馬なりでの勝利だったのでまだ底を見せていない馬である。状態に問題がないならここでも勝ち負けできる器だろう。ただ、前走はメンバーレベルが低かったので絶対視はできない。
グラフ的な一番評価はミニーアイル。スタートがいまいちで未勝利戦は差し届かない競馬になったが、前走は出遅れながらも完勝。末脚はここでも随一のものを持っているので差しが決まる展開になれば、勝ちまで見えてくるのではないか。
前走重賞制覇を果たしたメイケイエールはやはりここでも注目したい。大外ぶん回しでモントライゼに楽々先着したのは評価できる。

11/8(日) 東京11レース アルゼンチン共和国杯 芝2500m

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スローペース確定のようなグラフのレースで、あまり追い込み馬を買いたくないメンバー構成。
東京2500mは坂の下からスタートするため、2400mに比べるとタフなレースになる。2000m級での実績よりも長距離で実績のある先行馬を買いたい。
そこで推奨はサンレイポケット。2400mでの勝利実績があり、近走ではある程度のポジションも取れるようになってきた。前走ではサリオスに負けはしたものの2着ダイワキャグニーには脚色優位の3着だった。

11/8(日) 阪神11レース みやこ ダート1800m

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かなり好メンバーが集まった本レース。展開的にはフラットなメンバー構成だろう。ワイドファラオとベストタッチダウンが逃げ候補だが、逃げで勝ってきているベストタッチダウンが主張する形になると思われる。マイルからの距離延長となるワイドファラオはあまりペースを上げたくはないだろうから競りかけてこないのではないか。
ということで、今回はベストタッチダウンの逃げ切りに期待する。前走ではクリンチャーに完勝しており、前々走の惨敗はスタート後につまずいたことが影響したと正式にコメントが出ている。本来の実力が前走のものなら人気もあまりしないであろうし十分妙味がある一頭ではないだろうか。
エアアルマスは実力的には上位だろうが、骨折明けなのでおさえまでにとどめておく。



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