「備忘録」リアディレイラーワイヤーの交換後の調整
ローが入らないのは
張りが強すぎるか
張りが弱すぎるか
ロー側の調整ボルトが締めすぎ
のどれかが原因。
張りが強すぎるときは張りが強すぎてローの段でそれ以上ワイヤーを引けないから。
弱すぎるのはローの段まで引っ張っても張りが弱くてディレイラーを引っ張れないから。この場合、そもそもトップ側に変速したところからロー側に一段操作しても変速できなくて、二回カチカチしてやっと一段変速する、みたいになる。
ロー側の調整ボルトが締めすぎは、ロー側のディレイラーの動く範囲がトップ側に寄りすぎているから。調整ボルトは、しめ込んだボルトの先にディレイラーの一部が当たることでつっかえ棒のようになって、動く範囲を制限しているだけ。締めすぎるとローギヤの手前で動きが止まってローギヤに上るまでディレイラーが動いてくれない。このときは、シフターも途中で止まってローの段まで行かない。ロー側ボルトをゆるめて、動く範囲をロー側に寄せてやると、張りがちゃんとしていればきちんとローまで変速する。緩めすぎるとスポーク側に寄りすぎてスプロケについているプラ板に擦るなどして、それはそれでよくないので、まず思い切り緩めてローまで変速するのを確認したら、少しずつ締めて変速、少し締めて変速、を繰り返して、ローに変速してかつ、プラ板に擦らないところまで締めてやるといい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?