サナちゃんの炎上はおかしいと思っていたけど
サナちゃんが2019年の改元に関してインスタに投稿したら、それが炎上したことがあった。
その当時の私は、「なぜこんなことで炎上するんだよ。拡大解釈も甚だしいし、ネットのアンチたちのターゲットにされてしまって悲しいし腹立たしい。」としか思っていなかった。
しかし、つい先日、私の好きな歌手である折坂悠太さんがインタビュー記事のなかでこう言っていた。
それこそ韓国に行ったときに“平成”という言葉が言えなかったんですよ。そこであらためて“平成”という言葉が持つ意味の重さを実感して、それからあの歌(アルバムの表題曲「平成」)が歌えなくなってしまいました。
折坂さんは2018年に「平成」というアルバムを発売し、同アルバムの中にも「平成」という曲が収録されている。
この曲の中で、日本の歴史について語っていると解釈できる歌詞は出てこない。それでも、折坂さんは「平成」という曲を歌えなくなった。
このことは、韓国と日本とでは年号のもつ意味合いが全く違っているということを表していると思う。
あの炎上事件のあと、ソウルで行われたコンサートでサナちゃん自らこのことについて話していた。
その部分を簡単にまとめると、こんな感じだった。
「TWICEになるまで、私のことを知っている人はほとんどいなかったけど、今は本当に多くの人が私たちのことを知ってくれていて、それを自覚しているつもりだった。大勢の人がいるんだから、ひとつの言葉をとっても受け取り方はそれぞれなのに、それをわかっていなかった。」
この発言を聞いた当時は、そんなに謝らなくてもいいのに。と思っていて、サナちゃんは謝る必要もないし、そんなことを言わさせてしまったことが嫌になった。
今でも、炎上させた人たちを擁護する気は全くないし、アンチが腹立たしいけど、
言葉の持つ意味合いを考えて、相手の受け取り方を考えてから発言しなければいけないんだなと、今になって強く思った。
歴史認識、コワイ。
認識の違い、大きすぎる。
考えなきゃいけないことがいっぱいだ。
学ばなきゃいけないことがいっぱいだ。
あとがき
でもね、そもそもどうして炎上したのかを考えると、やっぱり腑に落ちないんだよね。
揚げ足を取ったような炎上だよね。
有名人に完璧を求めすぎてないか。
アイドルを不自由にさせたいのか。
人を傷つけようとする人が心を改めてくれればいいのに。
サナちゃん大好き。
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