6/8 海外に行かないのに桃園空港に行く

期待していることがあるのに、今日はとても静かだ。急いでガンダムを起動させたのに、コクピットの中でのんびりと歌っている。これは蒸し暑い午後のこと。場所はモビットのレストランで、模型が置かれているレストランのようだ。そこに本当にホビットがいるのだろうか。やはり並んでいる模型の中にホビットはいない。私は彼女に見られたくなくて模型の後ろに隠れた。準備ができたら店員に注文をし、席を見つけて座った。

周囲の環境を探ている時に、彼女の仲間に会って、レストランがマイクを提供していないため、パフォーマンスができないことを知った。タブレットを開いて
クラッシュオブクランを始めようとした時、彼女が目の前に現れて、マイクを借りに車を出してくれるかどうかを聞いてきた。あまり考えずにしょうだくした。今日車で来たのは正解だった。彼女のためにマイクを取りに行ったが、15:00に始まる予定のパフォーマンスは今17:00になっていた。実は彼女のためにマイクを取りに行くときに道を間違えたが、5分しか遅れなかった。今日の光は本当に美し、写真を撮る時にそう思った。良い仕事ができそうだ。

終わった後、一番驚いたことが起こった。彼女がマイクを返しに連れて行ってほしいと頼んできたのだ。家に送っていくことを考えたことはあったけれど、実際にそんなことが起こるとは思っていなかった。

今日の日没は18:45だった。そんなわけで、彼女はいつの間にか私の隣に座っていた。最初は別のライブバーに向かって走っていたが、途中で夕陽が沈もうとしていた。もう道を間違えないと思った時、別の間違った道に入ってしまった。それで、先にもう一人の友達を高鐵駅まで送った。再びライブバーに向かって走って時、沈んだ夕陽が燃えるような曇を映し出していた。すべてがなんて偶然なんだろ。

道中、彼女が聞きたい歌を流しながら、アクセルを踏み込まずに80キロの速度で走っていた。断片的話題を見つけて話し始めたが、今では当時何を話していたのか完全には覚えていない。

あの時の日常だけを覚えている。それは私が追い求めていたけれど、なかなか手に入らなかったシンプルな幸せかもしれない。彼女を家まで送るまで、あまり実感がわかなかった。今振り返ってみると、自分が話しすぎたのではないか、話題が面白くなかったのではないかと心配になる。でも、もうかんがえないようにしよう。

家に帰るまで、先ほどおこったことを真剣に考え始めた。まだ、幸福感はあまり感じたことがないので、まだ慣れていない(負の感情にはかなり慣れているけど)。次に、今回の違いは、以前のような舞い上がった感じがなく、ただ淡々と受け止めていたことだ。これが進歩なのかの知れない。

いつか隣に座っている彼女が、私の彼女でありますように。



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