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ものづくり補助金【コロナ特別枠】☆チャンスに変える成功事例

冒頭文
 本記事では、ものつくり補助金コロナ特別枠により、補助金の採尺に成功した事例をご紹介していきます。コロナ禍の社会にどのような発想の転換で対応し、事業に生かしたのかを見ていきましょう。


ものづくり補助金の概要。制度上設定されている3つの要件「非対面型ビジネスモデルへの転換」、「テレワーク環境の整備」、「サプライチェーンの毀損への対応」に当てはまるものを中心にご紹介していきます。

タイトル ものづくり補助金【コロナ特別枠】☆チャンスに変える成功事例

1. ものづくり補助金とは


 ものづくり補助金とは、経済産業省が、中小企業の生産性向上へ設備投資するための補助金です。革新的サービス開発、試作品開発、生産性プロセス向上を支援します。2020年には、コロナ禍の社会的要請を受け、コロナ特別枠が新設されました。


 特別枠に採尺された場合、必要な3分の2の設備投資が補助されます。場合によって1000万円が補助されます。
 

 「非対面型ビジネスモデルへの転換」、「テレワーク環境の整備」、「サプライチェーンの毀損への対応」の三つの要件のうち一つを満たし、設備投資の内1/6を満たしている必要があります。
 機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連広告、宣伝費、販売促進費の経費を対象とします。


2. ECサイトの設備投資と運営に活用(非対面型ビジネスモデルへの転換)


 ECサイトを開設、運営するために採尺され、ものつくり補助金特別枠が使われた事例があります。コロナ禍では、非対面でのビジネスが望まれます。店舗を持つ形のビジネス形態の事業者でも、ECサイトでの商品の販売が必要になるでしょう。
 また、amazonや楽天と言ったネットショッピングの利用は、コロナ禍で急増傾向にあります。外出自粛、テレワーク推奨などの影響による要因です。

今後もECサイトの需要は高まり、活用されることが予想出来ます。企業内での自社製ECサイトの設備投資、構築、運用にもものづくり補助金特別枠は役立てられました。迅速に対応するために運用後のサポートを行うビジネスも存在します。具体的に家具販売、サーフボード販売などの採尺事例もあります。ECサイトにものづくり補助金特別枠を利用し、売り上げの増加や利益確保への道を作るという方法も存在します。 

3. テレワークのサポート(テレワーク環境の整備)


 テレワークの支援にもものつくり補助金特別枠は、利用されました。コロナ禍では、ビジネスの現場でも従業員同士の非対面ビジネスが望まれます。テレワークを導入が推奨されます。
 コロナ禍以前までは、テレワークのビジネスモデルを導入していなかった企業も必要に迫られます。導入にあたり、様々な課題に直面します。
 

 その際に対応するために専門性に富み支援を行うビジネスにも、ものづくり補助金特別枠は、活用されています。テレワーク支援サイトが採尺された事例があります。ノウハウやタスク管理、顧客管理、適切な利用ツールをサポートするなどの内容です。テレワークへの推奨支援で、社会貢献を果たし、ビジネスへ繋げるという活路も存在します。


4. 企業内での内製化への活用(サプライチェーンの毀損への対応)


 コロナ禍では、企業間の流通においてコロナが要因で様々な理由によりコロナ禍以前の流通状態を確保できない場合があります。コロナ禍以前までは外部注文で行程を委任していたものが、ストップしてしまうなどの事情です。
 要件の中にある「サプライチェーンの毀損への対応」にあたる、企業内部での内製化にも、ものづくり補助金特別枠は活用され採尺されています。
主に製造業が大半を占めますが、ビジネスで自社で必要な工程を外部注文から自社で独自に行う内製化への切り替えを行い効率化を計った事例があります。
 

 実際に採尺された事例では歯科クリニック精密歯科治療の工程内製化するというものがありました。
 外部注文だったものを企業内部での内製化に切り替えるために、ものづくり補助金を利用し「サプライチェーンの毀損への対応」への貢献、自社の効率化を計るための活路として注目する例の一つです。


■まとめ文


 ものづくり補助金特別枠での採尺事例をご紹介していきました。状況により様々な形で補助金が活用されています。
 前向きな取り組みに、アイディアを転換する事で成功へと繋げることが可能であると言うことがわかります。


【まとめ】

ものづくり補助金特別枠は、前向きな発想を持つことで成功への活路になる

・ものづくり補助金特別枠は、中小企業を支援する制度
・ECサイトは、需要が高く必要とされている
・テレワークの推奨、支援にも補助金は活用出来る
・自社の内製化で効率化、貢献へ

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