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飲食店夜勤での経験

概要

 この記事ではテイクアウトを承るチェーン飲食店夜勤でアルバイトをしていた際の経験について働いた上でのメリット、デメリットを中心に書いていきたいと思います。

仕事内容

レジ

注文時の調理

仕込み

後片付け

店舗清掃

納品の受け取り、収納

メリット

①調理を学べた 

 基本的には、メニューはマニュアル化された物で調理における自由度という物はないのですが、自宅などで料理をする事はなかったので基本的な事でも非常に勉強になりました。実家では、料理をする事は全くなかったので一人暮らしで生活を始めるにあたり非常に役立ちました。調理以外にも生活の上で清掃のノウハウなどが非常に勉強になりました。

 調理に関してもマニュアル内の範囲ですが勿論、自分の中で成長があり嬉しい部分がありました。

②仕事に慣れると楽
 作業量は多いのですが、慣れていくと自分自身の中で効率化され、働く事が生活の一部となり心地よくなりました。季節毎のメニューの入れ替わり、指示者による作業の追加がなければ、基本的な作業が変わりませんでした。

毎日がくり返しになり、作業を重ねいくと日々の中で無駄な行動がなくなるのが楽しい部分でもあります。TVゲームで言えば覚えゲーのような要素を持っていました。

③黙々と作業とコミュケーション
 同じ時間出勤者、社員、前後の別の時間帯出勤者、お客様、納品業者さんとのコミュニケーションがあります。私は、黙々と作業するのが好きですがコミュケーションも程々に必要だと考えており、時期にもよりましたがバランスが取れ、非常に心地よい状況もありました。

④従業員割引

 食事が半額で出来ました。しばらくすると飽きました。


デメリット

①最初が厳しい
 仕事、メニューを覚えるのが大変でした。仕事量も最初慣れるまでは、多く感じ大変です。混雑時など要領を掴めず、作業が押していくのはなかなかつらいです。休憩時間は、省くのは禁止ですが、休憩まで押して作業する、休憩なしで働く事もありました。効率化されるとそれはなくなります。
 あとどの職場にもおける事ですが職場の人間関係に慣れる必要があります。
 もう一点は基本的に立ち仕事で勤務時間中は、ずっと立ったままです。慣れるまでは、足が棒のようでした。

②クレーム対応
 クレームを受けた場合、社員に基本的に報告するのが当然の手順ですが、社員が店舗にいることは少ないです。基本的に発生時は時間帯勤務者だけで対応しなければなりません。厄介なクレームにあたってしまうとなかなか厳しかったです。

③ワンオペや他店への応援
 時期によりますが慢性的な人手不足のため場合によっては一人勤務や地域内の他店舗への出勤などもたまにありました。それ専門で出勤している人もいました。勿論断る事は、可能ですが数回、難しい状況で必要に迫られる事もありました。人手不足の原因の一つの中には多すぎる店舗という問題もあるでしょう。

エピソード

 印象的なエピソードを書きたいと思います。デメリットに該当するものになってしまいます。

①来店客が見本ケースを破壊

 商品を購入後、通常通りの接客をしていると中年男性の来店客が突然、怒り出して見本ケースを破壊し帰ったのです。すぐに社員に対応してもらいましたが、非常にびっくりしました。一瞬の出来事でした。推測になりますが接客以外の会話のやりとりはなかったので私の接客への不満という雰囲気ではありませんでした。

②副業おじさん

 昼間、別の仕事をしているという中年男性が、同じ時間帯従業員にいました。嘘の可能性もありますが昼間の仕事の都合で休む事が多く、休日のはずが出勤になることがありました。当時は給料が入るから良いかと自分自身を納得させる部分もありましたが、振り返ると非常に迷惑でした。切羽詰まってる感じもありましたが、人物としてはチャーミングな部分もあり、丸めこまれました。

③バックレおばさん

 同じ時間帯に働いてた中年女性に関してです。初春の時期になるとそれまでまじめに働いていたのに突然、欠勤する女性がいました。私、他の従業員、社員もかなり被害を被りました。社員とのやりとりの中では当日まで出勤すると告げていたのに欠勤するという事態が何日も続いたのです。二年間の間で初春の間だけこれが起こるのです。毎回、違う理由で欠勤していました。社員が無理に退職を引き止めた事も要因の一つだったようです。

 様々な問題を抱えており、真実はわからないのですがその女性の退職後、他の従業員から聞いた話によると借金の債務を抱えており、債務の返済の時期が関係していたのではという推測でした。店舗へ債権者が連絡してくるという事態もあったそうです。驚愕しました。

夜勤時間帯の生活
 慣れという点と共通する部分がありますが、昼夜逆転の生活に関しても徹底する必要がありました。朝寝て、夕方前に起きる生活をしていました。元々、夜型の生活であるため苦には感じませんでした。生活リズムが合わないため友人や家族と旅行に行く際などは困りました。昼間働いて夜も働いている人もいましたが限界があると思うので私はやるべきではないと思います。副業をやっているときはメインで働いている前後の時間帯に働いていました。


まとめ
 

 どの仕事に関しても同じ事がいえるかもしれませんが慣れると楽しい部分があり、慣れとともにデメリットの部分の割合も少なくなります。働いている間は、非常に様々な事が勉強になりました。


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