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「人々が目覚めればOK」の危険性



今回のお題について

今回は、「地球人の大半が目覚めれば、悪の組織の支配は終わりだ」という話について、私が感じていることを述べたいと思います。

これを読んでくださっている方なら何度か聞いたことがあると思われる話だと思います。

いつも通り、私の勝手な意見です。私自身も、ものすごく「これでいいのか~?」と思うところではあるので、あくまで「こういうのもあるかも」くらいでお願いします。


なお、ここで言う「目覚めている」は、こちらの記事で定義したのと同じく、「『悪の組織があって、偽パンデミックなどの悪事をしている』ことを大まかでも本当だと認識している」という意味で使っています。


理論上はそれで解決する

たしかに、「地球人の大半が目覚めれば、悪の組織の支配は終わりだ」は、理論上正しいです。大半の人が目覚めて、納税などの悪の組織を支援するような行動を止めれば、悪の組織はそれ以上何もできなくなります。

また、Qの方面で主流な説として、「悪の組織はほぼ力を失っている。人々を目覚めさせるのを第一目的として、演技を見せている。」というのもあります。

こちらも、「救世主が救うだけでは今まで通りだから、この先に新しい悪の組織がでてこないように、人々を目覚めさせるのだ。」という、理屈の通った説明がなされていることが多いと思います。


そこに潜む危険性

このように、この「地球人の大半が目覚めればOK」という説は、もっともな話だと思える要素が多くあると言えます。

ただ、私としては、どうも何か危険性も内包しているように感じるのです。

以下2点で述べたいと思います。


(1)「そのためなら何でもOK」になりかねない

例えば、こういう説がありました。

・「どうして良い側が情勢を握っているとか説明されてたのに、危険なワクチンが出回って、多くの人が酷い目にあっているのか?」→「身近な人が死んでしまうくらいでないと、頑固な人たちは目覚めないのかもしれない。人々を目覚めさせるのが第一目的だから、そうやってるのでは?」

・「あの政治家さん、明らかに悪いことしてるのに、逮捕とか起訴が直前で回避されてしまった。」→「そうやって、世の中がどういう状況なのか晒して、人々が目覚めるように仕向けてるのでは?」

・「中東で戦争が起きそうに…」→「そうやって目覚めを…」

ちょっと挙げてみましたが、気にならないでしょうか。

そう、「目覚めさせるためなら、何でもOK。」という理屈に繋がりかねないのです。

本来、理屈をこねまわしてこういった話にする変化球は、気を付けないといけない部分があると思います。

ストレートに考えると、危険な毒を人々に打てば、それはやってはいけないことになるはずです。戦争も、そうです。こういうのを正当化する錦の御旗みたいなものになってしまう危険性を、私は感じます。


(2)攻撃ターゲットがズレる

こちらの記事で述べた話とほぼ同じです。

本来、悪いのは悪の組織です。

それなのに、「人々が目覚めるのが第一」とした時点で、「目覚めてない人々」が悪いヤツになりかねないのではないでしょうか。

「目覚めてない大衆が敵だ」という意見もありましたが(これはこれで理屈の通った意見でもあるのですが)、これを地でいってしまうと、私的には攻撃対象がおかしくなっているようにも感じられます。


メイン作戦ではない気がする

上で述べた2点の通り、私は「人々が目覚めればOK」に関して、危ういものを感じています。

加えて、良い側が活動していると仮定して、「人々が目覚めるかどうか」という不確定要素が大きいことをアテにするという作戦が、果たして有効なものなのかという疑問もあります。(悪の組織をやっつけるのであれば、勝ち切らないといけない気もする。)

ですので、私としては「人々が目覚めさせる」が良い側の作戦であったとしてもメインの作戦ではないのではないかという思いがあります。

作戦の一環であっても、「時間稼ぎ」「何か大きく動かしたときに、理解してくれてる人をなるべく作っておきたい」といった意図ではないかと考えています。


ちなみに、このあたりの話を踏まえて考えたのが、こちらの説でした。(要するに、「条件が整ってないのでは?」という説です。)


それでも、リスク承知で目指してるかも

ただ、それでも良い側が「人々を目覚めるさせる」を第一に考えて動いている可能性はあるとも考えられます。(さんざん書いときながら言うのも何ですが。)

良い側の人たちの価値観が地球人とは大きく異なっているかもしれません。

上に挙げたようなデメリットを承知で、それでもメリットを重視して動いているのかもしれません。


本当のことは、関係者でもない限り、誰にもわかりません。

ああでもない、こうでもないと、状況を推測するしかできないのは、辛いところですかね。

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