人生初の靖国参拝。色々思うところがありまして

その「思うところ」を言語化するには些かばかり話が長くなるのである程度割愛して申し上げると、
安倍元総理の国葬があった事
が真っ先にあったわけであり。
愛妻が所要にて都内に出ている時にふわーっと浮かんだことが、
「そうだ、靖国行こう」
何故か強く思ってしまったわけで。

靖国八千代食堂 特攻の母 鳥濱トメの玉子丼 会津そばセット


これが食いたかった、ってのはあくまで後付けですからね。俺にしては珍しくマジで。これの存在知ったの、そうだ、靖国行こうより後だったし。
特攻隊の皆様がこれを食べて旅立ったと思うとただでさえ美味しくいただけたものが更に一味違ったものに…とお気持ちを。
今度は茶寮「結」の海軍カレーを押さえておきたいところではあったり…
あ、今回はグルメレビューのつもりじゃないのでこの辺で。

ちなみにデザートがてらソフトクリームでも食いたかったところではあったが、すでについた時には店は閉まっていたという悲報。
直前に次の仕事の職場見学でバイク飛ばして帰ってきてから、というある意味強行軍だったから致し方ないが、今度は朝から行ってきたいと閣議決定したところであり。

と言う事で今回は愛妻と共に南門から入ったわけだけど…
入った瞬間。
空気が違う!!!

神社仏閣には何度か足を運んだこともあるし、そのたびになんて言うか「切り取られた空気」を入った瞬間に感じたものではあったけど、

今回のは桁が段違い。

入った瞬間に「圧」を感じたのは初めての事で、
「これが…靖国…」
と素で思ったものです。
だって一歩外出たら車ガンガン通るガッツリ都内ど真ん中なのに、そこだけ違うと感じられたもの(個人の感想です。あくまでも、どこまでも)
例えるなら、空気の壁のようなものの中に入っていった瞬間のような、そして中に入り切ったら元に戻ったような…
それを愛妻に言ったところ
「だってここ結界だもの」
納得する以外になかった。

で、一服入れて、手水使って(昨今の事情を鑑みて柄杓がなかった)厳粛な気分で参拝を。
で、終わった後見上げてみたらさらに奥の方に明らかにやんごとなきお方と見受けられる人々が。アレが正式参拝のお方か、と。遠目から見ても放つオーラが違うのがわかる最奥の境内だった。

で、先述の事情で相当に腹が減っていたので、かねてからの予定通りに靖国八千代食堂へ赴き、上のアレを頂いて。

そこから二の門、一ノ門へ向けて遡る形で社内を見て回ったわけだが、飯の前に遊就館なるところで
艦これオタなら見ておきたい零式艦船52型のレプリカと当時の運転席、砲台をしかと拝んでおいて(これほどのスケールを持つ技術が戦前に既にあったのか…と感心しきりの我々であった)
飯の後に外のテーブル席があったので愛妻がそこで涼んでる間に、外の喫煙所で一服、さらに最近出来上がった和めの井戸までくるりと見て。
令和の御大典を奉祝し造成、という文言から恐らく今上天皇陛下御即位の時のアレか、と想像して。その周りにあった47都道府県さくら陶板まで後から拝んできたわけだが、後から知ったがこれも新名所として作られたらしい…

食後の一服がてら行った喫煙所では学生やサラリーマンが普通にいたあたり皆様慣れていらっしゃるのね、と思ったり、休憩で見てたら普通にジョギングしてたおじさまとかチャリでスーッと横断して抜けていった女性の方とか、馴染む人にはすっかり馴染むところなのかね、と思ったり。
これほどの地、普通に通学路として通っていらっしゃる周囲の小学生の群れを見た時には驚いたものです。

南門から境内のもっと奥まで回っていったらまた違った感想が出てきそうなものだけど、これはまた次の機会に取っておくことにしておこう。いや、今書いてて迫ってきたのが
「全部見て回れ」
と。

で、今日人生初の靖国詣でをしてきたわけだけど、
最近常々思うようになったのが、
「この国の政に関わる以上靖国参拝は義務」(個人のry)
自分で実際に見て改めて強くそう思ったわけであり。
これは名もなき人々がワガの命を捨ててまで、そして昭和天皇が自らの首を差し出そうとしてまで守ろうとしたこの国の未来に立つ者の責務と言うべきだと改めて強く感じた次第である、と閣議けry

大体靖国参拝に文句つける輩って「隣国の感情が」とか抜かしやがるが、
自分の家の墓参りに行くのに向こう三軒両隣のご機嫌うかがわなきゃならない理由なんてある?
逆に
「あなたの御先祖は戦争で人殺したからそんな人の墓参りになんて行くな」
とか言われたらじゃあお前は行かないのか、と。
違うだろ
自分は政治家になろうとか微塵も思わないが、那由他が一そんな事になったら周りの目を気にせず堂々と行くね。誓ってもいい。
それで上のようなセリフを言い放ってやるんだ。
まあ、一般人の身の上でも行きたきゃ行ってもいいとこなので言う必要もない事なんだが。

それはそれとして終戦記念日でも何でもないただの平日に靖国に参拝する、というのに実は地味に結構な意味があるのではないのか、と思ったり思わなかったりと、行く前からぼんやりと思って、それを実現したそんな暦の上では10月と言っても信じたくない暑さを伴った秋の日でありましたとさ。

以上乱文にて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?