ミサンドリーとフェミニズムに対する私的見解

ミサンドリー (英: misandry) とは、男性や男らしさに対する憎しみや軽侮。平たく言うと男嫌い(おとこぎらい)である。対義語には、「男性や男らしさに対する崇敬」を意味するフィランドリー(英:philandry)と、「女性や女らしさに対する軽侮」を意味するミソジニー(英:misogyny)という語の二つがある。

フェミニズム(英: feminism)とは、性差別を廃止し、抑圧されていた女性の権利を拡張しようとする思想・運動、性差別に反対し女性の解放を主張する思想・運動などの総称。男女同権運動との関わりが深い。リベラル・フェミニズムやラディカル・フェミニズムなど、フェミニズムの思想は多様であり、一本の思想と考えることはできない。

フェミニズムを主張する人のことをフェミニストと呼ぶ。

出典Wikipedia

ミサンドリーの項目にある通り、ミサンドリーの対義語は一般的にはミソジニーです。ミソジニーは女性差別及び女性蔑視、つまりは「女なんて〜」の発言が代表的かと思われます。対してミサンドリーは「男なんて〜」が代表的かと思われます。そこで、ミサンドリーとフェミニズムはどう違うのだろう、と考えました。

まず、フェミニストにとって男性は共闘相手となり得るのだと思います。男女同権を謳うフェミニズムは、女性による加害を受けている男性も救う思想となるからです。

対してミサンドリー・ミソジニーは、異性を目の敵にします。異性は排除または支配するべき存在。それがミサンドリー・ミソジニーの思想なのだと思います。

どちらが良い悪いではありません。己の主張したい事に合わせて、あるべき場所を変えてもいいと思います。ただ、本来の主張を間違えては元も子もないでしょう。

(この話は、Twitter上で見かけるフェミニストを自称するミサンドリストを見かけたので書いたもので、Twitter観測でしかありません。また、私自身はフェミニストの研究者という訳ではありません)

おまけ

ミソジニー (英: misogyny) とは、女性や女らしさに対する憎しみや軽侮である。女嫌い(おんなぎらい)や女性嫌悪(じょせいけんお)ともいう。ギリシア語の μισος(憎しみ)と γυνε(女性)から由来し、女性を憎んだり蔑んだりする男性をミソジニスト(misogynist)と呼ぶ。

対義語には、「男性や男らしさに対する憎しみや軽侮」を意味するミサンドリー(英:misandry)と、「女性や女らしさに対する愛しみや崇敬」を意味するフィロジニー(英:philogyny)の二つがある。

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