マッカーシー氏､バイデン氏が債務上限に関する『秘密の計画』を持っているかもしれないと発言
[政治・経済]
トム・オジメック：著
2023年5月16日 更新：2023年5月16日
債務上限をめぐる対立が続く中、ケヴィン・マッカーシー下院議長（カリフォルニア州選出）は月曜日、バイデン大統領が債務不履行を回避する「秘密の計画」を持っているかもしれないと述べ、もしそうなら、共和党議員はそれに大賛成であると述べた。
マッカーシー氏は議会で記者会見し、31.4兆ドルの債務上限撤廃に同意する代わりに支出削減を求める共和党の要求についての質問に答えながら、このように発言した。
マッカーシー氏は記者団に対し、「債務上限を引き上げた」と述べ、上限を1.5兆ドル引き上げることと、10年間で4.5兆ドルの支出削減をセットにした共和党の立法案に言及した。
バイデン氏は、上限額を引き上げる「クリーン」な法案を主張し、共和党の法案が自分の机に届いたら拒否権を行使すると宣言した。共和党からは、彼は問題を無視しており、マッカーシー氏に言わせれば、国の債務不履行に「ぶつける」ことになりかねないと批判されている。
「彼の秘密の計画は、最後の最後まで待って我々の法案を通すことかもしれない」とマッカーシー氏はバイデン氏について言った。「私はそれでいい」と彼は付け加えた。
マッカーシー氏の「秘密の計画」という発言は、冗談で言ったのかもしれないが、今のところ行き詰まりを解消するための明確な解決策は出ておらず、バイデン氏が合意するためには多少の支出削減を受け入れなければならないのではないかという憶測が広がっている中での発言である。
最近のロイターの報道では、匿名の情報筋の話として、バイデン氏が共和党の支出要求の一部についてある程度妥協する用意があるとホワイトハウス当局者が考えていると伝えている。
また、大統領は先週のイベントに登壇した際、自ら削減の可能性を示唆したようだ：「我々は、不必要な危機を招くことなく、責任ある方法で支出を削減し、赤字を減らすべきだ。」
マッカーシー氏は火曜日にバイデン氏と会談し、債務上限を撤廃し『債務不履行（デフォルト）』の可能性を回避するための再協議を行う予定である。
【時間が無くなっている】
バイデン政権のジャネット・イエレン財務長官やホワイトハウスのラエル・ブレナード国家経済会議理事を含む多くの著名人が、債務不履行は「壊滅的」であると述べている。
イエレン議長は、火曜日に開催される銀行協会での講演で、（債務上限危を回避するための）「時間切れが迫っている。瀬戸際外交の影響が既に出てきている。投資家は6月上旬に満期を迎える国債の保有に消極的になっている。」と述べた。
米国債の債務不履行に対する保険料は、膠着状態の中、ここ数週間で過去最高水準に高騰。デフォルトリスクを測る市場ベースの指標である1年物クレジット・デフォルト・スワップのスプレッドは、5月10日に過去最高の172bpまで上昇した。
イエレンは最近、早ければ6月1日に31兆4000億ドルの債務上限を突破する可能性があると警告し、それまでに合意が得られない場合、政府は一部の法案支払いを延期する必要があるとした。
「米国経済は天秤にかかっている。何百万人ものアメリカ人の生活も同様です。無駄にしている時間はない。議会はできるだけ早く債務制限に対処すべきです。」と、彼女は火曜日に述べた。
米議会予算局（CBO）は最近、債務上限が解除されない場合、「6月の最初の2週間のある時点で、政府がすべての債務を支払うことができなくなる重大なリスクがある」とする修正指針を発表した。
クレジット・デフォルト・スワップの広がりに反映されるデフォルトリスクの増大のほか、ウォール街の金融指導者たちは、行き詰まりの中で神経を尖らせている。
シティグループCEOのジェーン・フレイザーは最近、上限引き上げの交渉は以前のエピソードより「より心配」だと述べた。
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは、市場を揺るがすような大きな出来事に備えるため、毎週会議を開いていると述べた。
ダイモンは先週、ブルームバーグTVにこう語った。「市場は不安定になり、株式市場は下がるかもしれないし、財務省市場は独自の問題を抱えることになるだろう。」
バイデン氏は、国が債務不履行を回避することは「絶対確実」だが、解決策を見つけるための時間は残り少ないと述べている。
トラファルガー・グループが最近実施した世論調査（pdf） https://www.thetrafalgargroup.org/wp-content/uploads/2023/05/COSA-DebtLimit-Full-Report-0515.pdf によると、40.8％のアメリカ人が、支出削減を伴わない債務上限の引き上げを望んでいることがわかった。
一方、59.2％が支出削減を望んでおり、37.2％が債務上限を引き上げるべきだが「支出を削減した場合のみ」と答え、22％が債務上限をまったく引き上げないことに賛成している。
デフォルト（債務不履行）の可能性に対する懸念は、経済に対するより広範な懸念に拍車をかけている。
【景氣後退の可能性が急上昇、悲観論は過去最高を記録】
米国では、経済成長の鈍化が本格的な景氣後退に加速する可能性が高まっている。
ニューヨーク連銀によると、今後1年以内に景氣後退に陥る確率は68.2%に上昇し、1982年以来の高水準となった。
FRBの景氣後退リスク指標は、サブプライム危機の少し前、2007年11月の40％よりも大きくなっている。
最近の世論調査では、殆どのアメリカ人がこの国は景氣後退に向かうと考えており、米国経済に関する悲観論は過去最高を記録している。
スタグフレーションの懸念が再び表面化したことを示すように、消費者の1年先の景氣に対する期待値は23％急落した。
「長期的な期待値も16％減少しており、消費者が景氣後退が短期間で終わらないことを懸念していることを示している。」ミシガン大学消費者調査ディレクターのジョアン・シューは声明で述べている。
スタグフレーションとは、成長鈍化と高インフレの組み合わせで、有毒な酒であり、一方が他方を悪化させるため、FRBの政策担当者が救済策として対処するのは難しい傾向がある。
「ミシガン大学調査データは、米国の消費者心理と長期的なインフレ期待の両方について失望させた。ヘッドラインレベルでは、これが #スタグフレーション の懸念を煽ることになると見ている。」
アリアンツのチーフ・エコノミック・アドバイザーであるモハメド・エル・エリアンは、ツイッターの投稿でこう述べている。
マクロ経済データでは景氣後退が迫っているわけではないが、アトランタ連銀が5月8日に発表したリアルタイムGDP予測値は2.7％であり、消費者心理は4月に大きく落ち込み、米国人が景氣の先行きに不安を感じていることを示唆している。
✳️クレジット・デフォルト・スワップ (Credit default swap, CDS)：デリバティブ､特にクレジットデリバティブ(＝信用リスクの移転を目的とする)の一種｡特定の会社等が倒産したとき等に､一方の当事者から他方の当事者に､あらかじめ定められた範囲の金額が支払われる｡銀行の自己資本比率を高める手法の一つとしても利用される✳️
エポックタイムズ/TheEpochTimes
〔Macine Translator[Brave/DeepL]🇺🇸❤🇯🇵翻訳〕
QArmyJapanFlynn公式ホームページ
http://bit.ly/3QzjIQF
Eriさんフォロー @EriQmapJapan
Eri＆QmapJapan
https://t.me/EriAndQmapJapan
EriChat
https://t.me/joinchat/wgUQKKmwlBBmNGU1
QArmyJapanFlynn OFFICIAL Telegram Channel
https://t.me/QArmyJapanFlynn
QArmyJapanFlynnChat
https://t.me/QArmyJapanFlynnChat
JapanGreenDragon
https://t.me/joinchat/xqUZvIe1uYg1YTQx
QAJF資料館
https://t.me/qajfhistory
QAJF動画チャンネル
https://mediable.jp/channels/a1702ee5-1e80-42b3-b5cd-bfb2f0a479b0
QAJF公式LINE
検索ID@339jejrl
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=339jejrl
Eriさんサブスタック
https://eriqmapjapan.substack.com/p/7f0?s=w
Eriさんmediable
https://mediable.jp/channels/a1702ee5-1e80-42b3-b5cd-bfb2f0a479b0
レッドピルラジオショー
市川うらら 83.0FM
毎月 第１･ 第３日曜日22:30～23:00
http://www.fmu.co.jp/redpillradio.html
又はこちらから
https://www.jcbasimul.com/?radio=fmうらら
過去放送分お聴き頂けます。
メディアブル：EriQmapJapan
https://mediable.jp/channels/a1702ee5-1e80-42b3-b5cd-bfb2f0a479b0?uc=qSHL6c
レッドピルラジオショーホームページが新しくなりました。
http://redpill-radio.tokyo/
#QArmyJapanFlynn #QAJF #Anon #WWG1WGA #SaveTheChildren #Q
#Qムーヴメント