![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77432205/rectangle_large_type_2_0f32c1a172ffbb4188b026ee1f8b1ee5.png?width=1200)
祖父の生きた諭吉さん(*'ω'*)。
GWさん♪いらっしゃーい(=゚ω゚)ノ。
お休みを満喫される方は日頃のお疲れを吹き飛ばし、サービス業等でお仕事の皆さんは、お忙しいと思いますので身体に気を付けてGWを過ごされてくださいませ(`・ω・´)!!
私は5月中には、再就職をするといく目標に向かってマイペースで毎日を過ごしております(=゚ω゚)ノ。
この季節になると、高級中華料理店に行ったことを思い出します。
あれは、母方の祖父母が健在だったころなので10年以上前のことでした。
その当時祖母は、末期の肺がんのため大きな病院に入院をしておりました。
祖母のことが大好きな祖父は、その病院で一番いい個室を取りエキストラベットを用意してもらい自分も寝泊まりをするという孫の私から見ても
「じいちゃんの方が先に身体を壊すんじゃない(゚Д゚;)???」
とハラハラしていました。
そんな愛情にあふれた祖父は、段々と強くなる痛み止め等のお薬の影響で意識が混濁をしてきた祖母が
「寂しい思いをしてほしくないから。」
と私達親族が病室になるべく来てくれることを深く望んでいました。
そして私や従弟はもちろんですが、自分の娘たち(我が母上とおばさん)が、病室に行くと帰り際に必ず
「ありがとう。」
といい1諭吉さんを渡してきました。
最初は、みんな
「いやいや!来たいから来てるんだよ!いらん!」
と断っていました。
でも、そのたびに
「いや、これは、おじいちゃんの気持ちなんよ。」
と悲しそうな目をするので皆で相談しと後
「おじいちゃんのしたいようにさせてあげよう!」
と受け取ることにしました。
これは、私の勝手な想像なのですがおじいちゃんは、私達に、それを渡している間は、大好きな祖母が生きているということなのでそれを実感していたんじゃないのかなっと。
そしてGWのある日、休日だった私は、母上とおばさんを車に乗せ三人で祖母のお見舞いに。
もうそのころは、ウツラウツラと眠っていることが多かったのを覚えています。
この三人でお見舞いに行くことが初めてだったので、おじいちゃんは至極喜んでくれ、帰りに
「美味しいものを食べて帰り(*'ω'*)♪」
と上機嫌で我が母上にいつもより多い諭吉さんを。
「おじいちゃんに貰った諭吉は、生きたおかねとして使おう!」と決めていた我が母上。
帰りの私の車の中で
「よし!街に行こう!美味しいごはんを食べよう!」
と宣言(`・ω・´)!
有無を言わさず街に行くように私に、指示!
普段は、牛さんなみにおっとりなのにリーダー気質がある母上は妹であるおばさんと後部座席で何やら何処のお店に行こうか思案スタート!
街までは、病院から小一時間ぐらいかかるのですが、その間ずーーーーーっと、2人で
「〇〇は?」
「いや!〇〇!」
という風に、お店選びをしていました。
そして、街に着きとりあえず駅の近くのコインパーキングに停めて後ろからの指示を待っていたら、
「Wに行きましょう!」
「あっ!そこがあったね!」
となにやら決まったご様子(`・ω・´)!
Wは、その地方では名の知れた高級中華料理(゚Д゚;)!
私は、その当時まだ行ったことが無かったので、
「おおおお!!マジすか(*'ω'*)!」
っと初体験に興奮♪
停車した場所からも近かったのでそのまま歩いていくことに。
そして私達は、自分達の知識の無さを思い知らされることに(´◉◞౪◟◉)!
お店に入ると、もう案内してくれる方から違ーーーーう!
やや緊張しながら席に案内された私達三人。
今思えば、病院帰りでドレスコードが・・・・だったのによく入店させてくれたなと思いますw。
メニューをみると・・・
なんだかよくわなんない・・・
麻婆豆腐ぐらいは、読めるのですが他のメニューが完全に
「ちょっと何言ってるか分かんない???」状態。
という訳で、
「適当に頼んじゃう?」
という性格がおおらかなおばさんの意見をとりいれ母上が、ウエーターさんを呼んで頼み始めたところ・・・
「お客様、失礼ですが只今ご注文いただいた5点中、3点がおかゆとなりますがよろしかったでしょうか?」
その言葉に、( ゚д゚)ポカーンz状態の私達三人・・・。
しかし!母上は、えらかった(`・ω・´)!
こういうとき決して、知ったかぶりをしない!
「あら(゚Д゚;)・・。そうなの、高級な中華屋さんは初めてだから聞いたらよかったわね(*'ω'*)。
じゃあ、おかゆは全部キャンセルでおかずで美味しいのが欲しいから三人で食べきれるおススメをお願いしたいです。」
っとウエイターさんに提案。
するとウエイターさんと母上がメニューを見ながらなんだか楽しそうに選び始め、結果として、点心をいろんな種類食べることになりました(*'ω'*)。
教えてくれた親切なウエイターさんにも、祖父にも感謝しつつお腹いっぱい食したのは今でもいい思い出(*'ω'*)。
コロナがもう少し収まったら母上と再訪したいなっと密かに思っています。
まさかのサポート!今後の活動に使わせていただきます(´∀`)