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10月1日

今日10月1日は内定式。
各地で行われているであろう内定式に想いを馳せながら、2年前のことを思い出しました。

2年前、大学4年の秋。10月1日。
就職活動なんて楽勝だろう。
そんな甘い気持ちから始めた3月から、約半年後、
進路を決めることができなかった僕は、自分の無力さと考えの浅はかさ、支えてくれた人への申し訳なさを感じていました。

今となっては、あのとき苦しいと思えていたからこそ成長できたと思う点も多々ありますが、当時の僕にとっては辛い1日でした。

そして今日。10月1日。
2年前とは全く違う面持ちで、この日を迎えることができました。

代表からのメッセージで式典は始まりました。
"前のめりで、大胆に挑戦し続ける姿勢"
"社会人になって変わり続けることの難しさと、その必要性"
"他者を信頼・尊敬するチームの強さ"
そのどれもが学びになると同時に、プレゼン資料では内定者の顔が見えないからと敢えて資料を見せずに話す姿勢に人を動かすとはこういうことかと、心が揺さぶられました。

次に、取締役からのメッセージ。
"継続している努力を、今日1日休む。その選択はコストになる。なぜなら、その選択をした時点で継続して努力することが困難になるからだ。だからこそ、逆にその選択をしなければ、継続して努力をし、目標に達成する確率は高められる"

人はどうしても自分に甘くなってしまう(僕自身、何度も易きに流れてきました)と思う僕にとって、この話は深く、杭のように奥深くに刺さりました。
また、最近生き方について考えることが多々あるのですが、ひとつ、自分の生き方の軸になり得るものを頂いたと思います。

そして、内定者のプレゼン大会。
1ヶ月ほど前からチームアップし、提案に向け毎日のように顔を合わせてきました。
"チームのように"なることはさほど難しいことではないかもしれませんが、本当に"チームになる"ということは難しい。
馴れ合いではなく、本気で1位を取りにいくということは、自分のアウトプットに責任があるのはもちろん、相手にも厳しいことを言わなければならない。そして自分にも厳しいことを言われる覚悟がなければならない。

何度も意見をぶつけ合いながら、僕たちはチームになりました。

プレゼンの資料作成から発表練習、何度も重ねたMTGを経て、いつの間にか、絶対に1位をとれる。そう確信するまでになりました。


そして本番。

1位をとることはできませんでした。

本当に悔しい。

誰にも負けない練習量と、MTG、自分も含めチーム全員で本気で取り組んだにも関わらず、負けた。


一方で、清々しさもありました。
これだけやって負けるのであれば、それは相手が凄かったのだと心から思えました。

そして同時に、こんなに優秀な同期と一緒に働くことができるとワクワクしました。

今回を踏まえ、次こそは絶対に負けないよう日々努力していきたいと思います。


今日の日を忘れないために長々と書きました。
まずは、2年前には迎えられなかった内定式を迎えることができたことに感謝します。
両親含め、支えてくれた方。

ありがとうございました。

そして、
2年前には得られなかった同期と出会い、チームになれたこと、そして戦えたことに感謝します。

これから一緒に高めあえる、信頼と尊敬ができる。
まるで実家にいるかのような暖かさをもった仲間と出会えたことは僕の誇りです。

濃密な1ヶ月でした。ありがとう。

来年、誰ひとりとして欠けることなく、成長した姿で10月1日を迎えられますように。

Naoki

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