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人生最高の家族犬との出会いと別れ

愛犬と家族になった日は、今思い返しても感慨深いと感じる人
はおおいのではないでしようか。
ペットショップを何軒か行って、希望の犬種ではなかったが、同種系の
所謂ちんくしゃの犬種を購入した。

お迎えした初日は、可哀想なくらいプルプルしていた。
緊張した様子が映っていた。
トイレトレーの上に乗った状態のまま、しばらくは動けなかった。
新しい環境にきたばかりで、不安な様子が伝わってきた。
緊張でいっぱいで、表情が硬く心配していたが、翌日ケージから
出てきてドックフードを食べてくれた時は、家族全員で喜びを分かち合った。

2年後に帝王切開で3匹を出産したが、3週間後に2匹が亡くなってしまった。
悲しかったが、残った1匹に愛情かけ、いつの間にか母犬よりひと回り大きくなつた。
母犬は、どっしりとして堂々しているが、子犬の雄は、散歩に連れて行けば、小さい犬にビビる性格で、親子でこんなにも違うのかなあと思う。
共通点は小顔で童顔のところかな。

性格は違うが、冬には私の布団の中に入ってきて、川の字に寝た時は、
幸せを感じる最高のひとときだった、、
しかし、母犬は5年前、朝私の膝の上でくつろいだが
私が会社に行って、直ぐに妻から亡くなったと電話があった。

信じられなかったその日は、
仕事はなんとかこなしたが、
魂がどこかに行ってしまった。
こんなにも悲しいとは、想像以上だった。
ペットロス状態になったが、火葬まで何時間も毎日体を撫でてあげた。
個別の火葬をして、供養してあげた。
一緒にいた時間はあっという間に、
過ぎてしまったが、幸せの毎日だった。感謝感謝の毎日だった。
子供の犬も3年前に、病気で亡くなったが、亡くなる前に教えられた事がある。

急に足腰がおぼつかない状態なので、すぐにかかりつけの動物病院へ
連れて行った。
脳腫瘍ではないかと言われ、
頭は真っ白になってしまった。
意識はあるが反応がない。
ここ1日がやまだと言われ入院
自宅に帰っても心配で一睡もできない。
長い夜が明けた。
病院から連絡があり、奇跡的に目をあけ、立っていると言うこと。
あって涙がでた。

自宅に連れて帰り、
やつれた姿 呼んでも答えないが
ドックフードを与えたら食べてくれた時は感動した。
小さな犬にビビっていた犬とは
到底思えない姿だ。

このわんこの頑張りに自分の足りないものを感じ、何でも最後まで頑張らないと教えられた。
いつかは別れはくると覚悟したが、
こんなにもショックとは!

だが、火葬して2匹とも骨箱に入れ、自宅のリビングに置いてある。
私が天国に行ったら、ゆっくりと
散歩をしようと2匹に話しかけている。
わんこは、家族そのものです。

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