息子と大好きな電車の旅に行ったら親子もこんなに変わった!

息子との間に距離を感じたのは、息子が小3の頃です。小3の息子は、今思い出すと反抗期だったかもしれません。私が言っている事にいつもイライラして、こっちから反論すると逆ギレされて、泣き始め、何もしたくなる状況が続いてました。

夫とも話し合い、何故泣くのだろうね。何を考えているかを話してくれればいいのにと思いましたが、話してくれなかったです。夫があることに気が気づきました。もしかして、話してもどうせ自分の希望が却下されるんだと思っているからですね。なるほど、私は息子のやりたい事をもっと叶えてあげないといけないと思いました。小さい頃からの習い事、私が決めましたし、私は息子にこうなってほしいという理想像を持って子育てしてました。

息子が生まれて、息子をトリリンガルに育ってほしいと思い、小さな時から中国語と英語の絵本を読み続けました。3歳になったら英会話教室に通い、5歳になったら中国語教室にも通いました。毎週の習い事の送り迎えで大変でしたが、それでも小3まで続けました。途中から息子があまり言語の学習に強い興味がない事にも気づきましたが、辞めると今までの努力が無駄になってしまう事で悩んでました。

あの頃、息子に関して別の事も悩んでました。
息子が5歳の時に娘が産まれて、下の子の面倒を見る時間が多くなったのも距離感の一つだと思います。休日の出かけは、いつも旦那と息子、私と娘 別々行動でした。年齢差もあり、体力的にも差があったため、行く場所が分かれてました。それは3年ぐらい続いて、私はもはや息子の心を掴めなくなりました。息子との会話を増やしたくて、何を話したらいいか悩んでました。

息子小3の時、ちょうどコロナの時期だったので、家にいる時間が多く、外の公園に遊びに行って欲しかったんですが、一緒行く友達がいないとなかなか行きたがりませんでした。色んなことが重なって、私は息子が大好きな電車の旅に出る事にしました。 小3の9月から、毎週日曜日、息子が行きたい所、どこでもいいので、電車の旅を続けました。 最初は本当に電車に乗るだけでしたが、それだと私はほとんど楽しめず、疲れるだけでした。せめて目的地で一つの事をやろうと息子相談して、たとえば、行った先の美味しい食事したり、観光地に行ったりする事を提案しました。最初の頃は、電車から離れた瞬間、息子は元気がなかったのですが、少しずつ電車以外の事も楽しめるようになりました。2021年9月から息子との旅を記録して見ました。半年ぐらいでこんなにいっぱい乗りました。

  1. 千葉県 柏 京浜東北線、常磐線(上野東京ライン)

  2. 千葉県 船橋 京浜東北線、総武快速線

  3. 東京都 八王子 神奈川県 相模湖 中央快速線 中央本線

  4. 神奈川県 横浜市 中山 大井町線、東横線、横浜線

  5. 埼玉県 川越 東海道線 川越線

  6. 東京都 吉祥寺 臨海、埼京線 井の頭線

  7. 埼玉県 所沢 大井町線 東横線直通 副都心線直通 西武有楽町、池袋線

  8. 東京都 押上 とうきょうスカイツリー京急線 浅草線

  9. 東京都 西立川(昭和記念公園)臨海、埼京線 中央快速線

  10. 神奈川県 横浜 中華街 大井町線、東横線

  11. 東京都 恵比寿 臨海、埼京線 

  12. 愛知県 岡崎 瀬戸線、中央線、東海道線

  13. 東京都 虎ノ門ヒルズ 臨海、埼京線、日比谷線

  14. 東京都 二子玉川 大井町線

  15. 東京都 葛西臨海公園 臨海線、京葉線

  16. 千葉県 蘇我 京浜東北線、東海道線、京葉線

16番に行った蘇我は、確か息子春休みの時でした。通勤快速に乗りたいとリクエストを受けましたので、平日仕事が終わってから一緒に乗りました。

これをきっかけに、息子は外に行くのが好きになりました。日帰りの旅だけではなく、お泊りのプチ旅行にも自分で計画するようになりました。おばあちゃんはさくらんぼが好きで、おばあちゃんと二人で長野にさくらんぼ狩りに行きました。初めての一人旅、おばあちゃんと長野駅で待ち合わせしてました。夏に、家族で青森県に旅行に行ったり、冬は北海道にスキーに行ったりしました。不思議に、いつもどこかに行く前に私とどこどこに行く話をしてくれるようになりました。私も息子が選んだ場所を一度も反対せずに、時間が許せば息子の行きたい所まで家族みんなで行きました。
そのため、息子との絆も強くなって、家族4人で行動できるようになりました。私の知識も増え、自分だと絶対行きたい所まで連れて行ってくれてる気分で旅を楽しめるようになりました。もちろん、息子はもう反抗期の時期と違って、色々話してくれるようになりました。電車の旅に感謝します!

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