自炊入門 ~心構え編~

この投稿を義父に。

エリックカールみたいな書き出しをしてみました。
大変お世話になっている義父が台所に立つ機会が増えたと聞いたので、少しでも力になれたらよいなと思って、小学校三年生から好きで20年近くやっている自炊とか台所仕事について、もろもろまとめてみようかなってことでまとめてみます。基本の部分から変なこだわりまで。

1.自炊について

自炊ってお得?

例えばの話ですが、自炊をすれば1週間を1,000円で乗り切ることはできます。
すると1週間、朝昼晩ご飯を食べるとして1,000円÷21食=約48円となるので、1食あたりの単価はとても安い。
ただし、じゃあ50円渡すからごはん作ってよ。と言われてもできません。

自炊は50円で1食を作る技術ではなく、
1,000円で1週間分のごはんを作る技術
ということを覚えておいてください。

2つともトータルかかるお金は一緒でもやっていることが違います。
50円もってスーパーに行っても、もやし2つ買えるか買えないかでしょ?
1,000円で1週間分の食材を買って、上手に使い切って初めて1食50円が実現するので「自炊でお得」はけっこうハードルが高いです。

自炊に必要なもの:計画と時間

自炊を始めるって時に絶対やってほしくないのは
仕事が忙しいのに、いつもより30分早く帰れるから、
意気込んで今日から自炊するぜ!ってな突発パターン
多分テンション上がって勢いで適当に食材買います。
そんで次の日から忙しくて、自炊できなくて
オクラは黒ずんでしなしなになるし、レタスはピンク色の汁出すし、トマトは梅干しみたいにしわしわになるし。
グラム単価が安いうえに3割引きのシールはってあったからとりあえず買った鶏手羽元は消費期限が切れててほのかに硫黄の温泉みたいな臭いがするし…。
翌週のゴミの日まで4日もあるから捨てるにも捨てられないし…。

といった悲劇が必ず発生します。

自炊をするにあたっては綿密に計画を立てましょう。どの食材をどこで使うのか、ちゃんと料理をする時間は取れるのか。時間絶対取れないから、常備菜1週間分を休みの日に作るのか。計画がめちゃくちゃ大事です。
行き当たりばったりで安いものを買ってちゃんと回せる人を見て真似をしてはいけません。あれは結構な高等技術です。

始めるときは無理なく常備菜(あると嬉しいもの)をお休みの日の時間がある時に作ってみるところから始めてみてください。

時間がない時の1食は無理なく割引シールはってあるお惣菜とかお弁当を買いましょう。お惣菜最高ですよ。おいしいし、後片付けもしなくていいし。
時間を買っているという認識で行きましょう。それぞれにいいところがあります。無理はしないこと。

眠くなってきたので今日はこれまでにします。
次回は自炊をするにあたって必要なものについて記事にしてみます。
では、また。

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