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5/12 PleiadesCS(×0.6)

久しぶりの優勝と相棒で勝てて嬉しいので執筆。

使用・赤黒バイク
理由・俺が使うデッキの中で一番強いから

1回戦・黒緑ケンジ 後手○
1ターン目クラジャ置きエンドで3ターン目にケンジが出てこないことが確定したのでひたすら進化元をブラックゾーンで封印してGS関係なく勝利。

2回戦・赤青マジック 後手○
相手の動きが2パスからの3ターン目離れ2ドローエンドだったため、トリッパーからフォーミュラ+ブラゾ侵略&バルチュで3キル。

こういうのでいい。

3回戦・5Cモルト 先手×
テスタピリオドの盤面を作ってフォーミュラから盾を割りに行って火噴くでフォーミュラ爆散。
盾の総数を減らすためにテスタ1点、ファンタジア被弾。
返しにジェ霊ニーでピーハンされ、次ターントップがアーテルだったためキープ。
そしてドラサイザーディモルトから好き放題されて負け。

最近5Cに被弾しまくってこういう負け方しかしとらん。

4回戦・アバク墓地ソース 後手○
相手が明らかに大会慣れしてない人だったのでいつもより丁寧にプレイ(したつもり)。
零龍が見えてる状況で鬼札アバクを初手に置かれて全てを理解。
相手先2キャディ。それに対してテスタトリッパーの盤面を作り、ブラゾが手札に嵩張ってたためトリッパー攻撃時にキャディでランプしつつ小型ビート。
ターン終わりに相手がジャッジに裁定を確認した時点でガイアッシュの存在を確信。
そして相手はチャージエンド。
返しにフォーミュラ+バルチュで過剰打点を叩き込みに行く。

フォーミュラ2点。

!?!?!?

「いや俺この展開で負けるのかよ…」と思ってたら、

「アバク召喚で、墓地5枚増やします」

「今、鬼タイムですよね?」

「あっ…

…アバクで上から3点で」

パリーン……


fin.

5回戦 巨大天門 先手○
テスタトリッパーの盤面を維持しつつ、心置きなくソウルやザヒートで単騎を掘りに行く展開。

しかしなかなか単騎が見えず、相手は7マナに到達。
エモーショナルハードコアでアーテルゴルギーニを宣言され、単騎の現物を直接引かないといけない状況に。

そうこうしている内に次のターンには9マナでムザルミを出される盤面。このターンで詰めるしかない。

そして祈りを込めたトップドロー。





最高だお前は。


ここで1敗ラインのプレイヤーが8人以下となったため5回戦で予選終了。

4-1、5位上がり


本戦1回戦 赤青マジック 後手○
相手はビブラートスタート、自分は2パス。
そして演奏テスタで手札を整え、そのまま演奏からバーシチェンジ。
ファイアで演奏出しバーシアンタップ付与しつつ1点。
盾からクロックをトリガー。

返しにトリッパー召喚、クロックをバーシに自爆特攻させ、トリッパーでバーシ攻撃時にブラゾ侵略で3面処理してエンド。

相手は少し悩みながら稲妻ポン置きエンド。
それに対して自分はアーテル召喚、稲妻処理しつつ墓地を肥やしてエンド。
相手はバーシ召喚、演奏の封印を剥がしつつバーシからコルフレで手札を回す。そしてバーシチェンジメイジンまで、メイジンをアーテルでブロック。
ただ相手はいくら山を掘っても2枚目のメイジンorファイアにアクセス出来なかったためか、リーサル打点ができずにターンを終える。
返しにザヒートからの複数侵略で禁断解放させて相手のLOで勝利。

準決勝 ミラー 後手○
お互いにテスタが出せず、相手のピリオドが先に着地する展開。ピリオドからフォーミュラ侵略で2点割られるも、クロックをトリガーしターンが返る。
そして自分はトリッパーからフォーミュラ+ブラゾ侵略で相手のフォーミュラを封印しながら盾を2枚削る……


しかし相手は後続のアタッカーが無く、テスタを盤面に置いてこちらの展開を咎めてターンを返す。

そして自分は、考える。
何をケアできるか、返しに何を出されて走られるか。
いずれにせよ自分の盤面だけで相手を刺す打点は揃っている。
下バイクを出してヴィオラ1枚分ケアするか、テスタ出してターン返しても相手が侵略できない状況を作るか。

自分はテスタを召喚した。
そしてフォーミュラで2点、
しかしここでヴィオラを踏んでしまいリーサルは無くなってしまうも、テスタを残したまま盾を割り切ることはできた。
これで相手がリーサルを作るにはピリオド2枚目orアーテル要求となった。

「ラストターン!」

そう言いながら相手はドローする。

(ああ…引かれてるのか、じゃあ盾にお祈りか)

そして相手は3マナタップ。



トリッパー召喚で

……………ん????


「あっ」

相手は、目の前のテスタの存在を忘れていた。
侵略はできないしバルチュリスも出ない。
盤面は3体、自分の盾も3枚。

つまり、リーサルは無い

相手は今起きたこと全てを受け入れた様子で記念に自分の盾を全て割り切り、そしてそのまま投了。

(ちなみに盾にトリガーは無かった。危うく負ける所だったw)


そしてふと横の盤面を見れば、散々環境で猛威を振いまくっている赤青マジックがかわいそうに見えるほどの光のブロッカー集団に制圧され、この勝負の結末は見るまでも無かった。

そしてその天門使いは、神結

「デュエマのカバレージライターといえば?」という話題には絶対に挙がるであろう言わずと知れたライター界の鉄人である。
自分のようなただ文章を書く人間とは違い、デュエマの腕もすごい。

神結さんと対面するのは実はこれで2回目、しかも自分がライターを目指してちゃんと知り合ってから初めてデュエマをするぐらいである。

しかし天門対バイクはどちらかが構築を寄せない限りは、かなりお互いの引きによって勝負が変わるため一概にどちらが有利とは言いづらいマッチアップである。
バイクがメタでしっかりゲームを繋いで単騎を絡められるか、天門がバイクの見せた隙をしっかり拾い上げられるか。

カバレージライター同士の試合ではあるが、お互いにそれをあまり意識しないまま淡々とゲームの準備を進めた。
ただただ自分はCS決勝を楽しもうとした、なんならもうこの時点で楽しかった。

決勝 巨大天門 先手

1本目
順位先攻だった自分は、その利をしっかりと活かす。
先2テスタ先3トリッパー、そしてザヒートからアーテルを拾い、単騎連射マグナムを迎えに行く準備を徹底的に行う。

神結さんの4ターン目の動きはフェアリーパワー、手札を減らさずにマナを伸ばしてターンを返す。

そして自分はトップで引いたザヒートを召喚し、単騎の現物を抑えに行く。
相手のデッキにステゴロカイザーが入っていることを準決勝の隣の卓で確認しているためだ。
しかし、まだ単騎は見えない。このターンはアーテルの2枚目を拾って終える。

ここから天門がどれだけ追加でブーストを撃ってくるかでゲームの流れは変わる。
盤面がテスタ+トリッパーの場合はテイクバック+スターゲイズゲートの動きができる8マナか、ムザルミブーゴが出せる9マナがデッドラインである。

しかし、神結さんはここでチャージエンド。

勝機。
これを見逃してはならないと言わんばかりにアーテルを送り出し、4枚墓地落としと4以下蘇生を選択。しかしここでも単騎は見えない。
このターンはトリッパーを出して公開領域を1枚でも多く広げて返す。

未だに追加のブーストが引けない神結さんはひたすらチャージエンドを繰り返す。
そしてその返しにアーテルの2枚目を送り出す。

しかし、まだ見えない。
そして山が薄いため、ザヒートも出せない状況。
再びトリッパーを蘇生。残り封印は1枚。

まだターンの猶予はあるため、殴らずにエンド。

そして神結さんは考える。
エモーショナルハードコアを出すかどうかを。
ただ、この盤面に限ってはエモーショナルハードコアはクリティカルな一手にはなり得ない。
単騎マグナム宣言は封印1枚の前では意味を成さず、禁断宣言も結局は圧倒的な盤面の数に屈してしまう。
ここで下手に出すより単騎が無いことに賭けて踏んだ時に確実に勝てる状況を作るべき、と考えた神結さんはそのままチャージエンド。

しかし、まだ見えない。
次の相手の使用可能マナは8マナ、テイクバック+スターゲイズの線が残っている。
それを咎めるために抱えていた2枚目のテスタを出し、事実上の制限時間ギリギリまで待つ。

そして神結さんのマナが9マナとなり、ターンが返る頃にはムザルミが着地してしまうため、次が本当のラストターンとなる。
ここで引けない場合は、そのまま特攻せざるを得ない状況となる。

運命のトップドロー。





自分は冷静に、声を上げる事もなく、この勝負を終わらせる引き鉄を引いた。

神結さん「負けw」

長い試合ではあったが、お互いに切り替えて何も語ることなく2本目へと進めていく。


2本目

神結さんの先攻、
こちらの手にテスタがいなかったため、単騎まで溜める進行が難しいゲームとなる…はずだった。

神結さんの3ターン目、チャージエンド。

これにより、自分は1ターンの猶予ができた。
すかさずトリッパーを召喚。
細い線ではあるが、ギャラクシーチャージャーからのGio巨大の上振れを許さない。

未だにブーストを引かない神結さんは再びチャージエンド。
次のターンが来ても、スターゲイズの展開ができない。

そして自分のターン、今日一番ぐらいに考えた。
本来この状況はあまり考えることは無いはずだが、考えるカードを引いてしまったのだ。



そして自分は覚悟を決め、弾倉に弾を込めた。


神結さんの構築にステゴロが入ってるということは、テイクバックの枚数が削られている可能性が高いことに繋がる。
つまり、この動きが通りやすくなる所まで考えた。
こちらとしては分の良い勝負となる。

単騎を出した瞬間、神結さんの表情が歪んだ。

そしてドローをした後、

「マジか……」

思わず声が出る。
神結さんはその目の前の単騎をどうすることもできずにターンを終える。

単騎が生き残ったまま自分のターンが返り、自分はザヒートで確実に6打点を作りに行く。
しかし、ザヒートでブラックゾーンは見えない。ここはフォーミュラを回収し、そのままザヒートからフォーミュラへ侵略。
ここでもブラックゾーンは落ちず、神結さんは少しだけ安堵した様子だった。

が、安心したのも束の間、

トリッパーから2枚目のフォーミュラへ侵略

リーサル+1

この弾丸は、止まらない。



神結さんは全てを受け入れ、

固い握手でこのCSを終わらせたのであった。



4度目のCS優勝、600pts。
0.6倍とはいえ、長期間調整してた山でようやくCS優勝できて本当に嬉しかった。
なんだかんだで決勝が一番ヒリついたゲームができて楽しかった。
環境が変なことにならない限り、こいつをしばらくは擦ることになるだろう。


この日の飯

すばるさんらについて行って、大宮の美味しいラーメン屋へ。(店名忘れた)
本当に美味しかった。

そして食べ終わった直後、

すばるさんからモンスターが配給された。
お腹が膨れた後に飲んだため、帰りが少し苦しくなった。
あとそれのせいか帰宅後、ちょっと頭痛くなった。

本日の曲

https://music.youtube.com/watch?v=KjT1VHwM7qU&si=dNFVFOafev6qzT5T

控えめに言って神。

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